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IT業界とは?職種や仕組み・今後の動向を新卒向けにわかりやすく解説

監修者 熊谷 直紀
監修者 熊谷 直紀

監修者
熊谷 直紀

監修者熊谷 直紀

横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。

就活生に根強い人気を誇るIT業界。「専門知識が必要そう」「変化が激しくて難しそう」とハードルを感じている方も多いのではないでしょうか。しかし実は、文系・理系を問わず多様な人材が活躍できる、将来性豊かな成長産業です。

この記事では、複雑に見える業界の仕組みや5つの分類、最新トレンドから職種ごとの特徴までをわかりやすく解説します。IT業界の全体像を正しく掴み、納得のいくキャリアを選ぶための第一歩にしてください。

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この記事でわかること

  1. 市場拡大と人材不足が続く成長産業であり、未経験でも挑戦のチャンスが豊富な業界。
  2. WebやSIなど5つの業界分類と職種ごとの特徴を理解し、自分に合う分野を見極める。
  3. 変化への適応力や論理的思考力が求められ、自己分析と企業研究が就活成功の鍵となる。

IT業界とは?市場規模や将来性などの現状

IT業界はデジタル化の進展とともに急速な成長を続けており、日本経済を牽引する重要な産業の一つです。市場規模が拡大する一方で、需要の増加に伴う深刻な「人材不足」という課題も抱えています。ここでは、具体的な市場データや人材需給の現状、そして変化の激しいこの業界ならではの働きがいや魅力について、全体像を解説します。

IT業界の市場規模と成長率の推移

IT(Information Technology)業界は、インターネットやデジタル技術を活用して社会基盤を支える重要な産業です。総務省の調査によると、日本の名目GDPに占める情報通信産業の割合は約1割に達しており、全産業の中でも最大級の規模を誇ります。
参考:総務省「令和6年度版 情報通信白書 第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題」

経済情勢が変動する中でも、この10年間で市場規模は着実に拡大を続けてきました。特に2020年以降、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資が加速したことで、大企業を中心に堅調な成長が見られます。IT業界は単なるブームではなく、日本の経済活動を根底から支えるインフラとして定着していると言えるでしょう。今後もAIやIoTなどの新技術が普及することで、さらなる市場拡大が予測されます。

IT業界が直面している人材不足の課題

市場が急速に拡大する一方で、業界全体で深刻な「人材不足」が続いています。経済産業省の試算では、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足する可能性があると指摘されています。これは、少子高齢化による労働人口の減少に加え、技術の進化スピードに育成が追いついていないことが主な要因です。
参考:経済産業省「 IT人材需給に関する調査 調査報告書」

この需給ギャップは、裏を返せば「売り手市場」であることを意味します。企業は人材確保のために待遇改善や教育制度の充実に力を入れており未経験の新卒社員であっても、ポテンシャル採用のチャンスが大いに広がっているのが現状です。若手のうちから市場価値を高めやすい環境にあると言えます。

IT業界の仕組みを理解する3つの分類軸

「IT業界」とひと口に言っても、その構造は複雑で、企業の形態も多岐にわたります。業界地図を正しく読み解き、自分に合った企業を見つけるためには、いくつかの視点で分類して整理することが有効です。ここでは、「誰にサービスを提供しているか(顧客属性)」「どのような役割を担っているか(企業役割)」「何を扱っているか(事業内容)」という3つの軸を用いて、業界の仕組みを紐解いていきます。

客の属性で分ける「BtoB」と「BtoC」

IT企業を理解する上で、誰に対してサービスを提供しているかという「顧客」の視点は欠かせません。大きく分けて、法人(企業)向けにビジネスを行う「BtoB(Business to Business)」と、一般消費者向けにサービスを提供する「BtoC(Business to Consumer)」の2つがあります。

BtoB企業は、企業の業務システム開発やネットワーク構築などを手掛け、案件規模が大きく社会インフラを支える役割を担うことが多いです。一方、BtoC企業は、SNSやゲーム、ECサイトなど私たちが普段利用するサービスを提供しており、ユーザーの反応をダイレクトに感じられる点が特徴です。なお、Amazonのように両方の側面を持つ企業も増えています。

企業の役割で分ける「事業会社」と「ベンダー」

企業の立ち位置や役割で分類すると、「事業会社」と「ベンダー」という分け方が一般的です。「事業会社」は、自社で企画・開発したWebサービスや製品を直接ユーザーに提供し、利益を得る企業を指します。自社サービスの成長にコミットできる点が魅力です。

