【例文あり】自己PRで努力家をアピールするために押さえておきたいポイント

自己PRで努力家を長所としてアピールしたい学生は多くいます。しかし、伝え方を誤ると自己中心的というイメージを与えかねません。企業に属するには協調性もチェックポイントとなるため、努力家を上手に伝える必要があります。

そこで今回は、自己PRで努力家をアピールする際の効果的な伝え方を解説していきます。

努力家を上手に伝えることができれば、企業側にイメージをアップさせることができるのです。例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

努力家とはどのような人を表しているのか

努力家とはどのような人を表しているのか

努力家を自己PRで伝えることは、企業側にとっては非常に好印象となります。

しかし、企業側は何を基準に「本当にこの人は努力を惜しまない人だ」と判断するのでしょうか。

色々な人と関わりながら働く企業では、どんな困難にも立ち向かう姿勢は合否の基準の1つです。そこで、まずは努力家がどのような人を表しているのか、以下で確認しましょう。

目標がはっきりしている人

努力家とは、自分が目指すべきゴールが見えている人のことを指しています。

「TOEICで700点を取る」「バスケットボールの選手権で優勝する」「履修しているすべての教科のテストで90点取る」など目標がはっきりしていると、自分がどこを目指しているのかが明確になります。

がむしゃらに頑張ることも重要ですが、自分のミッションを意識して、その上でそこに努力できる人を企業は求めています。努力家の人は、ミッションを乗り越えるために、自分自身に課題を与えることができる人です。

反骨心がある人

努力家とは、目標や課題に対してガッツがある人のことを指しています。自分で課した目標や課せられた課題に対して、簡単に諦めない強さを持っています。

そのため、「自分にはできない」「時間がなくてできそうにない」「時間が足りなくてできなかった」という言い訳は決してしません。

努力家の人は、定めた目標をやり抜く「強い精神」を持っています。

自分に厳しい人

簡単に弱音を吐かない人も努力家の特徴の一つです。自分に厳しい人は、「誰かが助けてくれる」「できない分はできる誰かがやってくれるだろう」という人任せの考えを持っていません。

そのため、努力家は課題や目標を達成するための作戦をあれこれ考えることができます。

また、努力家の人は模索しながら見つけた答えを行動に移すことができるため、努力をし続ける強さがあります。

失敗を恐れない人

努力家の人は、失敗を恐れません。自分が目指しているゴールや課題を達成するために、挑戦することができるのが努力家の特徴です。

「失敗したらどうしよう」「成功するかどうか分からないからできない」といった弱気な姿勢を見せないのが努力家と言えるでしょう。

また、例え失敗をしたとしても、その失敗を次に活かすことができるのも努力家のセールスポイントです。

努力できる環境を整えている人

努力家の人は、努力ができる環境を整えています。そのため、「時間がないから目標が達成できなかった」「風邪をひいて課題に取り組めなかった」という言い訳をしません。

努力家は、どのような状況を作れば任務や責務が達成できるのかを考えて行動に移すことができます。そのため、努力家の人は目標を達成できる状態を自ら作り出します。

努力家であることをアピールするときの注意点

努力家であることをアピールするときの注意点

企業に良いイメージを与える努力家ですが、伝え方が悪いと逆効果になることもあります。

「努力家を自己PRでしっかり伝えたのに落ちた」「努力を惜しまず結果を出したのに内定がもらえなかった」という人には、実はある共通点があります。

自分の長所を上手にアピールするために、以下の2点に気を付けてください。

協調性が無いと思われてしまう可能性がある

どんな目標にも立ち向かう姿勢は、自己PRでは魅力的と言えます。

しかし、その目標を達成するために周囲とのコミュニケーションをおろそかにしてしまう場合は、社会・会社のなかで協調性に欠けると判断されかねません。

「周りになんと言われようが気にしない」「目標を達成するためなら周囲の意見なんて聞く必要がない」というような考えは、社会・会社・企業では浮いた存在になってしまいます。

会社では周りとの助け合いが非常に重要となってくるため、周囲との協調性が必要です。

そのため、自己PRの場では企業側は「目標に対して周囲と話し合いながら努力ができる人なのかどうか」を見極めています。特に部活動を行っていた場合は、チームと協力しながら努力できたかどうかを振り返ってみましょう。

接しにくい人だと思われてしまう可能性がある

人の意見を聞かない人は、仕事では接しにくいと企業側に判断される可能性があります。

「周りにアドバイスされたくない」「自分には自分のやり方がある」など、一匹狼状態で努力をしていると、会社では扱いにくい存在として見られることもあるでしょう。

いくら努力家の人でも、同僚や上司・得意先とコミュニケーションが取れない人は実績が伴わなくなる可能性があります。そのため、能力がある努力家でも人の意見やアドバイスを真摯に受け止められない場合は内定をもらうことが難しいでしょう。

話しやすい・アドバイスしやすい努力家のほうが、「この先一緒に仕事がしやすいだろう」と企業は判断します。努力を惜しまない人はイメージアップにもつながりますが、「この人と一緒に仕事がしたいかどうか」企業側は自己PRで見定めています。

努力家を魅力的に伝えるためのポイント

努力家を魅力的に伝えるためのポイント

努力家をより効果的に伝えるには、ポイントが4つあります。どのように自己PRでアピールすれば企業側にインパクトを与えることができるのか、以下を参考にしてください。

いつまでも内定がもらえない人や書類審査でいつも落ちてしまう人は、特に以下のポイントをチェックしてください。以下の4つはどれも見落としがちな重要ポイントです。

努力家を自分の言葉で表しましょう

自己PRで努力家である強みを売り込む場合、マニュアル通りにならないように気を付けましょう。インターネットや参考書の文章をそのまま引用してしまうと、オリジナリティがないことが企業側にはすぐに見抜かれてしまいます。

