NTTドコモの年収は?職種・年代別の年収や働き方などの企業情報を解説

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NTTドコモの平均年収は?
手取りはいくら?

NTTドコモの平均年収は約725万円です。

手取り額は年齢や家族構成で変わっていきますが、一般的には年収の75〜85%程度と言われているため、換算すると約544万円~616万円と想定されます。

NTTドコモの転職難易度は?

NTTドコモは、dodaの社会人が選ぶ“働きたい企業「転職人気企業ランキング2024<総合>」で31位となっており、人気の企業であると言えます。
その分応募数も増え、競争率が高くなることが予想されるため、転職難易度も高くなります。

NTTドコモの平均年収は?
職種や年齢別の年収についても解説

NTTドコモの平均年収は約725万円です。

職種別の年収は公開されていませんが、NTTドコモはグレード制を採用しており、ランクによって年収が決まります。
入社1~2年で約400~450万円、主任クラス(約8~9年目)では約650~750万円、担当課長クラス(約15~20年)で約1000~1100万円となっていますが、あくまで目安であり能力によって昇格のスピードも異なります。

なお、2023年4月より「専門性」を重視し、評価や給与が決まる仕組みの見直しを行ったため、以前よりも若いうちから昇格・昇給も実現させることができるようになりました。

新制度導入の
範囲
国内の主要グループ会社
新たな制度の
ポイント
専門性により昇格していく
人事給与制度

■年次・年数要件を廃止し、専門性の獲得・発揮度に応じて昇給・昇格する仕組み(18の専門分野ごとに、求められる専門性等を明確化したグレード基準を設定)
■特に専門性の高い社員に高い処遇を可能とする新たな「スペシャリストコース」の創設(キャリアの複線化)


自律的なキャリア形成を
支援する人事体系

■専門性を高められる人材配置・異動方針への転換
■社員の自律的なキャリア形成の支援を強化(研修充実、キャリアコンサルティング機能強化など)
実施時期
2023年4月1日より実施

NTTドコモと大手通信業界の
平均年収比較

今回は通信業界の大手4社であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天の平均年収を比較します。

社員の平均年収はKDDI約722万円、ソフトバンク約656万円、楽天約662万円となっています。
NTTドコモは約725万円となっており他社と比べ高い水準であることがわかります。

NTTドコモの働き方

NTTドコモの年間休日は?

NTTドコモは福利厚生が充実しています。
社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)、住宅補助費の支給、社宅の措置に加え、健康にまつわる制度があります(定期健康診断の実施(年に1回)、 人間ドックの実施、 社外カウンセリング窓口の開設等、専門医への健康相談(M3PSP)等)。


休日の詳細は、週休2日制(4週につき8日)、国民の祝日、年末年始の休日、年次有給休暇(年間20日、最大40日まで保有可)、ライフプラン休暇(リフレッシュ・介護・育児・ボランティア等)、夏季休暇(3日)、特別連続休暇(2日)、 結婚休暇、忌引休暇、病気休暇等です。

NTTドコモの福利厚生は?

NTTドコモの福利厚生はかなり充実しています。

社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)、住宅補助費の支給、社宅の措置に加え、健康にまつわる制度があります(定期健康診断の実施(年に1回)、 人間ドックの実施、 社外カウンセリング窓口の開設等、専門医への健康相談(M3PSP)等)。
その他に、NTTベネフィット・パッケージ、dヘルスケア、確定拠出年金、企業年金基金、社員持株会、財形貯蓄制度、慶弔金などがあります。

また、出産・育児に関わる制度も充実しています。
病気休暇(つわり)、 妊娠中の通勤緩和措置、 妊娠中、出産後の健康診査等にかかる措置、 出産休暇(産前6週間、産後8週間)といった出産前に利用できる制度や 看護休暇(パートナー出産時に5日まで)、 育児休職、ライフプラン休暇(育児)、 育児により退職した社員の再採用、 育児のための短時間勤務、 時間外勤務の免除・時間外勤務の制限・深夜業の制限といった産後に使用できる制度もあります。

NTTドコモの残業代や
ボーナス・退職金は?

