オリンパスの年収は?職種・年代別の年収や働き方などの企業情報を解説

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オリンパスの平均年収は?
手取りはいくら?

2024年3月期の有価証券報告書によると、オリンパスの平均年収は約1,041万円です。

手取り額は、所得税の税率や保険料率、扶養家族の有無などによって変わりますが、一般的には年収の75〜85%程度とされているため、換算すると約780万円~884万円と想定されます。

2024年3月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続
年数(年)
平均年間
給与(円)
2,834 43.18 13.63 10,410,683

オリンパスの転職難易度は?

オリンパスはdodaの「転職人気企業ランキング2024<総合>」で227位にランクインしています。一見、低そこまで転職難易度が高くないようにも伺えますが、日本の企業数が368万社あることを考慮すると、上位0.6%に該当するため、転職難易度は高いです。

また、オリンパスは中途採用の応募条件のレベルが非常に高く、ほぼ全ての職種で学士を取得していることが求められており、職種によっては必須要件として高い英語能力やエンジニアの経験などが定められているものもあります。競争率が高いだけでなく、そもそもの応募条件を満たすことが難しいと考えられるため、転職難易度は高いと言えるでしょう。

オリンパスの平均年収は?
職種や年齢別の年収についても解説

オリンパスの全体の平均年収は約1,041万円です。

職種別の平均年収は、開発が762万円、営業が686万円、エンジニア・SEが688万円、技術が720万円、マーケティングが818万円となります。
年齢別の平均年収は、25〜29歳が647万円、 30〜34歳が764万円、35〜39歳が861万円、40〜45歳が947万円、40〜45歳が1,033万円、50〜54歳が1,087万円、55〜59歳が1,126万円となります。

オリンパスと大手医療機器メーカーの
平均年収比較

医療機器メーカーの中でも主要である富士フイルム、オムロン、ニコン、キャノンの平均年収と比較します。

富士フイルムが1,017万円、オムロンが899万円、ニコンが812万円、キャノンが808万円です。オリンパスは約1,041万円のため、同業他社と比べても給与水準は比較的高いと言えるでしょう。

企業名 平均年収
富士フィルム 1017万円
(平均年齢45.8歳)
オムロン 899万円
(平均年齢45.5歳)
ニコン 812万円
(平均年齢43.5歳)
キャノン 808万円
(平均年齢43.8歳)

オリンパスの働き方
オリンパスの年間休日は?

オリンパスの年間休日数は129日です。ゴールデンウィーク、お盆休み、正月休みなどの長期休暇があります。

年次有給休暇は入社初年度から20日間付与されます。未消化分は翌年まで繰り越し可能で、最終的に繰り越されなかった休暇は50日まで積み立て、私傷病特別休暇として本人の療養および家族の介護に有給として使用できます。

オリンパスの福利厚生は?

オリンパスでは、社会保険完備 (健康・厚生年金・雇用・労災)、健康診断、カフェテリアプラン、財形貯蓄制度、従業員持株会などの福利厚生が整えられています。また、独身寮や借り上げ物件も用意されています。

オリンパスの残業代や
ボーナス・退職金は?

残業代は、実稼働時間に合わせて実費で支給されます。

ボーナスは年2回で、7月と12月に支給されます。退職金制度についての記載はありませんでしたが、財形貯蓄制度が導入されているようです。財形貯蓄制度の内容は「一般財形」「住宅財形」「年金財形」の3種類あり、目的に合わせて選ぶことができます。

オリンパスの社風や活躍している人の
特徴は?

社員のインタビューによると、オリンパス全体として、ベテランも新人も関係なく意見を言い合える社風で、お互いの意見を尊重する風土があるようです。
誠実で穏やかな雰囲気で、真面目な人柄の社員が多いことも特徴です。オリンパスは主に医療機器の事業を展開していることから、働く社員の多くは医療に貢献したいという強い思いを持っています。

自分が持ち得るスキルや知識を活かし、仕事を通じて社会貢献をしたいという思いを持っている人が活躍しやすいと考えられます。

オリンパスの入社難易度は?
オリンパスへの就職・転職は
難しいのか?

東洋経済ONLINE発行の『「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、オリンパスは127位、入社難易度は59.2です。人気企業であることから、競争率が高くなることが予想され、就職・転職難易度は高いと言えるでしょう。

新卒の場合、医療機器メーカーに興味がある学生からも人気のある企業で、高学歴の学生が多数応募することも、就職難易度が高い要因の一つと言えます。
中途の場合は前述した通り、企業の人気度が高いだけでなく、求める人材のスキルレベルがどの職種でも非常に高いため、転職難易度も高くなるでしょう。

オリンパスの選考について

オリンパスの選考について、募集職種は研究・開発職、生産技術開発職、グローバル職の大きく3つの分類があり、そこからさらに細分化されて合計18コースに分かれています。

新卒の選考フローは以下の様になっています。
会社説明会参加、もしくは会社説明動画視聴➡書類選考(エントリーシート・適性検査)➡面接(2~3回程度)➡内々定

キャリア採用の選考フローについて、面接回数は採用ポジションによって異なり、基本的には以下の流れで進みます。
書類選考➡面接1~2回程度➡内定通知➡オファー面談

オリンパスの求人情報は?
内定を勝ち取るために必要なことは?

