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就活コラム
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OB・OG訪問のお礼メールの書き方!ポイントや注意点を例文とともに解説!

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志望する企業で実際に働いている先輩社員の話を直接聞くことのできるOB・OG訪問。先輩社員は、忙しい時間の中で就活生の対応をしてくれているので、終わったあとはきちんとお礼の連絡をするのがマナーです。今回は、お礼メールを作成する際のポイントや注意点を解説していきます。例文も紹介いたしますので、メール作成に悩んでいる就活生はぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. OB・OG訪問のお礼メールは書くべき?
  2. OB・OG訪問のお礼メール書く際のポイント
  3. OB・OG訪問のお礼メールを書く際の注意点
  4. OB・OG訪問のお礼メールの書き方と例文
  5. まとめ

OB・OG訪問のお礼メールは書くべき?

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結論、書くべきである

OB訪問後はお礼メールを送ったほうがいいでしょう。お別れする際に、直接、時間を取っていただいたことへの感謝は伝えるかと思いますが、再度お礼メールを送ることで「マナーが守れて気遣いができる」と好印象を残すことができます。また、OB・OG訪問で対応してくれた社員は、入社後の先輩になるかもしれません。入社後に気まずい思いをしないためにも、マナーを守り、きちんと感謝の気持ちを伝えて、真面目な姿勢や入社意欲の高さを改めてアピールしておきましょう。

OB・OG訪問のお礼は必ずメールで書くべきなのか?

OB・OG訪問のお礼はメールではなく、これまで連絡をとっていたツールでも構いません。
LINEでお礼を伝えるのは失礼なのでは?と不安になる就活生も多いでしょう。しかし、近年では会社内のやり取りをLINEで行う企業も増えています。OB・OG訪問のやりとりをLINEなどでしていた場合は、メール以外のツールでお礼を伝えても問題ありません。

OB・OG訪問のお礼メール書く際のポイント

OB・OG訪問の当日に送る

OB・OG訪問のお礼メールは当日に送るのが一般的です。連絡をする時間帯は、企業の営業時間内が適切です。営業時間内であっても、朝の始業直後や、昼休み前後、終業前など忙しい時間帯は避けましょう。なるべく相手の業務を妨げないよう配慮をするのがマナーです。質問メールとは違い、すぐに返信が必要のないお礼メールであったとしても、深夜や早朝にメールを送るのは避けたほうがいいでしょう。会社のメールをプライベート携帯に転送するように設定している場合があるため、迷惑になります。どうしても営業時間内の連絡が難しい場合は、「夜分遅くに失礼します」など、お詫びの挨拶を添えてください。

盛り込むべき要素

最も大切なことは感謝の気持ちを伝えることです。OB・OG訪問とは、先輩社員がわざわざ忙しい時間を割いて対応してくれています。しっかりとお世話になったOB・OGへの感謝の気持ちを表しましょう。文章全体で感謝を表している印象を与えるために、文章の最初に感謝の言葉を述べるだけではなく、最後の結びでまた感謝の気持ちを述べると良いでしょう。
感謝の言葉だけではなく、「何が印象に残ったのか」「どんなことを学べたのか」「今後の抱負」などを具体的なエピソードを交え伝えましょう。具体的な感想やエピソードを盛り込むことで、よりいっそう感謝の気持ちが伝わります。また、ただ就活で有利になるからと形式的に参加したのではなく、OB・OG訪問を通して成長できた、入社意欲が高まったと伝えることで、忙しい時間を割いて就活生を対応した先輩社員も、あなたにアドバイスをしてよかったと思ってくれるはずです。

件名は端的にわかりやすく書く

件名は、ひと目でどんな内容なのかが相手に伝わるものにする必要があります。ただ、件名が長くなりすぎてはいけません。「OB訪問のお礼」など、簡潔に内容がわかる件名を設定するように心がけましょう。これは、ビジネスメールでの基本マナーとなりますので、覚えておきましょう。また、本題の後に氏名を入れると、件名だけで誰からの連絡かが分かるので親切です。

OB・OG訪問のお礼メールを書く際の注意点

誤字脱字がないように二重チェックを心がける

誤字脱字はないか、敬語表現がおかしい箇所はないか、メールを送る前に必ずミスがないかチェックをしましょう。お礼メールで誤字脱字などのミスをしてしまっては、マイナスな印象を与えてしまいます。これは社会人になってからも意識しなければならないことです。メール作成が終わったらそのまま送信してしまうのではなく、一度自分で読み直す癖をつけるようにしましょう。

相手の名前や企業名を要確認

企業名・担当者名を間違えることは絶対NGです。名前のミスは失礼にあたりますので、必ずメール作成後に誤りがないかチェックする習慣をつけましょう。また、会社名などを省略するのもNGです。宛名は正式名称で正しく記載する必要があります。

OB・OG訪問のお礼メールの書き方と例文

お礼メールの例文

(件名)OB訪問のお礼 ◯◯大学 △△(自分のフルネーム)

(本文)
株式会社△△
人事部 ◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部◯学科の(自分のフルネーム)です。
本日はご多用のところ、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

△△様のお話から自分のビジョンがはっきりとし、さらに貴社で仕事をしたいという気持ちが強まりました。
特に今日の(具体的な話)は、非常に勉強になりました。
これから△△様からいただいた貴重なお話を参考に、さらなる企業研究を進めて参ります。
またご相談させていただくこともあるかと存じますが、その際は、ご指導よろしくお願いいたします。

本日は丁寧にご対応くださいまして、誠にありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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【大学名】
【氏名】
【電話番号】
【メールアドレス】
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件名

件名は、一目でOG・OG訪問のお礼の連絡だと分かるようにしましょう。本題の後に氏名を入れると、件名だけで誰からの連絡かが分かるので親切です。

宛名

送付相手の会社名⇒部署名⇒名前を順に書きます。会社名や部署名は必ず正式名称で記載しましょう。

本文

印象的な話や具体的なエピソードを盛り込んで感謝を伝えましょう。ただし、ダラダラと長すぎる文章を送るのはNGです。短すぎず長すぎない文章で、感謝の気持ちを表すことを心がけましょう。

読みやすさにも配慮が必要です。一文を短くしたり、段落分けや改行をするなど、どうすれば内容が伝わりやすいかを意識してメールを作成しましょう。逆に、改行や句読点が異常に多いメールも読みづらいです。作成後に読み直して、おかしな箇所がないか確認をしながら、読みやすい文面になるよう調節しましょう。

署名

署名として「氏名」「学校名・学部・学科」「電話番号」「メールアドレス」を入れておきましょう。ビジネスメールでは署名を入れるのがマナーなので、あらかじめ作成し、テンプレートとして登録しておくと便利です。

まとめ

OB・OG訪問のお礼メールについて解説してきましたが、いかがでしたか。OB・OG訪問で仲良くなったとしても、お礼の連絡ではきちんとビジネスマナーを守ることが大切です。メールのマナーを知っておくと、社会人になってからも役に立ちます。社会人への第一歩として、マナーを守ったメールを送りましょう。

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