
リクルートの就職難易度は?【27卒向け】採用大学や倍率を徹底解説
2025.08.27 更新


監修者
熊谷 直紀
監修者熊谷 直紀
横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。
就活生の間で高い人気を誇る企業「リクルート」。業界トップクラスの規模感と革新的なビジネスモデル、柔軟な働き方など、魅力的なポイントが多数あります。一方で、選考の倍率が高く、「どのような対策をすれば内定が取れるのか分からない」という声も多く聞かれます。
本記事では、リクルートの企業概要から採用情報、内定者の学歴や選考対策まで、就活生に必要な情報を網羅的に解説します。リクルートを志望する方はもちろん、他の大手企業を目指す方にとっても役立つ情報が満載です。ぜひ参考にしてください!
リクルートってどんな企業?
企業概要

リクルートホールディングスは、1960年創業、東京都千代田区丸の内に本社を構える、日本最大級の人材・情報サービス企業です。グループ全体の従業員数は約5万人、連結子会社は223社、関連会社8社を擁し、グローバルに事業を展開しています(2025年3月末時点)。
2024年度(2024年4月1日〜2025年3月31日)の連結売上収益は約3兆5,574億円、営業利益は4,905億円となっています。
事業領域は大きく「HRテクノロジー」「人材派遣」「メディア&ソリューション(販促)」の3つに分かれ、求人広告・人材紹介・人材派遣・販売促進・ITソリューションなど多岐にわたるサービスを提供しています。
代表的なサービスには、求人情報サイト「リクナビ」、不動産情報「SUUMO」、旅行予約「じゃらん」、飲食・美容予約「ホットペッパー」などがあり、個人と企業をつなぐマッチングプラットフォームを多数展開しています。
また、グローバル展開にも注力しており、IndeedやGlassdoorなど世界規模の求人プラットフォームも傘下に持ち、持株会社体制のもと、各事業ユニットが自律的に戦略を遂行し、変化の激しい市場環境に柔軟に対応しています。
出典:会社概要 | 企業情報 | リクルートホールディングス
社風・働き方
リクルートの社風は、創業以来大切にしてきた価値観に深く根ざしています。その社風を特徴づけるのは、以下の3つの価値観です。新しい価値の創造(Wow the World)、個の尊重(Bet on Passion)、社会への貢献(Prioritize Social Value)の3つです。
リクルートでは「世界中があっと驚く未来のあたりまえを創りたい」という強い思いが社員に共有されています。遊び心を持ちながら常識を疑い、現状に満足せずに挑戦し続けることが求められます。失敗を恐れず、良質な失敗から学び、徹底的にこだわり、変わらないことよりも「変わり続けること」を楽しむ文化が根付いています。
「すべては好奇心から始まる」という考えのもと、一人ひとりの個性や情熱を大切にしています。社員一人ひとりの好奇心やアイデアがリクルートの原動力であり、個の違いが新たな価値を生み出すと考えています。
そのため、社内では多様なバックグラウンドや考え方を持つ人材が活躍しやすく、自分らしさを活かして働ける環境が整っています。リクルートは「情熱に投資する」企業であり、突拍子もないアイデアも歓迎される風土です。
また、リクルートは、企業活動を通じて持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。社員一人ひとりが当事者として社会の「不」(不満や不便)に向き合い、より良い未来のために行動することが求められます。社会課題の解決に積極的に取り組む姿勢が、社内外から高く評価されています。
出典:ビジョン・ミッション・バリューズ | 企業情報 | リクルートホールディングス
柔軟な働き方と働く場所の選択肢
リクルートでは「働く日も、休む日も、柔軟に。」をコンセプトに、社員が自らのライフスタイルや状況に合わせて、時間や場所を自由に選択できる制度を整えています。出社を前提としないリモートワークが基本となっており、自宅やサテライトオフィスなど多様なワークプレイスを選択可能です。オフィスも「集まる・出会う場」として設計されており、偶発的な出会いやコラボレーションを促進するスペースが設けられています。
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フレックスタイムと休暇制度
年間145日の休日やフレックスタイム制により、プライベートを重視した働き方を実現できる仕組みが充実しており、柔軟に働ける点が大きな特徴です。 -
実力主義と成長支援
リクルートは年齢や社歴に関係なく、業務の成果や価値に応じて評価される「ミッショングレード制」を導入しています。社員は「Will-Can-Mustシート」などを活用し、自分の目標と会社の期待をすり合わせながらキャリアを設計します。 -
