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就活コラム
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OB(OG)訪問とは?就活でOB(OG)訪問が大切な理由とは

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就活のなかで、先輩に絶対にやったほうがいいよと言われるOB(OG)訪問。
しかし実際のところ、OB訪問は面倒くさいと感じている学生もいるのではないでしょうか。内定をもらうために必須の条件ではないし、気が向いたらでいいかな……。しかし、OB訪問は行なったほうがいいと言われるのには、それだけの理由があります。そこで今回の記事では、OB(OG)訪問とはなにか、就活でOB(OG)訪問が大切な理由について説明します。

目次

  1. OB(OG)訪問とは
  2. OB訪問の目的とは?なんのためにするの?
  3. OB訪問はしなくても内定はもらえるのか
  4. OB訪問の時期はいつからがベスト?
  5. OB訪問をするときの注意点
  6. まとめ

OB(OG)訪問とは

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OB訪問とは、簡単にいえば企業で働いている大学やサークルの先輩に会いに行き、働いている企業や社会人生活について教えてもらうことを指しています。同じ大学やサークルの先輩が就職した企業の話を聞くことによって、エントリー要項やネットに掲載されていない、現場の生の声を聞くことができます。
また、自分が行きたい企業にOBがいる場合は、実際にその企業で働いている人の話を聞くことができるので、さらに大きなメリットを得ることができます。募集要項に記載されている仕事内容だけでは、毎日どのような仕事をしているのかを把握することはできません。労働環境、人間関係、仕事の面白さなどは、現場の声を聞くことが一番早いですよね。そのため、志望する企業があれば、本当に自分が思い描いているような企業なのかを知るためにも、OB訪問は非常に大切なのです。

OB訪問の目的とは?なんのためにするの?

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OB訪問の目的にはいくつかの目的、つまりメリットが挙げられます。OB訪問に行かなくても良いと考えている学生のほとんどが、このメリットを感じることができないために、OB訪問という手間を渋ってしまいます。そこでまずは、OB訪問の目的とはなにかについて見ていきましょう。

将来のやりたいことをより明確にする

OB訪問をするときに、必ずしも年齢の近い人に行くわけではありません。訪ねるOBが、すでに社会人経験が10年以上あり、管理職に就いているということも。その場合、就活とは関係なく、これからの将来の相談も併せてすることができます。もちろん、年齢が近い社会人の方でも人生相談はできますが、10年後、20年後の将来を相談するという点では、社会人経験10年以上の人に聞くほうが早いこともあります。

現場の声を聞く

OB訪問における一番の目的は、現場の声を聞くということです。企業の応募要項に記載されている内容では、実際の仕事内容を理解できたとは言えません。どれだけ華やかな業界や企業に就職しても、就職して2~3年は地味な仕事しかできないこともあります。そのため、まずはその企業がどのような企業で、どういう仕事を行うのかをOBに直接聞くことが重要になります。入社した後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、本当に自分が求めている仕事なのかどうかをしっかりと把握できる機会を作りましょう。

就活のアドバイスを得る

社会人の先輩は、企業に就職しているのであれば、そのほとんどが就活を経験しています。つまり、受かった企業や落ちた企業の情報を持っているということです。就活生向けの本に記載されていることも参考にはなりますが、すべての企業に通用するわけではありません。そのためOB訪問では、就活で気をつけるべきポイントなど、就活のアドバイスを得る目的もあります。企業によって求められる人材は違うので、どのような企業分析をすればいいのかを、OBからしっかりと学びましょう。

社会人になった後の繋がりをつくる

OB訪問には、社会人になった後の繋がりをつくるという目的もあります。社会人になると、仕事が忙しく、意外と交流の輪を広げるのが難しいものです。しかしOB訪問で先輩と仲良くなっておくことで、交流の輪を広げるきっかけになります。本来の目的とは少しずれますが、OB訪問の副産物として、就活後の財産となります。

OB訪問はしなくても内定はもらえるのか

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OB訪問には多くのメリットがありますが、デメリットは基本的に手間がかかるという程度です。そのため、できる限りOB訪問はすることをおすすめします。しかし、OB訪問をしなければ第一志望に内定をもらうことはできない、就活で失敗するのかと言えば、そんなことはありません。自分の志望する企業にOBがいない可能性は当然あるので、OB訪問はあくまでも内定を獲得するための一つの方法です。ただし、就活は人生の大きな分かれ道でもあるので、できるだけ希望の企業に内定をもらうための努力は行うといいでしょう。

OB訪問の時期はいつからがベスト?

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OB訪問に明確な時期はありませんが、大学3年生の2~3月前後には行っておくことをおすすめします。大学4年生になると、いよいよ就活が本格化してくるので、ゆっくりOB訪問をする時間もなくなってしまいます。
また自己分析や業界が決まっていない場合、エントリーシートをどの企業に提出するかを決めるのも大変です。OB訪問をすることで、どの業界に行きたいのか、どの企業に行きたいのかを定めることができるので、ある程度余裕をもって行なうようにしましょう。

OB訪問をするときの注意点

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学生にとってOB訪問は大きなメリットになりますが、必ずしも社会人にとってはメリットにならないこともあります。また時間を確保してもらうのであれば、最低限の礼儀は必要になります。そこでここでは、OB訪問をするときの注意点をいくつかご紹介します。

事前にアポイントをとる

OB訪問では、必ず事前にアポイントをとりましょう。仮に以前仲の良かった先輩であったとしても、事前のアポイントなしでいきなり会いにいくことは避けましょう。また、事前にアポイントを取ることは自分のためでもあります。事前にアポイントをとらずに会いに行って留守だった場合、二度手間になってしまいます。お互いの貴重な時間を無駄にしないためにも、事前にしっかりと会う時間を確保しておきましょう。

遅刻をしない

アポイントをとったら、絶対に遅刻をしないことを心がけましょう。社会人になると、時間を守るということは当たり前になります。そのため時間を守れないというだけで、学生の頃よりもさらに信頼が落ちてしまいます。遅刻一つで評価や信頼は大きく変わります。時間には余裕を持って行動しましょう。

お礼を忘れない

OB訪問が終わったら、必ずお礼のメールや電話をしましょう。自分が時間を作ったように、相手も自分のために時間を作ってくれています。お礼の方法は問いませんが、相手に感謝が伝わるように、しっかりとお礼を言いましょう。

まとめ

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OB訪問をすることで、選考を通過したり、確実に内定につながったりするわけではないので、必要ないと考える学生もいます。しかし、就活は人生の岐路でもあります。一生勤める可能性のある企業は、できるだけ慎重に選びましょう。充実した社会人生活を送るためにも、職場環境や仕事内容などの現場の声が聞けるOB訪問は貴重な機会だと言えます。

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