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就活コラム
COLUMN

模擬面接とは?メリットやパターンを網羅した効果的な練習方法を紹介します

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「模擬面接ってやったほうがいいのかな?」「恥ずかしいし、面倒だからいいや。」そういった理由で模擬面接をやらない学生がたくさんいますが、やって損はありません。むしろ、何もわかっていないのであれば、初めに悪いところを矯正してくれる模擬面接を受けたほうがいいでしょう。今回は、そんな模擬面接のメリット、模擬面接のパターン、方法について紹介します!

目次

  1. 模擬面接とは?
  2. 模擬面接のメリット
  3. 模擬面接前に定番の質問は答えを準備しておく
  4. 【模擬面接】面接ではどこを見られている?
  5. 【全部やっておきたい!】模擬面接のパターン
  6. 模擬面接ってどうやるの?
  7. まとめ

模擬面接とは?

模擬面接とは、本番の面接とまったく同じ環境、手順で行うことのできる、面接の実戦練習です。最初から最後まで、一連の流れを確認することで、細かな反省点も洗い出せます。

模擬面接のメリット

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本番同様の流れと環境を経験できる

面接を成功ためには”慣れ”が絶対的に必要です。緊張で焦って失敗した経験がある就活生も多いでしょう。経験を積むことで、自信がつき、緊張もしなくなってきます。
模擬面接は本番さながらの雰囲気で面接の練習をすることができます。どのように質問されるのか、入退室のマナーなど、知っていれば本番でも焦らずに対応できるでしょう。

細かなフィードバックがもらえる

本番の面接では、フィードバックをもらえることはほとんどないです。何がダメだったのか分からないままでは、改善のしようがないですよね。しかし、模擬面接では細かなフィードバックがもらえます。直すべきところを改善することで、本番の面接の質を高めることができるでしょう。

無料でできることが多い

大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、無料でうけられる模擬面接のサービスがたくさんあります。こちらに関しては後ほど詳しく説明します。無料であっても、本番さながらの雰囲気で練習ができるので、ぜひ活用して面接の練習に役立ててみてください。

模擬面接前に定番の質問は答えを準備しておく

模擬面接の準備として、定番の質問に対する回答は用意しておきましょう。

【よく聞かれる質問】
・自己紹介
・学生時代に力を入れたこと
・志望動機
・自己PR
・長所と短所

面接では必ずといっていいほど聞かれる質問なので、回答内容についてもしっかりフィードバックをもらいましょう。

【模擬面接】面接ではどこを見られている?

模擬面接では、基本的なマナーや身だしなみ、回答内容など、面接でチェックされるポイントを重点的に見てもらいましょう。また、苦手な部分や特にチェックしてほしいポイントがある場合は、その部分を事前に模擬面接の面接官役に伝えてください。そうすることで、不安な部分のフィードバックをしっかりもらうことができ、改善につながります。
下記にて、面接でチェックされるポイントを詳しく紹介していきます。

①身だしなみ

社会人として最低限の身だしなみは整えておきましょう。「スーツがシワシワ」「寝ぐせだらけ」など清潔感のない学生は、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。第一印象はとても重要なので、さわやかな印象を与えられるよう、身だしなみにも気を付けましょう。

【模擬面接でのチェックポイント】

・スーツがシワシワになっていないか
・表情がしっかりみえる髪型か
・ネクタイがまがっていないか
・身だしなみに清潔感はあるか

②話し方やマナー

身だしなみの次に判断されるのは、話し方やマナーです。「ボソボソ話す」「目を合わせないで下ばかり見てる」「腕組みをする」「敬語が使えない」など、あからさまに態度が悪い場合は「一発アウト」になる可能性が高いです。どんなに優秀な学生であっても、チームワークを破壊しかねない失礼な態度は「実力不足」とみなされるのです。また、「目を見て、ハキハキと話す」ことが苦手な学生も多いかと思います。相手の目をみて話すのが苦手な場合は、模擬面接を何度もやり、慣れる努力をする必要があります。相手の目を見ながらはっきりと話せることは、相手から好感を持たれるための基本中の基本であり、社会人として活躍するための大きな武器です。