多様な挑戦機会とオープンな風土
新規事業提案制度「Ring」や部署異動を柔軟に行うための制度「キャリアウェブ」など、社員が自分の好奇心や情熱を活かし、社内外で多様な経験を積むことができます。ナレッジ共有やイノベーション創出のための仕組みも整備されており、オープンでフラットなコミュニケーションが特徴です。 -
ダイバーシティ&インクルージョン
性別や年齢、国籍、働き方の多様性を積極的に受け入れ、誰もが活躍できる職場づくりを推進します。社員からは「仕事と育児の両立がしやすい」「フルリモート・フルフレックスで家庭も大切にできる」といった声も多く、実際に多様な人材が活躍しています。
このように、リクルートは「個の尊重」「自律」「挑戦」「多様性」を重視し、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる柔軟で成長志向の社風・働き方を実現しています。
業界での立ち位置・ランキング
リクルートホールディングスは、日本の人材業界において圧倒的なトップ企業として知られています。
リクルートホールディングスの2025年度の売上高は約3兆5,574億円と2位のパーソルホールディングス(約1兆4,512億円)や3位の株式会社パソナグループ(約3,092億円)と比較しても、その規模は群を抜いています。
国内の人材業界におけるリクルートのシェアは非常に高く、就職・転職サイト、求人広告、人材紹介、派遣、販促支援など、あらゆる分野で業界をリードしています。リクルートが展開する主なサービスには、「リクナビ」「リクルートエージェント」「タウンワーク」「Indeed」「SUUMO」「じゃらん」「ホットペッパー」などがあり、いずれも国内外で高い知名度と利用実績を誇ります。
特に「Indeed」や「Glassdoor」などのグローバル求人プラットフォームは、海外の人材市場でも強いプレゼンスを持ち、リクルートの海外売上比率は50%を超えています。これは日本企業としては非常に珍しく、グローバル企業としての地位も確立している証拠です。
特にHRテクノロジー分野では、デジタルシフトやAI活用に積極的で、業界のイノベーションを牽引する存在となっています。
リクルートの成長戦略は、国内市場の深耕だけでなく、M&Aによる海外展開や新規事業開発にも積極的であり、2030年までに全事業領域でグローバルNo.1を目指すというビジョンを掲げています。
また、リクルートは業界内でのイメージやブランド力も非常に高く、就職人気ランキングでは常に上位にランクインしています。学生や転職希望者からの支持も厚く、優秀な人材が集まりやすい環境が整っています。
さらに、平均年収や福利厚生、働き方の柔軟性といった面でも業界トップクラスを維持しており、競合他社と比べて高い従業員満足度を実現しています。
このように、リクルートは日本の人材業界だけでなく、グローバル市場においても圧倒的な存在感を放つリーディングカンパニーです。
業界のトレンドやイノベーションを牽引し続けることで、今後もその地位は揺るがないと考えられています。リクルートに就職することは、業界の最前線で活躍できる大きなチャンスであり、多くの学生や社会人にとって憧れのキャリアパスとなっています。
リクルートの採用基本情報と就職難易度

リクルートは日本を代表する大手企業の一つであり、新卒・中途ともに多くの学生や社会人が応募する人気企業です。そのため、採用人数や男女比、倍率、選考通過率などの基本情報は、就職活動を行う上で非常に重要な指標となります。ここでは、最新のデータをもとにリクルートの採用状況と就職難易度について詳しく解説します。
採用人数について
リクルートの新卒採用人数は、年度によって変動があるものの、直近数年では年間200〜500名程度で推移しています。2024年度の新卒採用人数は461名(男性301名、女性160名)となっており、2023年度は576名、2022年度は231名でした。コロナ禍の影響を受けて採用人数が大きく減少した年もありましたが、直近では200〜500名程度で安定傾向にあります。
このようにリクルートは大手企業の中でも比較的多くの新卒を採用していますが、それでも応募者数に対しては狭き門であることに変わりはありません。
出典:株式会社リクルートホールディングスの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2026
採用の男女比について
リクルートはダイバーシティ推進に積極的であり、採用時の男女比にも大きな偏りはありません。2024年度の新卒採用実績では、男性301名、女性160名で、女性比率は約35%となっています。また、リクルート全体の無期雇用における2023年度の採用においても女性比率は44%と公表されています。
