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就活コラム
COLUMN

【質問例あり】合同説明会でほかの就活生と差をつける質問とは?

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ほかの就活生に差をつける、合同説明会(企業説明会)でするべき質問例をご紹介します。

多くの学生が参加する合同説明会で重要になるのは「質問」です。

質問の内容ひとつで、企業のあなたへの印象は大きく変わります。

複数の会社が同じ会場に集まっている合同説明会でこそ、効率的に行動していきましょう。

目次

  1. 合同説明会では積極的に質問しよう
  2. 【質問例】合同説明会で周囲に差をつける質問
  3. 合同説明会では避けた方がいい質問の例
  4. 合同説明会で質問をするときのポイント
  5. 合同説明会でのマナー
  6. まとめ:合同説明会での質問に困ったら

合同説明会では積極的に質問しよう

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聞く姿勢に熱意を感じる人、質疑応答のコーナーで核心をついた質問をしてくる人は企業の印象に残りやすいです。

合同説明会(企業説明会)には複数の会社・多くの学生が参加するため、印象に残る就活生はそう多くはありません。

「この学生はほかの学生と少し違うな」と思われる質問をして、就活のアドバンテージを作りましょう。

【質問例】合同説明会で周囲に差をつける質問

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合同説明会(企業説明会)でする質問ひとつで、ほかの学生よりも就活を有利にも不利にも進めることができます。

同じ企業ブースにいる学生は、就活におけるライバルになるからです。

企業の印象に残るための質問例を事前に調べておき、合同説明会ではライバルと差をつけましょう。

 

質問例1:業務内容についての質問

  • 担当されている業務のなかで、○○さん(企業担当者)が会社へ実際に入社する前とは印象が違う業務はありますか。
  • 〇〇部(希望部署)の1日のスケジュールを教えてください。
  • 新卒社員と入社5年目の社員で、任される業務内容にどのような違いがありますか。

業務内容を理解することで、自己の成長につながる仕事ができるかどうかを確認することができます。

実際に自分が志望する部署のスケジュールを質問することで、かなり具体的なイメージをつかむことができるからです。

企業側にも会社への入社後を見据えて就活をしていることが伝わり、印象に残りやすいです。

 

質問例2:社風についての質問

  • 御社を一言でたとえると、どのような企業だと思われますか。
  • 御社では、社内イベントが1年間にどれくらいありますか。

合同説明会(企業説明会)で質問することで、企業の社風を把握することができます。

とくに「一言でたとえると」という質問をすることで、企業担当者も社風を提示しやすくなります。

たとえば社内イベントが多い場合はアットホームで社員間の交流を大切にする企業、少ない場合は個人主義・成果主義の企業であると判断することができます。

企業側も、社風とマッチング度合いの高い就活生を多く採用したいと考えているので、双方の利益となる質問です。

 

質問例3:志望理由についての質問

  • 〇〇さん(企業担当者)は、数ある企業のなかで、どのような理由で御社を選ばれたのですか。
  • 学生のころ、どのような就活の軸を持って就活されていたのかを教えてください。
  • これまで担当されてきて、最も心を動かされた学生の志望理由を教えてください。

志望企業から内定を貰った先輩に、どのような志望理由を持っていたのかを聞くことは、自身の就活を成功させるヒントになります。

あるいは採用担当者がどのような志望理由に心を動かされたのかを知れば、就活で武器にすることができます。

 

質問例4:やりがいについての質問

  • お仕事を続けるなかで、どのようなときにやりがいを感じますか。
  • お仕事のなかで、最も大変だと感じるのはどのようなときですか。

実際に企業で働く社員が感じているやりがいは、会社への入社後あなたが実際に感じるやりがいに近いです。

業務内容や社風に繋がりやすい部分であり、企業側も就活生とのマッチングを重視したいため、積極的に答えてくれます。

マナーとして、質問後には「ご回答いただきありがとうございます。やりがいのあるお仕事なのですね」とお礼をすることも忘れないようにしましょう。

 

質問例5:ほしい人材についての質問

  • 自分の後輩として入ってくる新卒入社員に、どのような適性があれば一緒に働きやすいと思いますか。
  • どのような性格の人なら、○○部にいち早く馴染めるでしょうか。

合同説明会(企業説明会)に来ている企業担当者ならどんな人と働きたいかを質問することで、現場が求める人材像を把握することができます。

注意点として、採用したい人物像について企業の就活サイトに掲載されていることがあります。

企業情報をチェックしたうえで、具体的な質問をすることを心がけましょう。

 