対して「ベンダー」は、他社から依頼を受けて技術力を提供し、システムの開発や販売、運用サポートを行う企業です。ベンダーは多様な業界のクライアントと関わるため、幅広い技術や業務知識を習得できるメリットがあります。ただし、近年ではベンダー企業が自社製品を開発したり、事業会社が他社へ技術提供したりと、境界線は曖昧になりつつあります。

事業内容で分ける「5つの業界分類」

IT業界は提供する製品やサービスの内容によって、さらに細かく5つの分野に分類できます。具体的には、Googleや楽天などの「インターネット・Web業界」、NTTデータなどの「情報処理サービス(SI)業界」、Windows等のソフトを作る「ソフトウェア業界」、PCやスマホ本体を作る「ハードウェア業界」、そして通信回線を提供する「通信インフラ業界」です。

これらの業界は独立して存在しているわけではなく、相互に連携しています。例えば、スマホ(ハードウェア)でアプリ(ソフトウェア)を使い、通信回線(インフラ)を通じてWebサービス(Web業界)を利用するといった具合です。志望企業がどの分野を主軸にしているかを知ることは、業界研究の第一歩となります。

IT業界の主な5つの種類とビジネスモデル

IT業界は提供する製品やサービスの内容によって、主に「インターネット・Web」「情報処理サービス(SI)」「ソフトウェア」「ハードウェア」「通信インフラ」の5つに分類されます。それぞれの分野でビジネスモデルや求められる技術、働き方は大きく異なります。ここでは各業界の特徴を具体的な企業例を交えながら解説し、志望分野を絞り込むためのヒントを提供します。

サービスを提供するインターネット・Web業界

インターネット・Web業界は、Webブラウザやスマートフォンアプリを通じて、個人や企業にサービスを提供するビジネスモデルです。ECサイト(Amazon、楽天)、SNS(LINE、Meta)、検索エンジン(Google)、動画配信(Netflix)などが代表例です。

この業界の特徴は、変化のスピードが非常に速く、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にサービスを改善し続ける点にあります。BtoC向けのサービスが多く、利用者の反応が数値としてすぐに現れるため、マーケティング視点も重要です。近年では、広告収入やサブスクリプション(定額課金)など収益モデルも多様化しており、未経験からでもアイデア次第で活躍できるフィールドが広がっています。

企業の仕組みを支える情報処理サービス(SI)業界

情報処理サービス業界は、通称「SIer(エスアイヤー)」と呼ばれ、企業や官公庁から依頼を受けてシステムの企画・開発・運用を一括で請け負います。例えば、金融機関のATMシステムや企業の給与計算システムなどがこれに当たります。

ビジネスモデルとしては、顧客の課題をヒアリングして解決策を提案し、システムを納品することで対価を得るBtoB型が中心です。開発規模が大きくなる傾向があり、一次請け(プライムベンダー)から二次請け、三次請けへと業務が分担される「多重下請け構造」が一般的です。プロジェクトマネジメント力や、顧客の業務を深く理解する力が求められる堅実な業界です。

ITの中身を作るソフトウェア業界

ソフトウェア業界は、コンピューターを動かすためのプログラムそのものを開発・販売する分野です。PCの基本動作を制御する「OS(Windows、macOSなど)」や、特定の業務を行うための「アプリケーション(Excel、会計ソフトなど)」が主力製品です。

かつてはパッケージ製品として売り切るモデルが主流でしたが、現在はインターネット経由でソフトを利用する「SaaS(Software as a Service)」などのクラウド型サービスへ急速に移行しています。一度開発した製品を多数の顧客に展開できるため、利益率が高くなりやすいのが特徴です。プログラミング技術を駆使して「仕組み」そのものを作る、クリエイティブな側面も持ち合わせています。

ITの基盤となるモノを作るハードウェア業界

ハードウェア業界は、パソコン、スマートフォン、周辺機器、サーバー機など、目に見える物理的な機器(ハード)を製造・販売します。AppleやDell、国内では日立製作所やパナソニックなどが代表的な企業です。

この業界は「モノづくり」の側面が強く、電子回路の設計や筐体の製造などが主な業務ですが、近年は単なる機器製造にとどまりません。家電とインターネットをつなぐ「IoT」技術の進展により、ソフトウェア開発の要素も不可欠になっています。製品がユーザーの手に渡り、実際に使われている光景を目にすることができるため、達成感を得やすい業界と言えるでしょう。