従業員全体に占める女性比率は47%、管理職における女性比率は32%であり、男女の平均勤続年数も男性5年、女性6年と大きな差はありません。リクルートは性別に関係なくキャリアを築ける環境づくりを進めており、採用段階でも男女平等を重視していることがうかがえます。
採用倍率について
リクルートの新卒採用倍率は、就活市場全体の動向と企業の人気度を反映して非常に高い水準にあります。2025年卒の大卒求人倍率(全体)は1.75倍、2026年卒は1.66倍となっており、企業全体としては学生の売り手市場が続いています。
しかし、リクルートのような大手企業に限ってみると状況は大きく異なります。リクルートワークス研究所の調査によると、2024年卒の大卒求人倍率における従業員5,000人以上の大手企業の求人倍率は0.41倍と、全体平均より大幅に低く、これは「就職希望者数が求人総数を大きく上回る」ことを意味します。つまり、大手企業では1つの求人に対して2人以上の学生が応募している計算になり、競争が非常に激しいことがわかります。
出典:第42回 ワークス大卒求人倍率調査(2026年卒)
出典:就職白書2024|就職未来研究所
リクルート単体の実際の倍率は就活会議によると、26.2倍となっています。例えば2024年度は採用人数が約461名であるため、単純計算でエントリー数は約12,078名となります。これは、リクルートの選考を受ける学生の数が非常に多く、書類選考や面接など複数の選考段階を経て最終的に内定を得られるのがごく一部であることを示しています。
また、リクルートは業界内でも特に人気が高く、知名度や待遇、成長環境への期待から、難関大学の学生や優秀層の応募が集中する傾向にあります。そのため、倍率の高さだけでなく、応募者のレベルも非常に高いのが特徴です
まとめると、リクルートの採用倍率は
- 全体の大卒求人倍率(1.7倍前後)よりはるかに高い
- 大手企業全体でも0.41倍と「狭き門」だが、リクルートはさらに高倍率
- 応募者層のレベルも高く、実質的な難易度も非常に高い
となります。このような背景から、リクルートの内定を得るには、単なる学歴やスキルだけでなく、明確な志望動機や人物面でのアピールが不可欠です。
出典:リクルートホールディングスの就職難易度、採用大学とマッチ度【就活会議】
選考通過率
リクルートの選考フローは、エントリーシート(ES)・Webテスト(SPI)提出→一次面接→最終面接→内々定という流れが一般的です。各段階で厳しく選抜されるため、最終的な通過率は非常に低くなっています。
- ES・Webテスト通過率:応募者の約30〜40%が通過すると推定されます。ESでは「成果にこだわった経験」などが問われ、Webテストも標準的な難易度です。
- 一次面接通過率:ここでさらに絞り込まれ、通過率は10〜20%程度と考えられます。面接では「学生時代に力を入れたこと」や「志望動機」が深掘りされます。
- 二次面接通過率:最終面接まで進んだ応募者のうち、内定を得られるのは5〜10%程度と推定されます。ここでは「人生観」「価値観」などパーソナルな部分が重視されます。
- 最終面接通過率:エントリーから内々定までの総合通過率は1〜2%程度と見られ、非常に狭き門です。
リクルートの選考は、学歴やスキルだけでなく、「自分らしさ」や「価値観」「将来への意欲」など人物面を重視する傾向が強いのが特徴です。型通りの回答や表面的な自己PRよりも、経験や考え方の深さが問われます。
リクルートの採用基本情報と就職難易度のまとめ
リクルートの採用基本情報と就職難易度をまとめると、以下のようになります。
- 採用人数は年度ごとに変動があるものの、直近では300〜500名程度で推移。
- 採用の男女比はおおむね均等で、女性比率は新卒で約35〜44%。全従業員でも47%と高水準。
- 採用倍率は約20倍〜30倍と非常に高く、就活生の間でもトップクラスの人気企業です。
- 選考通過率は1〜2%程度と推定され、難易度は「非常に高い」と評価されている。
- 選考では人物面が重視され、最終面接でも厳しい評価が行われる。
リクルートは「誰もが知る有名企業」でありながら、学歴フィルターは設けておらず、幅広い大学から採用を行っています。しかし、採用人数に対して応募者が圧倒的に多いため、しっかりとした自己分析や面接対策が不可欠です。特に「なぜリクルートなのか」「どんな価値観・スタンスで働きたいのか」といった深い自己理解と志望動機が問われるため、徹底した準備が必要です。
このように、リクルートは採用規模こそ大きいものの、就職難易度は日本トップクラス。自分自身の強みや価値観を明確にし、リクルートで実現したいキャリア像をしっかり伝えられるかが、内定獲得の鍵となるでしょう。