質問例6:新卒入社1年目の仕事内容についての質問

  • 新卒採用で御社へ入社した社員が、1年間でどのような業務を担当するか教えてください。
  • 新入社員が一人で営業にいくことはありますか。

新卒入社1年目にどのような仕事を任せるのかについて知ることで、よりリアルに働く姿をイメージできるようになります。

たとえば営業職のなかでも、会社へ入社した直後からソロ営業をさせる企業もあれば、メンター制度のもとでメンターとペアで得意先を回って顔を覚えてもらう企業もあります。

企業側にも、社会人として働く姿をイメージできている就活生は好印象に映ります。

 

質問例7:女性管理職の有無についての質問

  • 御社には部長以上の管理職において、女性が就任している部署はありますか。
  • 女性管理職の割合を教えてください。

女性のキャリアアップがどれくらい可能なのかという目安をつけるために、この質問は有効です。

男性と肩を並べて働きたい女性は、このような質問をしてみてもよいでしょう。

企業に貢献しようとする姿勢も見られるため、会社への入社意欲アピールにもつながります。

 

質問例8:企業担当者の失敗経験についての質問

  • 〇〇さん(企業担当者)が御社へ入社されてからの失敗経験と、それを乗り越えた方法を教えてください。
  • 御社の新入社員が最初にぶつかる壁はなんですか。

会社への入社後にどのような失敗の可能性があり、先輩社員がどのような方法でそれを乗り越えたかを知りましょう。

先輩社員が経験した失敗談は、新卒入社後に自分が経験する可能性があるからです。

同じ状況になったときの打開策を準備することが可能になります。

企業側にも、失敗に立ち向かおうという姿勢をアピールすることができ、好印象です。

 

質問例9:社員の定着率についての質問

  • 御社の入社5年後の定着率を教えてください。
  • 御社の定着率が高い理由について教えてください。

会社へ入社後の仕事環境について気になる場合は、マナーと企業担当者に配慮して質問してみましょう。

離職率を知りたいけれど、ネガティブな言葉を使いたくない場合は定着率というポジティブな言葉を使いましょう。

 

質問例10:業界の今後についての質問

  • この業界では5年前と現在を比較して、どのような変化を感じられますか。
  • この業界は10年後、どのように変化していくとお考えですか。

合同説明会(企業説明会)には複数の企業が参加しているため、業界についてより深く知るチャンスです。

業界の「過去」と「未来」を現役社員に質問することで、将来性のある業界か、変化の大きな業界なのかを具体的に把握することができます。

業界の動向を深く知ろうとする姿勢は、意欲のある就活生として企業にも好印象を与えます。

合同説明会では避けた方がいい質問の例

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合同説明会(企業説明会)での質問には、就活を不利にするものもあります。

企業担当者から悪い印象を持たれないためにも、質問の内容には注意が必要です。

合同説明会では避けた方がいい質問例を紹介します。

 

調べればわかる質問

企業のホームページや資料などを確認すればわかる内容に関する質問をするのは控えましょう。

時間が無駄になるだけでなく、企業研究ができていないと悪い印象を与えてしまうからです。

説明会も企業研究のひとつではあるものの、最低限のことは調べておきしょう。

基本的な情報を身に付けたうえで質問をしなければ、今後の選考につながる情報は得られません。

 

残業時間に関する質問

・社員の時間外労働の平均時間を教えてください。

・繁忙期はどれくらい残業する必要がありますか。

会社へ入社した後のことを考えると残業時間は気になるのが当然ですが、合同説明会(企業説明会)でする必要はない質問です。

担当者によっては「働きたくない学生」「やる気のない学生」という印象を持つ可能性があるからです。

どうしても気になる場合は個人的に話を聞くか、内定を貰ってから質問しましょう。

 

待遇についての質問

・○○さんは、どれくらいの給料をもらっていますか。

・役職に就くと手当はどれくらい支給されますか。

・新卒の手取りの給与を教えてください。

給与面についての質問は、基本的に合説で質問するのは避けましょう。

求人が出ている場合は新卒の給与が明示されているからです。

給与に関する質問はデリケートなうえ、個人情報にもあたります。

担当者次第では印象を悪くする可能性があり、控えた方が無難です。

合同説明会で質問をするときのポイント

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合同説明会(企業説明会)で質問をするのはポジティブな印象を残すチャンスです。

企業側に好印象を与えるために、抑えるべきポイントを紹介します。

  • 具体的な質問をする
  • 企業担当者の話を掘り下げる
  • 挨拶・自己紹介・お礼を忘れない

 