ネットワーク環境を構築する通信インフラ業界

通信インフラ業界は、インターネットや電話を利用するために必要な通信回線や基地局などの基盤(インフラ)を構築・提供します。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクといった大手通信キャリアがこの分野を牽引しています。

現代社会において通信環境は水道や電気と同じライフラインであり、社会的な責任が非常に大きく、安定性が高いビジネスモデルです。現在は5G(第5世代移動通信システム)の普及や次世代通信の研究が進んでおり、自動運転や遠隔医療などの先端技術を支える土台としても注目されています。社会全体を支えるスケールの大きな仕事に携わりたい人に適しています。

IT業界の主な職種と仕事内容

IT業界には、システム開発を行うエンジニア職だけでなく、データを分析する専門職や、顧客課題を解決に導く営業・コンサルタント職など、多様なキャリアパスが存在します。文系・理系を問わず活躍できるフィールドがあることも特徴です。ここでは、代表的な4つの職種カテゴリーについて、それぞれの役割や具体的な業務内容、求められるスキルについて詳しく見ていきましょう。

システムの設計・開発を行うエンジニア職

IT業界の花形とも言えるのがエンジニア職です。その業務は多岐にわたり、システム全体の設計図を描く「システムエンジニア(SE)」や、プログラミング言語を使って実際にコードを書く「プログラマー(PG)」が代表的です。

また、サーバーやネットワークなどの基盤を整える「インフラエンジニア」や、家電などの機器を制御する「組み込み系エンジニア」など、専門分野によって役割が細分化されています。未経験から目指す場合、まずはプログラミングの基礎を学び、PGからキャリアをスタートさせてSEやプロジェクトマネージャーへとステップアップする道が一般的です。

データの収集・活用を行うデータ分析職

近年、ビッグデータの活用が企業の競争力を左右するようになり、注目を集めているのがデータ分析職です。「データサイエンティスト」や「データアナリスト」と呼ばれ、膨大なデータを収集・解析して、ビジネスの課題解決や意思決定に役立つ知見を導き出します。

この職種では、統計学や数学の知識に加え、データ処理のためのプログラミングスキル(Pythonなど)が求められます。AI技術の発展とともに需要が急増しており、専門性が高い職種として市場価値も高騰しています。論理的に数値を読み解き、ビジネスの成果に結びつける提案力が重要視されるため、理系出身者だけでなく数字に強い文系人材も活躍しています。

顧客の課題解決を提案する営業・コンサル職

IT業界の営業職は、単に製品を売るだけではありません。顧客のビジネス課題をヒアリングし、IT技術を使ってどう解決できるかを提案する「ソリューション営業」が中心です。技術的な知識を持つ営業担当として「セールスエンジニア」と呼ばれる職種もあります。

さらに専門性を高めた「ITコンサルタント」は、企業の経営戦略に基づいたシステムの導入計画や、業務プロセスの改善提案を行います。技術力だけでなく、顧客との信頼関係を築くコミュニケーション能力や、課題を論理的に整理する力が不可欠です。文系出身者が多く活躍しており、エンジニアと顧客の架け橋となる重要なポジションです。

企業の事業活動を支えるバックオフィス職

人事、経理、総務、法務などのバックオフィス職は、IT企業においても組織運営を支える縁の下の力持ちです。基本的な業務内容は他業界と大きく変わりませんが、IT業界ならではの特徴として、変化の速い環境に対応した柔軟なサポートが求められます。

例えば、エンジニアが働きやすいようなリモートワーク制度の整備や、最新のITツールの導入・管理などを担当することもあります。また、知的財産管理や情報セキュリティ対策など、IT企業特有のリスク管理に関わる業務も重要性を増しています。直接開発に関わらなくても、ITへの関心やリテラシーを持っていることが採用でプラスに働くでしょう。

IT業界の平均年収と給与水準

就職先を選ぶ上で重要な指標となる年収や給与水準。高度な専門知識やスキルが求められるIT業界は、全業種の中でも平均年収が高い水準にあります。また、実力主義の傾向が強く、経験やスキルアップに応じて収入が上がりやすいのも特徴です。ここでは、公的なデータや調査結果をもとに、他業種との比較や年代別の年収推移など、IT業界の給与事情について解説します。

