【例文あり】自己PRで自分の資格をアピールするために押さえておきたいポイント

学生時代は資格取得に力をいれてきたという人は、自己PRの中でも自然と資格の話を取り上げることになると思います。特に難関資格の場合は、自己PRを使う時点で勉強中ということもよくあり、どのように書けば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は自己PRの中で資格取得を取り上げる場合について、例文と共に文章をまとめるコツをお伝えしていきます。

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目次

自己PRで資格をアピールするときに押さえるべきポイント

自己PRで資格をアピールするときに押さえるべきポイント

自己PRにおいて大切なのは、結論です。ここで大切なのは、資格を取得したことそのものよりも、どのように伝えるか、どこに焦点を当てて何を結論として表現するかという部分です。ここでは、自己PRをまとめていく上で押さえたいポイントを2つ取り上げます。

 

起承転結ではなく「PREP」で文章作り

PREP法という言葉に耳なじみのない方もいるかもしれません。これは文章を書く方法の一つで、結論→理由→具体例→結論という順番で組み立てましょう、というものです。それぞれの言葉を英語にした時の頭文字をとってPREP法と言われています。

 

言葉そのものを覚える必要性はありませんが、結論を最初に言うことは押さえておきたいポイントです。よく起承転結のある文章が良いと言われますが、こちらは物語用の文章構成を指すため、結論を先に伝えたい就活をはじめとしたビジネスの場面には適さないのです。

 

資格を「テーマ」にして取り組みを紹介

他の課外活動で自己PRをする際にも言えることですが、特に資格を中心に組み立てる場合には、その資格そのものの強みをアピールするよりも、資格をテーマにして取得までの取り組みを紹介することを心がけましょう。

 

資格そのものの難易度を語る場合、取得するための学習計画の立て方や、計画の実行にあたって気を付けたポイント、計画を振り返った際の反省など、結果よりもプロセスの方が、企業の採用担当者にとってはあなたがどのような人物かを判断できる魅力的な内容なのです。

自己PRで注意するポイント

自己PRで注意するポイント

自己PRの文章は基本的にどのような内容であっても良いのですが、資格取得の話を用いて自己PRを作る場合とそうでない場合では、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは、資格取得に取り組んでいる人が気を付けておきたいポイントを3つお伝えします。

 

企業は資格そのものに興味はない

たとえば、業務上取得が義務付けられている資格を先行して取得したという場合を除けば、企業側は資格そのものに興味はないということを覚えておきましょう。あくまで企業側が確認したいのは、「入社後に活躍できるのかどうか」であり、資格は1つの要素でしかないからです。

 

「資格を持っています」というアピールよりも、「資格取得に向けてこんな努力・工夫をしてきました」という内容の方が、業務における適正を判断しやすいため、例え難関資格であっても取得したことが評価されるとは限りません。

 

資格取得準備中でもOK

国家資格等で年に一度しか試験が無い場合、現在は資格取得に向けて準備や勉強をしている段階だということもあるでしょう。このような場合でも、アピールすることは可能です。

理由は上述の通り、資格取得に取り組む過程がそのままアピールポイントになりえるからです。

 

ただし実際にはまだ取得していない、ということで、アピールする内容や能力に対する根拠が弱くなります。そのため、勉強時間や模試の点数などなるべく数値化でき判断しやすい指標が出せると良いでしょう。

 

たくさん資格がある場合は「一貫性」を

資格学習を進めている人の中には資格コレクターのようになってしまっている人もいます。そのままでは目的も無く資格を取得したという印象を与えてしまい、あまり評価されない可能性もあります。

 

その場合は、全ての資格について触れる必要はないので、志望する企業に合わせて業務内容に関係のありそうな資格のみアピールしましょう。資格取得のPRでは、取得しようと思った理由も重要なポイントとして捉えられます。

【例文紹介】資格を魅せる自己PR文

【例文紹介】資格を魅せる自己PR文

資格には難易度や活用法で様々な違いがあり、それぞれ取得のために取り組んできたことや工夫したことも異なるはずです。そこで、いくつかの資格をピックアップして、実際の自己PRの例文を用意しました。近い経験で自己PRを作成しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