リクルートに内定実績のある大学ランキング

リクルートの内定実績は、難関国立・私立大学を中心に幅広い大学から輩出されています。大学通信の2024年度のデータをもとに、採用人数順にランキング形式でまとめます。
順位 | 大学名 | 採用人数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 48人 |
2位 | 早稲田大学 | 40人 |
3位 | 東京大学 | 24人 |
4位 | 上智大学 | 20人 |
5位 | 同志社大学 | 16人 |
6位 | 青山学院大学 | 14人 |
6位 | 立命館大学 | 14人 |
8位 | 立教大学 | 13人 |
9位 | 明治大学 | 12人 |
10位 | 筑波大学 | 10人 |
10位 | 京都大学 | 10人 |
12位 | 法政大学 | 9人 |
12位 | 関西大学 | 9人 |
14位 | 東京工業大学 | 7人 |
14位 | 日本大学 | 7人 |
15位 | 関西学院大学 | 6人 |
17位 | 一橋大学 | 5人 |
17位 | 中央大学 | 5人 |
17位 | 明治学院大学 | 5人 |
17位 | 中京大学 | 5人 |
ポイント
- 上位には「慶應義塾大学」「早稲田大学」「東京大学」など難関大学が並びますが、MARCHや関関同立、その他大都市圏の私立大学などからも多数の採用実績があります。
- 幅広い大学からの採用がされており、多くの学生にチャンスがあることが分かります。
参考:その他の採用実績校
- 横浜国立大学、東京農工大学、九州大学、北海道大学、千葉大学、広島大学など、旧帝大・地方国立大学からも内定者が出ています。
このように、リクルートは難関大学を中心としつつも、全国の多様な大学から幅広く人材を採用しています。
リクルートの採用に学歴フィルターは存在するのか?

リクルートの採用大学ランキングを見ると、慶應義塾大学や早稲田大学、東京大学などの難関国立・私立大学が上位を占めています。一方で、MARCHや関関同立、地方国立大学、さらには日東駒専や産近甲龍といった中堅大学からも一定数の内定者が出ており、採用実績は幅広い大学に及んでいます。
このデータを踏まえ、リクルートの採用に「学歴フィルター」が存在するかについては、以下のような見解が見られます。
学歴フィルターは「ない」とする見解
採用実績校は難関大学に偏るものの、中堅大学や地方大学からも毎年内定者が出ており、書類選考や面接で学歴だけを理由に落とされることは基本的にないとされています。
リクルートは「個人の本質」や「経験・能力」「志望動機」などを重視し、学歴だけで合否を決定しない傾向が強い企業です。面接重視の選考スタイルもその表れであり、学歴以上に人物面や将来性が評価される傾向があります。
学歴フィルターが「ある程度存在する」とする見解
一方で、採用実績の分布を見ると、やはり上位大学の占める割合が高いことも事実です。特に産近甲龍や日東駒専以下の大学からの採用は極めて少なく、「一定の学力水準を求める傾向」があることも否定できません。
このため、「リクルートの学歴フィルターは緩やかだが、ある程度存在する」とする解釈も可能です。つまり、書類選考で明確にカットするわけではないものの、応募者全体のレベルや選考過程での評価において、学歴が一定の影響を与えている可能性はあります。
リクルートの採用方針の特徴
- 採用実績は難関大学が多いが、中堅大学・地方大学からも内定者がいる
- 学歴よりも面接や人物評価を重視
- 学歴だけで落とされることは基本的にない
- ただし、全体の難易度が高いため、結果的に高学歴層が多く残る傾向
結論
リクルートの採用には「明確な学歴フィルターはない」と言えるものの、実際の内定者は難関大学出身者が多く、一定の学力水準が求められる傾向は否定できません。ただし、学歴だけで合否が決まることはなく、面接やエピソード、志望動機など「個人の本質」を重視した選考が行われています。
リクルートの年収

リクルートは日本を代表する大手企業の一つであり、給与水準も業界内で高い水準を維持しています。ここでは「初任給」と「平均年収」について、最新のデータをもとに詳しく解説します。
リクルートの初任給
リクルートの初任給は、2025年度見込みで月給32万6551円(基準給25万2813円+グレード手当7万3738円)と公表されています。これは短大・専門・高専・大学・大学院卒業見込みまたは卒業の方すべてに共通の金額です。賞与を含めた年収例は470万円となっています。
出典:ビジネスグロースコース|新卒採用|リクルートホールディングス