全業種と比較したIT業界の平均年収

IT業界の給与水準は、他業界と比較しても高めである傾向があります。転職サイトdodaのデータによると、IT/通信業界の平均年収は469万円(2025年調査)で、全業種の中で6番目に高い水準となっています。これは、専門的なスキルが求められる職種が多いことや、業界全体の利益率が高いビジネスモデルであることが要因です。
参考:doda「平均年収ランキング(職種・職業別の年収情報)【最新版】」

特に、外資系企業や大手SIer、メガベンチャーなどでは、新卒の初任給が高めに設定されているケースも少なくありません。スキルや成果が給与に反映されやすい業界構造であるため、若いうちから高収入を目指すことも十分に可能です。

年代別に見た年収の推移と傾向

IT業界の年収は、経験を積みスキルを高めることで順調に上昇していく傾向があります。年代別の平均年収を見ると、20代では398万円ですが、30代で519万円、40代では649万円、50代以上では716万円と推移しています。
参考:doda「平均年収ランキング(職種・職業別の年収情報)【最新版】」

特に40代以降の伸び幅が大きく、全業種の平均と比較しても高い水準を維持しています。これは、プロジェクトマネージャーや上級コンサルタントといった管理職・専門職へのキャリアアップに伴い、報酬が大きく跳ね上がるためです。実力主義の側面が強いため、年齢に関係なくスキル次第で昇給のチャンスがある点も、この業界で働く大きなメリットと言えるでしょう。

IT業界の今後の動向と注目トレンド

技術革新のスピードが速いIT業界では、常に新しいトレンドが生まれ、ビジネスのあり方を変えています。特に近年は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進や「AI(人工知能)」の進化が業界全体の成長を加速させています。ここでは、今後のIT業界を左右する重要な3つのトレンドキーワードを取り上げ、それぞれの動向と将来性について解説します。

ビジネス変革をもたらすDXの推進

現在のIT業界を語る上で欠かせないキーワードが「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。これは単なるデジタル化(紙をPDFにする等)ではなく、デジタル技術を活用してビジネスモデルや組織そのものを変革し、競争上の優位性を確立することを指します。

多くの企業がDXを経営の最重要課題に掲げており、IT業界への発注ニーズは高まる一方です。既存のシステムを刷新するだけでなく、データ分析による意思決定や新たな顧客体験の創出など、攻めのIT活用が求められています。DXを推進できる人材や企業は、今後ますます重宝されることになるでしょう。

利用拡大が続くクラウドコンピューティング

「クラウド」は、自社でサーバーやソフトウェアを持たず、インターネット経由で必要な時に必要な分だけITリソースを利用する仕組みです。AWS(Amazon)やAzure(Microsoft)などのクラウドサービスの普及により、企業はシステム導入のコストを下げ、スピード感を持って事業を展開できるようになりました。

現在は、従来のオンプレミス(自社運用)型からクラウド型への移行が急速に進んでいます。場所を選ばずにデータにアクセスできる利便性は、リモートワークの普及とも相まって不可欠なインフラとなりました。クラウド環境の構築やセキュリティ対策ができるエンジニアの需要は非常に高くなっています。

様々な分野で活用が進むAI技術の進化

AI(人工知能)技術の進化は、IT業界のみならず社会全体に大きなインパクトを与えています。機械学習やディープラーニングに加え、最近では文章や画像を自動生成する「生成AI」が登場し、クリエイティブな領域でも活用が進んでいます。

AIは業務の自動化や効率化だけでなく、自動運転、高度な医療診断、精度の高い需要予測など、新たな価値を生み出す源泉です。今後、AIを使いこなせるかどうかが企業の競争力を決定づける要因になります。AI開発に携わるエンジニアはもちろん、AIツールを活用して業務改革を提案できる人材への期待も高まっています。

新卒でIT業界に向いている人の特徴

「専門スキルがないと活躍できないのではないか」と不安に思う方も多いかもしれません。しかし、IT業界で求められるのは現在の技術力だけではなく、変化に対応する柔軟性や論理的な思考力といった基礎的な資質も重要視されます。ここでは、未経験からでもIT業界で成長し、活躍できる人に共通する3つの特徴について紹介します。

新しい技術への興味と学習意欲がある人

IT業界は技術の移り変わりが非常に激しい世界です。今日使われている技術が数年後には古くなっていることも珍しくありません。そのため、新しい技術やトレンドに対してアンテナを張り、自発的に学び続ける姿勢(学習意欲)が最も重要です。

「新しいアプリが出たらすぐに試してみたい」「仕組みがどうなっているのか知りたい」といった好奇心がある人は、楽しみながら成長できるでしょう。入社時のスキルよりも、変化を前向きに捉え、インプットとアウトプットを継続できるかどうかが、長く活躍するための鍵となります。