英語系の資格で自己PR

学生時代は英語力の向上に取り組んでおり、その過程でTOEICを受験し875点を取得しました。

 

もともと海外志向が強く、高校生の頃から複数回短期留学をした経験もあるため、会話でのコミュニケーションには不安を感じていませんでした。

 

しかし、今後仕事で英語を活用する場合、ビジネスで使用できる表現等も必要だと思い、自身の英語力を一度客観的に把握するためにTOEIC受験に取り組みました。学習計画を1週間単位で立て、通学時間もスマートフォンを活用してできるだけ時間を無駄にしないようコツコツと学習を進めていきました。

 

会話との表現の差に当初は苦戦しましたが、継続した学習の成果が実り、複数回受験する中で自己ベストとなる875点を獲得するに至りました。

 

資格取得前の税理士の資格で自己PR

私は、現在税理士資格の取得に向けて学習を進めています。中学生の頃に税の仕組みに興味を持ち、大学在学中に税理士試験に合格するべくこれまで努力を続けてきました。

 

現在は試験のために予備校にも通うダブルスクールの状態を継続しており、一日の学習時間はこの9か月間で、6時間以上を維持しています。学習時間を確保するだけでなく、計画を立てそれを実行できたかどうかの振り返りにも力を入れています。

 

1年、1か月、1週間という3つの単位に分けてそれぞれの計画を管理することで、目標達成に向けた現況の把握に努めています。先日の模試では合格圏内の点数を獲得できており、このまま取得に向けて油断せず取り組んでいく予定です。

 

 

マーケティング系の資格で自己PR

私は、マーケティング・ビジネス実務検定を取得しています。エンターテイメントの世界に以前から興味があり、将来はマーケターとしてのキャリアを積んでいきたいと思い資格取得に至りました。

 

アルバイトや部活動と並行しての資格取得になるため、学習期間を区切り、短期決戦での取得を目指しました。主に早朝の時間やアルバイトが終わって就寝するまでの夜中のスキマ時間を利用して学習を進めました。

 

資格を保持している事よりも、実際に学習に取り組むことでマーケターとして押さえておくべき知識や考え方を身に付けられたことがよかったと思っています。今後も最新情報のリサーチを怠らないようにしていきたいです。

 

資格自体にもPR要素がある資格はどれ?

資格自体にもPR要素がある資格はどれ?

もちろん資格そのものは評価されないことが多いとは言っても、取得することに意味が無い訳ではありません。ここでは、資格を持っていること自体がPR要素となりえるいくつかの資格をランキング形式で紹介していきます。これらの資格を取得済の方は、資格自体をアピールすることも1つの方法です。

 

語学系資格

1.TOEIC (800点以上)

2.英検(準一級・一級)

3.中国語検定(HSK)

 

英語関連の資格でいうとTOEIC(R)は最も一般的かと思います。企業によってはそもそも応募条件に含められていることもあり、志望企業次第では必須となる場合も多くあります。

 

一般的な大学生の平均点は450点前後とも言われていますが、単に英語力をアピールしたい場合は最低でも700点、欲をいえば800点は欲しい所です。同様に英検は準一級以上でないと英語力に長けている証明としては難しいでしょう。

 

一方で、最近注目されているものが中国語検定です。単に取引先としてだけではなく、社内でも中華圏の方と仕事をする機会も増えてきており、資格取得に加えて多少コミュニケーションがとれるという場合は、十分なアピールポイントとなります。

 

財務・経理・金融系資格

1.公認会計士/税理士

2.ファイナンシャルプランナー技能検定/証券外務員

3.マーケティング・ビジネス実務検定

 

最も目を引くのは、在学中に難関国家資格に合格している場合です。そのまま士業の事務所に内定をもらえる可能性もあります。次いで、金融機関などで入社後に取得を促されるものを先行して取得する場合があり、FPと証券外務員を挙げています。

 

