電通のインターン優遇や倍率、内容、日程、選考対策!27卒必見

電通のインターン優遇や倍率、内容、日程、選考対策!27卒必見

監修者 熊谷 直紀
監修者 熊谷 直紀

監修者
熊谷 直紀

監修者熊谷 直紀

横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。

「電通のインターンに参加したいけど難易度が高い?」「倍率は?学歴フィルターがあるの?」「どんな対策をすれば通過できるの?」とお悩みではありませんか。

広告業界最大手の電通は、インターン選考も非常に人気が高く、倍率も数十倍にのぼると言われています。

本記事では、電通インターンの難易度・倍率・通過者の傾向を踏まえつつ、合格に近づくための対策やおすすめの併願先まで紹介します。

電通インターンの各プロジェクトの内容や日程、インターンに参加するメリットもまとめました。広告業界志望者が知っておきたい情報を網羅的に解説しているのでぜひチェックしてみてください。

電通のインターン倍率は高い?

電通のインターン倍率について、公式には明確な数字は公開されていません。しかし、応募者数に対して参加枠が極めて少なく、倍率は高いと予想されます。

複数の就職情報サイトの分析によると、応募者数と募集人数から算出した推定倍率は、人気プログラムで約50倍に達する
とも言われています。

実際に、2025年度の「電通総合ビジネスキャンプ」はわずか20名、出典:「データサイエンスインターン」は24名程度と狭き門です。

また、事前に1DAYインターンや課題提出を経て選抜されるステップも多く、志望者が多い人気企業であることを考えれば、相当な競争率があることは間違いないでしょう。

選考通過には早期の情報収集と、独自性のある課題回答が重要になります。

電通のインターンはこんな人におすすめ

  • 広告やマーケティングの最前線に触れたい人
  • 社会や企業の課題解決に関心がある人
  • 将来、電通でクリエイティブ職・ビジネス職・データ職に就きたい人
  • 早期内定を目指したい人

電通のインターン内容と日程【2025年】

電通では、採用直結型から職種特化型、学び重視の体験型まで、さまざまな切り口でインターンシップを実施しています。ビジネスプロデュース、クリエイティブ、BX、データなど、様々な職種を体験できます。

ここでは、「採用選考直結型」「採用選考直結型以外のインターン」に分けて、各プログラムの内容、日程、特徴、選考フローを詳しく解説します。

※現在はエントリー受付を終了していますが、次年度の実施に向けて興味のある方は内容をぜひ参考にしてみてください。

採用選考直結型

プログラム名 特徴/内容 選考・形式
電通総合ビジネスキャンプ(4days) 電通の事業を網羅的に体験する集中型インターン 1DAYインターン参加者の中から選抜
さわれるビジネスプロデュース塾(1day) ビジネスプロデューサーの仕事を体験 総合ビジネスキャンプの選考対象となる
電通BXインターン 未来変革カイギ(1day) BXをテーマにアイデアを構想し実現まで考える 総合ビジネスキャンプの選考対象となる
アイデアの学校 課題発見〜発想〜実現方法を学ぶ講義&演習 講義+ワークショップ形式
電通データサイエンスインターン データ分析を通じた社会課題・企業課題の解決を体験 実務型の就業形式
テクノロジーとアイデアの学校 クリエイターと共に技術×アイデアの融合を実践 講義+ワークショップ