2022年時点での平均残業時間は24.2時間/月となっており、口コミサイトによると残業代は固定残業代制度を利用しておらず実費支給されます。なお、賞与は6月と12月の年2回あります。

退職金については、NTTグループ規約型企業年金を導入しており、加入期間が20年以上かつ50歳以上で退職した場合に受けとることができます。

NTTドコモの社風や活躍している人の
特徴は?

NTTドコモは”個人の能力を生かす”という理念をもとに以下のことを掲げています。このことから、風通しがよく、制度にとらわれない社風であるといえます。

【個人の能力を生かす】

・個人の個性や価値観を尊重する
・上下やセクションの壁がない自由な社内コミュニケーション
・個人のアイデアが活用される
・既存の考え方や制度にとらわれない自由な社風
・気持ちよく仕事ができる創造的なオフィス環境
・風通しのいい社風
・加点主義の人事評価
・チャレンジ精神旺盛な会社

また、活躍している人の特徴は、挑戦心と行動力を兼ね備えた人です。日本経済新聞記事 にて求める人材についてNTTドコモの本昌子・総務人事部長は下記のように答えています。

「挑戦心を持った学生にぜひドアをたたいてほしい。グループのNTTコミュニケーションズやNTTコムウェアを合わせると、ドコモの事業領域は通信を土台に30を超える。「やってみたい」という思いを実現できる会社だと考えている。
若手にもチャンスは多い。社内の新規事業創出プログラムを活用し、入社4年目の社員が起業した事例もある。」

社会の変化に対応し、その変化にも楽しさを感じれ、自ら行動し周りを巻き込んでいきたいという思いがある人には最適な環境です。

NTTドコモの入社難易度は?

NTTドコモへの就職・転職は難しいのか?

NTTドコモは、東洋経済の2022年「入社が難しい有名企業」ランキング200社で132位にランクインしました。
2024年はランク圏外となりましたが、過去の採用人数とリクナビのプレエントリー数と採用人数により計算すると、採用倍率は少なくとも41.2倍と推測され、就職難易度は高いと言えます。

また、NTTドコモのへの転職には、必須スキル・経験が求められます。
第二新卒・未経験での求人の募集がないため職種未経験での転職は難しいといえます。

NTTドコモの選考について

新卒採用の選考フローは、

エントリーシート提出
適性検査
面接(個別・3回実施)
内々定

といった流れで進みます。

キャリア採用の選考フローも基本的な流れは新卒と同様で、適性検査のみ応募職種にてパーソナリティを十分発揮できることを確認するために実施されます。

NTTドコモの求人情報は?
内定を勝ち取るために必要なことは?

NTTドコモは新卒採用及びキャリア採用を行っています。

・新卒採用
新卒採用では、オープンコースとWILLコースのどちらかを選択してエントリーします。

■オープンコース
幅広いフィールドに興味があり、選考を行いながら志向やスキル、経験を踏まえて配属を決定します。
エンジニア希望はオープンコースでの採用となります。

■WILLコース
エントリーする際に特定のワークフィールドを決めて応募します。
特定のフィールドやポストで働きたい人向けのコースです。
採用となった場合、自身が応募したフィールドでの配属となります。

・キャリア採用
キャリア採用では各フィールドでの採用となり、経験年数・スキルが求められます。

【ワークフィールド一覧】
■コンシューマ通信
 ・ビジネスデザイン
 ・セールス

■スマートライフ事業
 ・ビジネスデザイン
 ・セールス

■法人事業
 ・ソリューションエンジニア
 ・ビジネスデザイン
 ・セールス

■エンジニア
 ・プロダクト・サービスエンジニア
 ・AIエンジニア・データサイエンティスト
 ・セキュリティエンジニア
 ・ネットワーク・インフラエンジニア
 ・6G・IOWNエンジニア