具体的な質問をする

質問の意図が汲み取れるよう、質問内容はできる限り具体的なものにしましょう。

抽象的な質問の仕方をされると、企業側も答えにくくなってしまうからです。

「採用担当をしているなかで、いい意味で印象に残った学生はどのような学生でしたか」など、具体的な質問をすることで企業側も回答しやすくなり、好印象を与えることができます。

 

企業担当者の話を掘り下げる

企業説明の際に担当者が話していた内容を掘り下げると、きちんと説明を聞いていたという好印象を残すことができます。

合同説明会(企業説明会)の質疑応答は、企業ブースにて企業担当者がひととおり企業説明をした後に行われるからです。

ここで注意したいのは、企業説明で話した内容と同じ質問をしないということです。

担当者の話を聞いていたという前提での質問でなければ、ただ話を聞いていなかった学生という印象を残してしまいます。

 

挨拶・自己紹介・お礼を忘れない

自分の出身校名、氏名を述べてから質問しましょう。

多くの就活生と接することになる採用担当者が、名前を知らない就活生の印象を覚えておくことはできないからです。

自分と出身大学の両方の名前を言った上で、丁寧な言葉遣いの質問を心がけましょう。

また、回答をもらうことができたら、必ずお礼を述べましょう。

礼儀のしっかりした就活生という印象を残すことができます。

合同説明会でのマナー

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合同説明会(企業説明会)には守るべきマナーが存在します。

最低限のマナーを身につけていることは、就活をおこなう大前提です。

  • 「質問しない」はなるべく避ける
  • 到着時間には気を付ける
  • 聞くときの態度に気を付ける
  • 携帯電話の電源を切る
  • 周りの人たちにも気を配る

企業担当者から「無礼な学生」と思われないために、気をつけるべきポイントを紹介します。

 

「質問しない」はなるべく避ける

質問することはその会社に対して興味を持っていることの表れになり、採用担当者に好印象を与えます。

採用担当者も数多くの就活生を相手にしているため、一人ひとりの顔と名前をはっきりと覚えることはできないからです。

少しでも自分のなかで不安や悩みを解消させ、また採用担当者に印象を与えるためにも、「質問しない」はなるべく避けた方がいいでしょう。

 

到着時間には気を付ける

会場には時間に余裕を持って到着するようにしましょう。

ギリギリの着席では時間管理がしっかりできていない印象を与えることになるからです。

注意点として、極端に早く到着してしまうと会場の準備が整っていないこともあります。

入場可能時間が指定されている場合は、そのとおりに到着するようにしてください。

 

聞くときの態度に気を付ける

企業担当者の話を聞く姿勢には十分に気を付けてください。

たとえば、腕組みをすると威圧的な印象を与えてしまいますので控えましょう。

メモに集中しすぎてしまうことも注意が必要です。

企業担当者が話している内容をメモすることは大切ですが、ずっと下を向いているといい印象を与えることができません。

 

携帯電話の電源を切る

説明会を聞いている最中に携帯電話の電源を切ることは最低限のマナーです。

もし携帯電話が鳴ってしまったらすぐに謝罪してください。

間違いは誰にでもあることですが、そのときにどのような対応ができるのかも見られているので、何よりも素直に謝ることが大切です。

マナーモードのバイブ音もはっきりと響いてしまいます。

ほかの人に迷惑を掛けないためにも、必ず電源は切っておきましょう。

 

周りの人たちにも気を配る

最低限のマナーとして、周囲に迷惑をかけないように心がけましょう。

休憩の時間も、自分にとってはゆっくりする時間かもしれませんが、ほかの人にとっては企業の説明を聞く時間であることを肝に銘じておきましょう。

質問タイムにおいて一人でいくつも質問する人もマナー違反です。

説明会は自分をアピールする機会にもなりますが、自己中心的になり過ぎないよう周りに気を配ることも忘れないでください。

まとめ:合同説明会での質問に困ったら

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ここで紹介した質問例は、あくまでも例に過ぎません。

実際に合同説明会(企業説明会)に参加したときに、説明を聞いているときに突然質問が頭によぎることもあります。

「この質問はしていいのかどうか……」と悩む学生は、この状況を改善するためにも、実際に合同説明会に参加することが効果的です。

Meets Company では座談会形式の合同説明会を開催しております。

ほかの参加者はどんな質問をしているのか、またその質問への企業側の反応はどうかを記録しておきましょう。

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