電通BPインターンシップ 2025|さわれるビジネスプロデュース塾-キミが動かす1DAY-

出典:電通BPインターンシップ 2025 さわれるビジネスプロデュース塾 -キミが動かす1DAY-

「さわれるビジネスプロデュース塾 -キミが動かす1DAY-」は、電通のビジネスプロデューサーの仕事を体感できる1日完結型のインターンです。

講義を通じて「動かす人」の考え方を学び、グループワークでは実際のビジネスをどう動かすかを疑似体験します。

対象は2025年4月時点で28歳未満の方で、参加者の中から希望者に対し「電通総合ビジネスキャンプ(4days)」への選考案内があります。

選考はエントリー課題による書類選考のみとなっています。東京・汐留オフィスで開催され、DAY0ウェビナーの参加が必須です。

項目 内容
プログラム名 さわれるビジネスプロデュース塾 -キミが動かす1DAY-
主催 株式会社電通(dentsu tokyo/osaka/nagoya)
実施日程 2025年8月6日(水) または 8月7日(木)
10:30〜18:30(1日完結型)
開催場所 電通 東京オフィス(汐留)
※状況によりオンライン実施の可能性あり
対象者 2025年4月1日時点で28歳未満の方(高卒以上)
選考方法 書類選考
(エントリー課題提出による)
エントリー締切 2025年6月23日(月)12:00(正午)
エントリー課題 50字以内×3つの経験エピソード
そのうち1つを200〜400字で詳細記述
(動かした行動と気づきの記述必須)
ウェビナー DAY0ウェビナー(8月1日開催)への参加が本プログラム参加条件
主な体験内容 電通のビジネスプロデューサーによるレクチャー- チームを動かす思考法・進行法をグループワークで体感
採用との関係 一部採用選考直結型。
希望者は後日「電通総合ビジネスキャンプ(4days)」選考対象へ
(書類選考・面談あり)
問い合わせ先 bp-intern@dentsu.co.jp

電通総合ビジネスキャンプ(4days)|電通BXインターン 未来変革カイギ

出典:電通BXインターン 未来変革カイギ

「未来変革カイギ」は、電通のビジネストランスフォーメーション(BX)をテーマに、「あなたが変えたい未来」と「その実現方法」を考え抜く1DAY型インターンです。

トークセッションでは現場社員の事例から学び、対話型グループワークで多様な視点を交えながらアイデアを磨きます。

選考通過者の中で希望者は、4daysの「電通総合ビジネスキャンプ」への進出が可能です。エントリーは書類選考のみで、課題には構想力・実現力・自己理解が問われます。

180名規模のプログラムで、多様な発想がぶつかり合う、変革の原体験を得られる機会です。

項目 内容
名称 電通BXインターン 未来変革カイギ
テーマ 「変えたいこと」と「かなえ方」を構想し、未来をデザインする
実施日程 2025年8月4日(月)、8月5日(火)(いずれか1日)
9:30~18:00予定
実施場所 電通 東京オフィス(汐留)
※変更の可能性あり
応募資格 2025年4月1日時点で28歳未満の方(高卒以上)
参加人数 各回90名、計180名(予定)
選考方法 書類選考のみ
(エントリー課題提出)
課題Q1 50字以10年後の未来をどう創るか?400字+補足資料(任意)
課題Q2 「変えたい理由」や価値観の根底を自己分析(400字)
プログラム内容 トークセッション(現場社員登壇)+
グループワーク「未来変革セッション」
連動インターン 希望者は「電通総合ビジネスキャンプ(4days)」
の選考に進出可能
問い合わせ先 bx-intern@dentsu.co.jp

連動インターン:電通総合ビジネスキャンプ(4days)

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通総合ビジネスキャンプは、「課題解決」を軸に、マーケティング、メディア、ビジネスプロデュース、BX・DXなど電通の幅広い事業領域を網羅的に体験できる4日間の採用選考直結型インターンです。

参加には、1dayインターン「さわれるビジネスプロデュース塾」または「電通BXインターン 未来変革カイギ」への参加が前提となっており、これらの参加者の中から希望制で書類選考・面談を経てキャンプ参加者が選ばれます。

総合職としての適性を評価する場でもあり、選抜を通じて内々定直結の機会も設けられています。

項目 内容
対象者 「さわれるビジネスプロデュース塾」
または
「未来変革カイギ」参加者のうち希望者
選考方法 書類選考(ES・適性検査)+面談1回
実施日程 2025年9月17日〜29日(全4日間)
※オリエン・ペアワーク・グループワーク(2日)
実施場所 電通 東京オフィス(汐留)
参加人数 最大20名
採用フロー インターン参加 →
総合職面談 →
内々定最大20名
特徴 課題解決を軸に、事業横断で電通のビジネス全体を体験可能
(マーケ・メディア・BX・DX等)
配属職種 総合職
(すべての部署に配属の可能性あり)

アイデアの学校

出典:電通インターンシップ2025 アイデアの学校

「アイデアの学校」は、課題発見からアイデア創出、実現方法までを学べる8日間の実践型インターンです。

社会や企業、人々の悩みを“楽しく解決する力=アイデア”と捉え、その技術を講義や演習で体系的に学びます。

参加者は興味に応じて「表現」「未来」「好き」をテーマにした3コースから選択できます。選考は書類、適性検査、面談の3段階で行われ、通過者は総合職(クリエイティブ系配属含む)への採用直結の機会を得られる点が魅力です。