オリンパスの募集職種は、基盤技術開発、製品開発、生産技術開発、品質保証、知的財産、サービス技術、ソフトウェアエンジニア、IT管理、工場生産管理、包装設計と事業の幅が広く、多岐にわたります。

新卒の場合は以下の18コースで採用が行われています。
【研究・開発職】
ソフトウェアエンジニア、メカニカルエンジニア、デジタルエンジニア、エレクトロニクスエンジニア、オプトロニクスエンジニア、バイオエンジニア、デザイナー



【生産技術開発職】
ソフトウェアエンジニア、メカニカルエンジニア、エレクトロニクスエンジニア、オプトロニクスエンジニア、マテリアルエンジニア、プロキュアメント(新製品立上げ・開発購買)



【グローバル職】
グローバルマーケティング、マニュファクチャリング&サプライチェーンマネジメント、サービス技術開発、品質保証(QARA)、プロキュアメント(企画・戦略調達)

新卒採用サイトに、学校の専攻と関連のある職種を紹介しているマッチングガイドが用意されているので、まずはそちらで自分の専攻に合った職種を探してみましょう。

キャリア採用の場合は、研究開発、セールス&マーケティングサービス、生産技術、品質保証・薬事、コーポレート、IT、SCM・プロキュアメント、プロジェクトマネジメントの職種で募集されています。

オリンパスが求める人物像として「学ぶことや新しい経験に対してオープンであり、挑戦する人」「自ら考え主体的に動き最後までやり抜く人」「どのような環境においても、周囲を巻き込むリーダーシップで組織を動かす人」と記載されています。これらの人物像に合った自分のエピソードを探し、企業研究を十分に行い「同業他社ではなくなぜオリンパスに入りたいのか」を明確にした上で選考に臨むことが、内定を勝ち取る上で重要となるでしょう。

オリンパスの企業情報
オリンパスの事業内容

オリンパスは世界シェア7割の消化器内視鏡や、治療・手術に用いる治療機器を展開する医療機器メーカーです。100年以上にわたり革新的な技術を切り拓くことでそれまで見えなかったものを可視化してきたオリンパスは、世界中の医療現場において、低侵襲な治療法による疾患の発見、予防、および処置をサポートしています。

オリンパスの業界の将来性

経済産業省の調査によると、日本における医療機器の市場規模は2017年時点で約3兆円にのぼり、平均600億円ペースで毎年成長を続けており、右肩上がりで年々拡大しています。

日本の医療機器市場が成長している主な理由として、少子高齢化が挙げられます。

年齢を重ねることで体に不調が出やすくなり、医療機関を利用する人が増え、それに伴い医療機器を使用する機会も増えます。また、少子化により、子供の健康をこれまで以上に守るため、より優れた医療機器が開発されています。
少子高齢社会は医療機器のニーズが高いため、業界の将来性も高いと言えるでしょう。

Meets Companyの紹介

Meets Companyは株式会社DYMが運営する就活イベントです。

何度面接を受けても落ちてしまうという就活生や就活イベントに参加してみたいという学生に非常にマッチしたサービスになっています。

特徴
少人数制
様々な業界の企業が参加
担当者と直接面談の機会がある
内定直結のチャンス
各回の参加者は10名程度と少人数制で企業と近い距離で交流できること、毎回異なる業界や企業が参加すること、イベントによって業界や就活生の属性(体育会系、文理など)が異なっていて自分にマッチした会があることが特徴です。

直接企業担当者と直接面談できる時間が設けられていて詳しい話を聞いたり、
イベントの終了後には、その場で選考が進んだりすることもあり、早期内定を目指す学生向けのイベントになっています。

メリット
効率的な企業研究
アピール機会が多い
フィードバックをもらえる
実際のイベントでは、少人数制なため一人ひとりが企業に対して自分をアピールする機会が多くあり大規模な合同説明会では難しい、深い交流が可能です。

さらに、企業担当者から直接フィードバックを受けられるため、面接対策や自己PRの改善に役立ちます。Meets Companyは、効率的な企業研究や早期内定を目指す就活生に非常に魅力的なサービスとなっています。

本記事を読んで「就活イベントに参加したい」「早期内定がほしい」という学生はぜひMeets Companyをご利用ください。

オリンパスに似たおすすめの企業は?

オリンパスに似た医療機器メーカーの企業として、富士フイルム、オムロン、ニコン、キャノンなどが挙げられます。

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