■専門
 ・リーガル
 ・アカウンティング&ファイナンス

また、内定を勝ち取るためには、挑戦していきたいという意欲とキャリアビジョンを示すことが重要となっていきます。

特に新卒採用のWILLコースやキャリア採用では、自身の過去の経験から、選択したワークフィールドでどのように活躍ができるか、どのように経験を活かせるかを伝えられると良いでしょう。

NTTドコモの企業情報

NTTドコモの事業内容

NTTドコモの事業内容は主に3つに分かれます。

1つ目はモバイル通信事業(コンシューマ通信事業)です。
携帯電話やWi-Fiに関連した事業となっています。内容としては、個人向け通信サービス(5G・LTE等携帯電話サービス、光ブロードバンドサービス、国際サービス)、各サービスの端末機器販売などです。

2つ目はスマートライフ事業です。
こちらはNTTドコモが運営するサービスを提供している事業です。金融決済サービス、コンテンツライフスタイルサービス(動画・音楽・電子書籍等配信サービス・ドコモでんきなど)、マーケティングソリューション、あんしん系サポート(ケータイ補償サービスなど)などです。

3つ目は法人通信事業です。 
法人向け通信サービス(5G・LTE等携帯電話サービス、ユビキタスサービス、衛星電話サービス、光ブロードバンドサービス、国際サービス)、各サービスの端末機販売、オフィスリンクなどです。

また、NTTドコモはその他にも新規事業を定期的に立ち上げています。

最近では、愛媛県を拠点とする地域商社のKIRI(キリ、松山市)とNTTドコモとが業務提携をし、KIRI(キリ)が手がける農業に特化したアルバイト仲介サービス「AIagri.(アイアグリ)」を高知県内のドコモショップが窓口で紹介、そして県内の農家に導入を促しています。これにより、農家の人手不足解消を図っています。

通信業界の将来性

総務省によると、令和5年度版情報通信白書では2022年度の電気通信業の売上高の合計は約15兆円と推計されると発表しています。
通信サービス業界の国内市場規模は2029年に14兆8,271億円に達する見込みになっています。

通信業には固定電話やWi-Fiなどの固定通信サービスや携帯電話などの移動通信サービスがあります。
通信は個人での使用だけでなく通信インフラも支えている為、様々な業種とリンクしています。
そのため、今の生活には欠かせないため今後も無くならない業界だと言えます。

また、現代の日本はDX化が推進されており、ITの需要拡大と共にさらに需要は伸びていくと予想されます。

エージェントに相談してください

NTTドコモは大手人気企業で、高い採用倍率であることが予想できます。
そのため、NTTドコモのような大手人気企業に就職を希望する場合は事前準備が欠かせません。

DYM就職は、プロのキャリアアドバイザーがあなたの強みを引き出し、内定獲得まで一緒にサポートします。面接対策のノウハウがあり、非公開企業の紹介もできます。
また、すべて無料のサービスになるので、上手く利用して一緒に内定を掴み取りましょう。

NTTドコモに似たおすすめの企業は?

    類似企業として、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル等が挙げられます。では、大手通信企業の4社のそれぞれの強みを比較してみましょう。

    ・NTTドコモ
    NTTドコモの強みは国内No1の契約シェア、通信速度の速さ、通信エリアの広さがあります。通信速度の速さ・広さは利用する上で重要となってくる項目となります。以上のことから国内No1の契約シェアに繋がっていると考えられます。

    ・KDDI
    KDDIの大きな特徴としては、固定通信、移動体通信、グローバル通信の3つをすべて手かげている国内唯一の通信キャリア¹⁾となっています。3つの通信を1社で扱える総合力が強みです。

    ・ソフトバンク
    ソフトバンクの特徴として、モバイルサービスやブロードバンドサービスに加え、国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」、国内最大級のキャッシュレス決済サービス「PayPay」、国内最大級のコミュニケーションサービス「LINE」を運営しています。

    ・楽天モバイル
    楽天モバイルは「完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク」を構築し、低コストで高品質な通信サービスを実現³⁾しています。そのため、他社より低価格でサービスを提供できるのが特徴です。

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