物事を筋道立てて考える論理的思考力がある人

システム開発やプログラミングにおいては、「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が不可欠です。コンピューターは指示された通りにしか動かないため、目的を達成するためにはどのような手順で処理を行うべきか、筋道立てて考える必要があります。

また、顧客の抱える複雑な課題を解決する際にも、原因を分解して整理し、矛盾のない解決策を導き出す力が求められます。感情や感覚に頼るのではなく、事実やデータに基づいて合理的に判断できる人は、エンジニアだけでなくコンサルタントや営業職としても高く評価される傾向にあります。

円滑な意思疎通ができるコミュニケーション能力がある人

「IT業界=パソコンに向かって黙々と作業する」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際はチームプレーが基本です。システム開発は多くのメンバーと協力してプロジェクトを進めるため、円滑なコミュニケーション能力が欠かせません。

また、顧客の要望(ニーズ)を正確に聞き出すヒアリング能力や、専門用語をわかりやすく説明する力も重要です。相手の立場に立って考え、認識のズレがないように情報を共有できる力は、技術力と同じくらい大切なスキルです。文系出身者が活躍できる理由の多くは、このコミュニケーション能力にあると言えます。

IT業界の就活を成功させるポイント

成長産業であり人気も高いIT業界への就職を成功させるためには、業界特有のポイントを押さえた対策が不可欠です。自分自身の適性を見極める自己分析から、複雑な業界構造を理解する企業研究、そして実務を体験するインターンシップまで、内定獲得に近づくための具体的なステップと準備の方法を解説します。

徹底的な自己分析でキャリアの軸を定める

就活の第一歩は、自己分析を深めることです。IT業界は職種や業態が多岐にわたるため、「なぜITなのか」「ITを使って何を実現したいのか」というキャリアの軸を明確にする必要があります。

単に「将来性があるから」という理由だけでは、面接官に熱意は伝わりません。自分の強みや過去の経験が、IT業界の仕事とどう結びつくのかを言語化しましょう。例えば、「部活動でチームをまとめた経験」はプロジェクトマネジメントの適性に、「コツコツと課題に取り組んだ経験」はエンジニアの適性につながるかもしれません。

業界・企業研究で志望企業の強みを把握する

一口にIT企業と言っても、Web系、SIer、自社開発、受託開発など、ビジネスモデルによって働き方や文化は大きく異なります。志望する企業がどの分類に属し、どのような強みを持っているかを正しく把握することが重要です。

企業のホームページや採用サイトだけでなく、業界地図やOB・OG訪問などを活用してリアルな情報を集めましょう。特に「一次請けか二次請けか」「BtoBかBtoCか」といった違いは、入社後のキャリアパスや年収にも影響するため、念入りにリサーチすることをおすすめします。

インターンシップに参加して実務を体験する

Web上の情報だけでは分からない「会社の雰囲気」や「実際の業務内容」を知るために、インターンシップへの参加は非常に有効です。実際にプログラミングを体験したり、社員と交流したりすることで、自分と企業の相性(ミスマッチ)を確認できます。

また、インターンシップでの活動実績は、選考時の強力なアピール材料になります。未経験からエンジニアを目指す場合、意欲を示す絶好の機会です。1dayの仕事体験から長期の実務型インターンまで様々な形式があるため、自分の目的に合わせて積極的に参加してみましょう。

自身の経験に基づいた説得力のある志望動機を作る

志望動機を作成する際は、「IT業界への憧れ」だけでなく、実体験に基づいたエピソードを盛り込むことがポイントです。「プログラミング学習でアプリを作った」「アルバイト先の非効率な業務をITツールで改善したいと思った」など、具体的な行動や思考のプロセスを伝えましょう。

また、「なぜその会社でなければならないのか」という点も重要です。企業ごとの得意分野や理念に触れながら、自分がどのように貢献できるかを論理的に説明することで、説得力のある志望動機になります。一貫性のあるストーリーで、熱意と適性をアピールしてください。

まとめ

本記事では、成長を続けるIT業界の仕組みや職種、最新トレンドについて解説しました。IT業界は変化が速く複雑に見えますが、その分だけ将来性があり、未経験からでも挑戦できるチャンスに溢れています。まずは業界の全体像を正しく理解し、自分の適性や目指すキャリアに合った企業を見極めることが、就職活動を成功させる重要な鍵となります。

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