また、マーケティング分野は必ずしも資格が必須という訳ではありませんが、資格を取得しているとマーケティング関連の部署に配属を希望する場合、1つの論拠として市場について理解していることを示すことができます。余裕があれば取得を視野にいれても良いかもしれません。

 

パソコンスキル系資格

1.MOS

2.基本(応用)情報技術者

3.ITパスポート

 

総合職事務職問わず、社内の事務処理ではマイクロソフト社のワードやエクセルといったソフトを使う企業が多いため、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)という資格は、一定レベルで事務作業ができるという証明になるでしょう。

 

エンジニア系統であれば基本情報、応用情報を入社後に取得する可能性もあるので先回りして取得するのも1つの方法です。上記の資格に比べるとITパスポートはやや実用性に欠け優先度は落ちますが、IT周りの基礎知識を持っている証明としては有効です。

 

その他の特色ある資格

その他、資格の種類は多岐にわたりますが、基本的な考え方として以下の2点が重要です。

 

1.資格取得自体の難易度がある程度高いかどうか

2.業務に関係のあるものかどうか

 

例えば旅行代理店に就職を希望するのであれば、簿記2級はアピールポイントがずれていると言えるでしょう。就職のために資格を取得した場合、京都検定と国内旅行業務取扱管理者であれば、おそらく後者の方が興味を持ってもらえる可能性は高いです。

 

大切なのは、自分が頑張ったかどうかではなく、その資格や取得の過程は仕事にどのように活かすことができるのかという点です。資格を印籠のごとく振りかざさないよう注意が必要ですね。

資格でPRできるか自信がない。そんな時に考えること

資格でPRできるか自信がない。そんな時に考えること

資格を元に自己PRをすることを前提にここまで解説をしてきましたが、どうしてもこのままでは自己PRをうまく文章化できない、と悩む人もいるかもしれません。そこで、資格を用いた自己PR作成で煮詰まった時に試してみたいことを紹介していきます。

 

学業でアピール 

コツコツと資格取得に向けて努力できるあなたなら、日々の大学での勉強や研究も真摯に取り組んでいるのではないでしょうか。自己PRの内容は課外活動である必要性は全くありませんし、特に理系学生は専攻での学習内容を元に自己PRを作成する場合も多くあります。

 

もちろん、ただ出席をしました、単位がとれました、では学生としての義務を履行しているだけになってしまいます。例えばグループ制の講義で積極的に取り組んだ経験、半期の成績優秀者として表彰された話などを探してみると良いでしょう。

 

サークル活動やアルバイト経験などでアピール

サークル活動やアルバイト経験などをアピールすることも1つの方法です。資格取得のための勉強と比べると、「臨機応変な対応」や「困難にぶつかった時の対処」といったエピソードを見つけやすいことが特徴です。

 

あるいは、資格取得に向けた勉強の中で、気が付かないうちに集中力や計画性などが培われている場合もあります。自身の学生生活を振り返って、文章化しやすいものを選択して自己PRに落とし込むと良いでしょう。

 

就活のプロに相談する

自己PRがしっくりこない原因の1つとして、自分の強みをうまく把握できていないということが考えられます。これは自分で振り返るだけではなかなか修正しづらいため、第三者の意見を聞くことが大切です。

 

おすすめは、就活のプロであるエージェントへの相談です。DYMでは様々なキャリアを持つエージェントが親身にあなたの相談にのります。一緒にこれまでの経験を掘り下げていくことで、良い自己PRを作成することができます。

まとめ

まとめ

今回は資格を元に自己PRする場合について、例文を交えて説明してきました。取得した資格名を振りかざすのではなく、その資格取得へ向けた取り組み方や姿勢などで、仕事への適性をアピールできるようにしましょう。

 

コツコツと資格取得に向けて努力をしている場合、今までを振り返り、ポイントを押さえながら自己PRを作成してみましょう。勉強に時間を割いていて課外活動がほとんど出来ていなかったとしても、不安に思う必要はありません。アピールポイントを整理して、魅力的な文章を作成しましょう。

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