この初任給は日本の大手企業の中でも非常に高い水準です。例えば、2026年卒の大卒初任給が月給22万6,000円程度であることと比較すると、リクルートの初任給は約10万円ほど高く、入社1年目から高い収入が期待できます。また、ビジネスグロースコース、エンジニアコース、データスペシャリストコースなど、職種ごとの差はなく、全コース共通の初任給となっています。
リクルートの平均年収
リクルートの平均年収は、有価証券報告書(2025年3月期)によると1,145万3,407円です。OPEN WORKの口コミ(n=2945)によると、年収レンジは240万円から2,600万円と幅広く、職種や役職、成果によって大きく異なっていることが分かります。
職種別の平均年収
職種 | 平均年収 | 年収レンジ |
---|---|---|
営業 | 649万円 | 240万~2,600万円 |
企画 | 890万円 | 300万~2,600万円 |
エンジニア・SE | 754万円 | 350万~1,500万円 |
キャリアアドバイザー | 670万円 | 350万~1,100万円 |
マーケティング | 788万円 | 500万~1,300万円 |
ディレクター | 726万円 | 323万~1,200万円 |
スタッフ | 791万円 | 300万~2,000万円 |
RA | 705万円 | 370万~1,185万円 |
事務 | 522万円 | 240万~1,000万円 |
制作 | 690万円 | 425万~850万円 |
このように、営業職や企画職は特に平均年収が高い傾向にあります。
出典:有価証券報告書(2025年3月期)|リクルート
出典:リクルートの「年収・給与制度」 OpenWork
年齢別の年収イメージ
- 25歳:推定年収は500万円前後
- 30歳:600万円台
- 35歳以降:700万円台~1,000万円超も可能
年功序列のみならず成果主義の側面も強いため、若いうちから高収入を得るチャンスがあります。
リクルートの募集職種

リクルートは「ビジネスグロース」「プロダクトグロース」「エンジニア」「データスペシャリスト」「デザイン」「ファイナンス」の6つのコースで新卒採用を行っています。各コースの配属例は以下の通りです。
- ビジネスグロース:マーケター、顧客接点、事業企画、コーポレートスタッフなど、幅広い職種に配属される可能性があり、リクルートのあらゆるポジションで活躍が期待されます。
- プロダクトグロース:プロダクトマネジャー(PdM)、エンジニアなど、IT職種として幅広く活躍できるコースです。
- エンジニア:ネイティブアプリエンジニア、インフラエンジニアなど、開発・技術系職種に特化しています。
- データスペシャリスト:データサイエンティスト、データエンジニアなど、データ分析や活用を軸にした職種です。
- デザイン:UI/UXデザイナー、アートディレクター(マーケティング/コミュニケーション)など、クリエイティブ領域に従事します。
- ファイナンス:経理、財務・会計、FP&A、投資など、経営管理や資金運用に関わる職種です。
中途採用においても、これらに加えてマーケティング、コーポレート企画、サービス企画、機械学習エンジニアなど多岐にわたるポジションが用意されています。
リクルートの選考フローと面接の内容

リクルートの選考フローは以下の通りです。
- 1.エントリーシート(ES)・Webテスト(SPI)提出
ESでは「成果にこだわった経験」や「自分らしさ」を問う設問が多いです。
SPI(適性検査)は自宅受験型で、言語・非言語分野が出題されます。
データスペシャリストの選考ではSPIではなく、スキルテストの受験が必要な場合があります。 - 2.一次面接
社員1名と学生1名の個人面接
「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」などが深掘りされます。 - 3.二次面接・最終面接
最終面接は役員クラスが担当し、「人生のハイライト」や「価値観」「将来像」などパーソナルな部分も重視されます。
コースによっては面接が2〜4回実施されます。 - 4.内々定
面接では、型通りの回答よりも「自分ならではの経験」「考え方」「価値観」が重視されます。論理的な説明力と、深い自己分析が求められます。
出典:募集要項|新卒採用|株式会社リクルートホールディングス
リクルートの選考を突破するためのポイント
- WEBテスト対策を徹底する
リクルートのSPIは標準的な難易度ですが、応募者のレベルが高いため、ミスなく高得点を狙う必要があります。市販の問題集やWeb模試で十分な演習を積み、苦手分野をなくしておきましょう。 - 志望動機をはっきりさせる