「大学4年間は勉強を頑張りました。」だけでは受験者が本当に努力家かどうか見極めることはできません。

自分なりにどのように工夫したのかを伝えることが重要ポイントです。

自己流の努力方法を詳しく伝えることで、オリジナリティのある自己PRができるはずです。

結論は最初に伝えましょう

自己PRで努力家という長所を伝える時は、まずは結論から告げましょう。

書類審査の場合は、企業側は何十人・何百人・あるいは何千人という自己PR文をチェックします。

だらだらとした自己PRは強みや長所が何なのか企業側に伝わりにくいため、最後まで自己PRを読んでもらえる可能性が低くなります。

しかし、最初に結論が書かれているとその人の長所を企業側がパッと見て理解することができます。

「この受験者はこれから自己PRで何を伝えようとしているのか」を先に企業側に伝えれば、企業側も「なぜこの受験者がその強みを持っているのだろう」と興味を示してくれるでしょう。

エピソードを5W1Hで伝えましょう

自己PRで自分の強みを伝える際は、エピソードを交えるとより説得力のある自己PRが書けるようになります。ただし、その際は以下の5W1Hを必ず含めると、より読みやすくなります。

  • W(when・いつ)
  • W(where・どこで)
  • W(who・誰が)
  • W(what・何を)
  • W(why・なぜ)
  • H(how・どのように)

 

5W1Hを含めた自己PRはよりオリジナリティを出すことができるため、他の誰のものでもない自分だけのPR文を作ることができるでしょう。

また、5W1Hを意識して使うことで、企業側に自分が努力した経緯や理由が伝わりやすくなります。企業側も情報を整理することができるため、自己PRの内容をより早く把握してもらうことができるはずです。

努力家であることが仕事にどう活きるのか伝えましょう

自己PRは今まで努力してきたことだけを紹介する場ではありません。ただし、自分自身が努力家であることを伝えるためだけの場でもありません。

企業側は、「努力家という取柄をどう仕事で活かしてくれるのか」「この先どう活躍してくれるのか」を判断しています。

そのため、入社後にその強みを活かしてどのように働くのかをクリアーに伝えることがポイントです。その熱意を伝えることで、「5年先・10年先に、この受験者がいることで会社がもっと成長できる可能性があるのか」企業側が想像しやすくなります。

努力家が効果的に伝わる例文

それでは、上記のポイントを踏まえて努力家という長所を効果的に伝える例文を3つ紹介しましょう。自分が面接官になった気分で例文を読んでみてください。

上記のポイントを思い出しながら読むと、「この受験者なら合格だ」「この受験者は何が言いたいのか分からない」「文章にまとまりがなく読みづらい」などが見えてきます。

努力家が効果的に伝わる例文①:

私には自分で設定した目標には、どんな困難が待ち受けていても努力するパワーがあります。

大学進学のために一人暮らしをしていた私は、1ヶ月の食費を2万円で過ごしてきました。

友人との会食や飲み会は2ヶ月に1回・5000円までと決めて、普段はスーパーの特売日を活用しながら自炊をしていました。

また、ただ節約するだけでは健康を損なう恐れがあるため、健康を意識したレシピの本を購入して和食・洋食・中華など様々なジャンルに挑戦しながら料理も楽しんでいました。

好きなスイーツや友人との飲み会をセーブするのは辛い時期もありましたが、自分が決めた目標は達成したく4年間節約と自炊に努めてきました。

この努力は私にとって大きな財産となったため、御社でも努力することを決して諦めずに仕事に取り組んでいきたいです。

努力家が効果的に伝わる例文②:

私は、課題のためなら遊ぶ時間を削ってでも取り組む努力家です。

大学時代に時事問題の授業を履修していた私は、1週間に1度のレポート作成を2年間続けてきました。

生徒の数が20人という少人数制のこの授業は、パワーポイントを使って最新のニュースを英語で発表するという内容の授業です。辞書を片手に英単語を調べながらのレポート作成は、英語が苦手な私にとっては骨の折れる作業でした。しかし、この課題をやり抜いたことで英検3級の私が英検2級まで取得できるほどに成長できたのです。

このように私は課題に対して最後までやり抜く力を持っているため、仕事でもこの努力する姿勢を持ち続けたいです。

努力家が効果的に伝わる例文③:

どんな困難にぶつかっても、私は目標に向かって立ち向かう努力家です。

大学時代に4年間カフェでアルバイトをしていた私は、最後の1年間はアルバイトリーダーとして新人の教育係を任されていました。

接客態度やミス・トラブルは売上にも関わるため、新人への教育は分かりやすくすることに徹していました。また、お客様へ迷惑をかけるような接客は、何がいけなかったのかを明確に伝え続けてきました。新人が1人前になって1人で20人を接客できるようになった姿を見た時は、喜びと感動で感無量でした。

このように私は与えられた課題や目標に対して、達成するまで様々な壁を乗り越えるパワーがあります。御社でもこのパワーを活かして、仕事でも最後まで諦めない姿勢を見せ続けていきたいです。

 

まとめ

まとめ

自己PRで努力家をアピールするのは非常に効果的なことです。しかし、アピール方法を間違えると、「協調性がない」「一緒に仕事しにくそう」と判断される可能性があります。

なぜ自分が努力家だと言い切れるのか、そしてその努力をどう仕事で活かせるのかを自分の言葉でしっかり説明できれば、選考を通過しやすくなります。

また、自分が精いっぱい取り組んできたことを分かりやすく伝えれば、「この受験者と一緒に仕事がしたいな」と企業側に思ってもらえる確率が格段とアップするはずです。

 

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