【模擬面接でのチェックポイント】

・聞き取りやすい声の大きさか
・早口になっていないか
・表情が強張っていないか
・目を見て話せているか
・敬語の使い方

③会話のテンポ

面接では「面接官の質問に素早く答えられる」「質問の答えが的を射ている」この2点が求められます。面接官から質問された際に、きちんと的を得た回答ができても、回答までの沈黙の時間が長かったり、反対に、素早く答えても的外れな回答になっていたりしては選考を通過することは難しいのです。「瞬時に質問の意図を汲み取って素早く答える」と言われると難しく感じますが、これらは練習量でカバーすることができます。なぜなら、面接で質問される項目はほとんど同じだからです。
面接の質問は、一般的にエントリーシートや履歴書の内容をもとに質問されます。したがって、それらを基に模擬面接で練習をしておけば本番でも問題なく回答できるはずです。予想していなかった質問をされて、上手く答えられなかったとしても、その失敗は次の選考で活かせるようになります。何度も何度もそれを繰り返すうちに、どんな質問をされてもハキハキ答えられるようになるでしょう。

【模擬面接でのチェックポイント】

・結論から話せているか
・的外れな回答をしていないか
・適切な長さで話せているか

【全部やっておきたい!】模擬面接のパターン

面接にもいろいろ種類があります。個人面接、集団面接、肯定的で優しい面接官もいれば、圧迫面接のようにリアクションのうすい面接官もいます。本番でどんな面接が来ても乗り越えられるように、模擬面接を何回もおこない、いろいろな面接パターンを経験しておくことが大切です。

集団面接

集団面接とは、就活生4〜5人程度のグループで行う面接のことです。効率よく多くの就活生を見ることができるため、候補者の足切りとして、選考の初期段階で行われることが多いです。個人面接と比べて、一人ひとりに与えられる時間が短い集団面接では、すぎず、長すぎない内容で、簡潔に要点をまとめる力が必要となります。
また、集団面接では、自分が話している時だけでなく、他の就活生が話している時も気を抜いてはいけません。面接官は、話している人以外の態度もしっかりとチェックしています。他の就活生が話している時は、その人の方へ顔を向け、頷きながら聞くなど、聞いている態度も意識する必要があります。

面接官数人

面接官が複数人いるパターンも練習しておきましょう。この練習をすることで「大人数に対するプレッシャー」に慣れることができます。また、面接官の世代やタイプが異なると、いろいろな視点から質問されることがあります。思いがけない質問に対しても、うまく受け答えできるかが重要になってきます。

模擬面接ってどうやるの?

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターでは、その大学に所属している学生であれば、誰でも無料で模擬面接を受けることができます。模擬面接を受けるためには、学校のwebサイトやキャリアセンターの受付から事前予約が必要です。就活が本格的に始まる時期は、予約が殺到する可能性がありますので、早めの予約をおすすめします。

ハローワーク

ハローワークでも、無料で模擬面接を受けることが出来ます。サポートは、ジョブサポーターと呼ばれる新卒・既卒者の就職支援の専門家が、担当でおこなうのが特徴です。
模擬面接では、入退室のマナーから受け答えの内容まで細かくフィードバックをしてくれるため、スキルアップにつながります。

就活エージェント

就活エージェントは、面接対策だけでなく、企業探しやエントリーシートの作成など、内定までの選考過程をすべて手厚くサポートしてくれます。初対面でないからこそできる「もっとここをアピールするべき」「もっとこうできるはず」という、あなたにあったフィードバックをもらえるのではないでしょうか。

就活イベント

無料で模擬面接ができる就活イベントもあります。ほとんどのイベントが予約必須なため、随時開催されるイベントの情報をチェックしておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。模擬面接は本当にメリットが大きいです。就活がモヤモヤ~としていて嫌で面倒という学生は、一歩勇気を出して模擬面接の予約をしましょう。そうすることで、課題がはっきりして、目の前のモヤが消えるかもしれません。また、就活仲間も作ることができるので、ぜひ参加してみてください!

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