「なぜリクルートなのか」「リクルートで何を実現したいのか」を明確に言語化することが重要です。企業研究を深め、リクルートの事業や価値観と自分のキャリア観がどう重なるのかを具体的に語れるようにしましょう。 - リクルートに合ったガクチカを準備するリクルートが目指す世界観は、「一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生」です。「自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生」にマッチしたガクチカを見つけて、積極的にアピールしましょう。また、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は、単なる結果ではなく「なぜその行動を選んだのか」「どのように困難を乗り越えたのか」まで深掘りして整理しましょう。
インターンに参加することのメリット
リクルートのインターンは現場の課題解決型が多く、実際の業務を体験できるだけでなく、選考直結型も存在します。インターン参加者は早期選考や特別ルートに案内されることもあり、内定への近道となります。また、社員や現場の雰囲気を知ることができ、志望動機の具体化にも役立ちます。
出典:イベント・インターンシップ|新卒採用|株式会社リクルートホールディングス
OB訪問することのメリット
実際にリクルートで働く社員に話を聞くことで、企業文化や仕事のリアルな姿を知ることができます。OB・OG訪問を通じて得た情報は、面接での志望動機や自己PRの説得力を高める材料となります。また、選考で重視される「自分らしさ」や「価値観」を整理するヒントにもなります。
インターンの応募方法

リクルートのインターンは公式サイトや就活サイトからエントリー可能です。書類選考や面接を経て参加者が決定されます。選考直結型インターンもあるため、早めの情報収集とエントリーが重要です。
リクルートの求める人物像と内定者の特徴
リクルートが求める人物像を経営理念を基に考えると、「自ら考え、行動し、成果を出す力を持つ人」です。以下の特徴や能力が備わっていると、リクルートとの相性がいいと考えられます。
- 主体性・自走力:自分で課題を見つけ、周囲を巻き込みながら解決に導いた経験がある。
- 論理的思考力:物事を筋道立てて説明できる力。
- 多様性への適応力:異なる価値観やバックグラウンドを持つ人と協働できる柔軟性。
- 成果へのこだわり:困難な状況でも粘り強く成果を追求した経験。
- 自分らしさの明確さ:自分の価値観やキャリアビジョンを明確に持ち、それを言語化できる。
リクルートの選考では、学歴やスキルのみならず「人物本位」の評価が重視されます。過去の経験や失敗から何を学び、どう成長したかを具体的に語れることが重要です。
リクルートと似ている企業

リクルートと似た採用方針や企業文化を持つ企業としては、以下が挙げられます。
- DYM:成長意欲が強く、真摯に仕事に向き合い成長していきたい学生の採用を重視。
- サイバーエージェント:自走力やチャレンジ精神を重視し、若手にも大きな裁量が与えられる。
- 楽天グループ:多様な事業展開と成果主義の評価制度、論理的思考力や語学力も重視。
- パーソルキャリア:人材業界での事業多角化や、成長意欲を重視する採用スタンス。
これらの企業も「自分で考え、行動し、成果を出す」人材を求める傾向が強く、リクルートと志望層が重なることが多いです。これらの企業はリクルートを志望する学生が、合わせて選考を受けやすい企業です。
まとめ
リクルートは、採用人数自体は大手の中でも多い部類ですが、毎年1万人以上の応募が集まる超人気企業です。そのため、採用倍率は約20〜30倍と推定され、就職難易度は非常に高い水準にあります。難関大学出身者が多いものの、学歴だけでなく人物面や実績が重視されるため、徹底した自己分析と論理的な自己表現が求められます。
リクルートへの就職を目指すなら、早期からの情報収集と対策、インターンやOB訪問を通じて自分の強みを磨き上げることが、内定への近道となるでしょう。
よくある質問
Q. 学歴フィルターはありますか?
明確な学歴フィルターはありませんが、実際の内定者は難関大学出身者が多い傾向です。人物面や経験が重視されるため、学歴だけで合否が決まることはありません。
Q. 文系・理系で有利不利はありますか?
コースによっては理系知識が求められる場合もありますが、ビジネスグロースコースなどは文理問わず幅広いバックグラウンドの学生が活躍しています。
Q. インターン参加は必須ですか?
必須ではありませんが、インターン参加者には早期選考や特別ルートが用意されることがあり、参加は有利に働く場合があります。
Q. 英語力はどの程度必要ですか?
グローバル事業や一部職種では英語力が求められる場合もありますが、全職種で必須というわけではありません。
Q. 転勤や異動はありますか?
コースや配属先によっては転勤や異動の可能性があります。地域・職種限定正社員コースも用意されています。