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就活コラム
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エントリーシートを送る際の封筒は横書きでいいの?封筒の扱いと注意点

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エントリーシートの作成は、就活生にとって非常に重要です。希望する企業に就職するためには、まずはこのエントリーシートで採用担当者の心を掴まなければなりません。企業側が就活生のことを初めて知る情報が、このエントリーシートになりますが、実はそれよりも先に企業側がチェックしている項目があります。それが、エントリーシートを封入した封筒です。企業の採用担当者は、エントリーシートを確認するよりも先にこの封筒をチェックしています。どういったサイズの封筒なのか、封筒の色は何色か、宛名はどう記載されているのかなど、採用担当者側は意外と気にしています。企業側には一度の採用で多くの応募者からのエントリーシートが送られてきます。採用担当者は、これらを一つ一つ確認していくわけですが、エントリーシートの内容が素晴らしい人は封筒の扱いも素晴らしい傾向があり、おおよその判断を封筒の扱いだけで済ませてしまうこともあります。封を開けてもらえなければエントリーシートは確認してもらえません。企業に自身の強みや特徴をアピールするためにも、封筒の扱いにも意識し、就活を有利に進めていくことが重要です。今回は、そのエントリーシートを入れた封筒の書き方について紹介していきます。

目次

  1. エントリーシートの封筒は横書きか縦書きか
  2. エントリーシートの封筒に横書きで書く際に気をつける点
  3. まとめ

エントリーシートの封筒は横書きか縦書きか

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エントリーシートを入れた封筒に記載する宛先には、横書きと縦書きという書き方の違いがあります。そもそも、エントリーシートを入れる封筒は、一般的には白色の角形2号の封筒を選ぶのがオススメです。白色を選ぶ理由は、茶色やその他の色ですと企業側に届く他の書類と混在してしまう可能性があるからです。フォーマルな印象を与える上でも白色の封筒を選んだ方が効果的です。また、封筒の大きさは角形2号の封筒を選ぶのがオススメです。基本的にエントリーシートのサイズはA4かA3になります。これをあまり折り込まずに封入するにはA4サイズが入る角形2号の封筒を選んだ方が効果的です。この角形2号の白色の封筒をみますと、宛名を記入する箇所は横書きでも縦書きでも可能なスペースがあります。そのためどちらを選んだ方が良いのか悩まれる就活生が多くいます。では、具体的にエントリーシートの封筒における宛先の記入は、横書きと縦書きどちらが良いのでしょうか。結論から言うと、横書きでも縦書きでもどちらでも構いません。一般的には縦書きが多くなりますが、昨今では横書きの方が主流になりつつもあります。

<h3>宛名を書き進める前に確認しておくこと</h3>
ではどういった場合に、横書きと縦書きを使い分けるのでしょうか。効果的な書き方は、対象の企業によって異なります。この封筒の横書きが主流になりつつある背景にあるのが、企業名や住所にアルファベットを用いた会社が増えたことにあります。IT系やシステム関連の会社であれば、企業名にアルファベットが含まれていることも多いかと思います。また、昨今ではお洒落なビルも増え、アルファベットで構成されたビル名も多く見受けられます。アルファベットが多くなれば、横書きの宛名の方がスッキリして見えます。そのため、希望する企業の社名や住所を事前に確認し、横書きと縦書きのどちらで構成した方が効果的か、確認した上で書き進めた方がいいでしょう。

<h3>横書きと縦書きで与える印象の違い</h3>
アルファベットを含んだ宛名の記載においては、縦書きだと不格好に映ってしまう可能性があります。また、実際にエントリーシートが入った封筒を配達する担当者が読みにくく、差し戻しになってしまうこともあります。封筒の書き方には、よく言われる社会人としてのマナーというものがありますが、それよりも受け手が読みやすくキレイに映る書き方という点を重要視していただくと効果的です。

<h3>就活におすすめなのは横書きか?</h3>
このように、封筒の宛名は横書きと縦書きで与える印象が異なります。カタカナ表記であればそこまで見た目において差はありませんが、アルファベット表記が多くなるとその差はより顕著に表れてきます。一般的な社会人としてのマナーとして、封筒の宛名は縦書きというのが主流ですが、何でもかんでも縦書きにこだわるのではなく、受け手の読みやすさを意識し、横書きと縦書きを上手く使い分けていきましょう。

エントリーシートの封筒に横書きで書く際に気をつける点

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続いて、エントリーシートの封筒に横書きで書く際の注意点についていくつか紹介していきます。封筒の宛名の書き方には、社会人としてのマナーをふくんだ暗黙のルールがあります。これは縦書きにおける書き方はよく紹介されていますが、横書きにおいても独自のポイントがあります。

<h3>表面の注意点</h3>
まず表面に横書きで記載する際の注意点です。まず、住所に関しては「‐(ハイフン)」を活用せず、キチンとした番地表記を行った方が効果的です。住所における数字は、「一二三」のような漢数字でも「123」という算用数字でも構いませんが、カタカナ表記やアルファベット表記が含まれるのであれば算用数字の方がキレイに映ります。また、特に注意したいのは会社名の表記です。封筒の宛名を横書きにしたということは、アルファベットが含まれるケースが多いかと考えられますが、このアルファベットの表記は大文字なのか小文字なのか事前にしっかりと確認しておきましょう。企業によっては、頭文字のみ大文字表記や、一部分のみ小文字などといったケースも存在します。これを確認せずに間違って記載してしまいますと、企業によってはそれだけで不採用になる可能性もあります。アルファベット表記の会社名には、その会社のこだわりが含まれていますので、必ず確認しておくことをオススメします。

<h3>裏面の注意点</h3>
続いて封筒の裏面における横書きで記載する際の注意点です。横書きで記載する場合、裏面の差出人情報を記載する箇所は封筒の右下部分になります。縦書きの場合は、左下に記載しますが、これが横書きに変わると右下に位置も異なりますので注意が必要です。

<h3>改行のポイント</h3>
エントリーシートの封筒に横書きで記載する場合は、改行のポイントにも注意しましょう。基本的に一行に収まる長さであれば一行で、長くなるのであれば改行を行ってバランスを取りながら記載しましょう。ここでも受け取り側に読みやすい構成を心掛けることが重要です。住所に関しては、長くなるのであれば番地までを一行目に記載し、ビル名などの表記は改行して下に記載すると効果的です。

<h3>数字やカタカナ表記の注意点</h3>
横書きで記載する場合には、先ほどふれたように数字やカタカナ、アルファベットの表記には十分注意しましょう。「1」と「7」や「ア」と「マ」、大文字と小文字のように、間違いやすい表記は特に意識して分かりやすく記載することが重要です。ちょっとした書き方のミスによって、一歩間違えると、1階に送るものが7階に届けられてしまうこともあり得ます。これは企業側に対してももちろんのことながら、封筒を配達する担当者に向けても意識しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
エントリーシートの入った封筒は、必ず採用担当者に届き、採用担当者が封を開いて確認してもらえるように構成する必要があります。そのためには、縦書きにこだわるのではなく、希望する企業の情報をふまえて横書きで記載することも効果的です。ただ、横書きで記載する上では、今回紹介したような注意すべきポイントが多々ありますので、受け取り側がしっかりと認識してもらえるような分かりやすい構成を心掛けましょう。

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