「世の中を仕掛けたい!」という想いを持つ学生にとって、自己成長とキャリア形成を同時に叶える貴重なインターンです。

項目 内容
名称 電通インターンシップ「アイデアの学校」
実施期間 2025年8月8日(金)開校~
(全8日間予定)
テーマ 表現/未来/好き を軸にした3コースから選択
形式 講義+演習+グループワーク
特徴 アイデア創出・課題解決の技術を体験的に学べる
対象者 「世の中に仕掛けたい!」という想いを持つすべての学生
(学年不問)
採用直結 総合職(初任配属=クリエイティブ系部署含む)に直結
選考ステップ ①1次:課題提出
②2次:追加課題+適性検査
③3次:面談
エントリー締切 【1次選考】2025年6月20日(金)正午
選考スケジュール 1次結果:7月4日以降- 2次課題締切:7月11日
2次検査締切:7月22日
面談:7月30日〜8月1日
実施場所 非公開
(詳細は選考通過者に通知)
運営 株式会社電通
(dentsu tokyo/osaka/nagoya)

電通データサイエンスインターンシップ

出典:DENTSU DATA SCIENCE INTERNSHIP

「電通データサイエンスインターンシップ」は、実際の生活者データを活用し、マーケティング課題に対して分析・戦略立案を行う就業型インターンです。

1ヶ月間にわたり、メディア接触・購買・意識データなどを用いて、チームで実務的に取り組みます。
採用直結型であり、通過者は総合職(初任配属=データ系部署)としての選考につながります。選考は書類+面談形式です。

専門知識や実務経験よりも、データと向き合う姿勢や課題解決への意欲が重視されます。時給制で報酬があり、参加者には遠方交通費や宿泊補助も用意されている点も魅力の1つです。

項目 内容
名称 電通データサイエンスインターンシップ2025
実施日程 2025年9月4日(木)、5日(金)、9日(火)、16日(火)、
17日(水)、24日(水)、26日(金)の計7日間
実施形式 電通東京オフィス(汐留)
またはオンライン
対象者 2025年4月1日時点で28歳未満(高卒以上)
募集人数 約24名
応募要件 データ分析を通じて社会・顧客課題の解決に関心があること
採用直結職種 総合職
(初任配属:データ関連部署)
選考方法 書類選考 →
オンライン面談
エントリー課題 ● データを活かした課題解決提案(400字×3)
● 自己のデータ活用経験紹介
● 熱中した経験(200字)
報酬・待遇 時給2,000円
交通費支給
遠方者は宿泊補助あり
過去課題例 飲料商材の売上向上戦略
若年層のテレビ番組視聴率アップ施策
関連部署 データ・テクノロジーセンター
データマーケティング局
問い合わせ先 ds.internship@dentsu.co.jp
備考 選考通過後も、新卒本選考とは別枠で進行(影響なし)

テクノロジーとアイデアの学校

出典:電通インターンシップ2025 テクノロジーとアイデアの学校

「テクノロジーとアイデアの学校」は、最先端のテクノロジーとクリエイティブを融合させ、課題発見から解決・実装までを学ぶ採用選考直結型インターンです。

デジタルクリエーティブ職としての適性が評価され、講師陣には第一線で活躍するクリエイターが多数登壇。全7日間のプログラムでは、CODE・COPY・ARTの3軸にわたる集中講義と個人・グループワークを実施します。

応募にはポートフォリオまたは制作物の提出が必須で、技術力と表現力の両面が問われます。参加者はわずか20名程度と限られており、電通のデジタル領域における中核人材を育成する選抜型インターンです。

項目 内容
名称 テクノロジーとアイデアの学校
(Dentsu Internship 2025 School of Technology and Idea)
実施日程 2025年2月4日・12日・13日・14日・17日・20日・28日
(全7日間)
実施場所 東京(電通オフィス)
+オンライン
(ハイブリッド形式)
参加人数 約20名
対象者 2025年4月1日時点で29歳未満の方
(高卒以上)
採用直結 デジタルクリエイティブ職としての採用に直結
選考方法 書類(エントリー課題)→
オンライン面談(2回)
+性格適性検査
エントリー課題 テクノロジーを用いて生み出したモノやアイデアの紹介
(PDFまたはGitHub等)
講義構成 CODE/COPY/ART 各集中講義+
ワークショップ+
課題発表・修了式
主な登壇者 大瀧篤(座長)
佐々木康晴(校長)
村上晋太郎・北恭子・佐山太一(講師長)
他多数
プログラム構成 講義+個人ワーク+グループワーク
(中間課題・最終課題発表あり)
関連部署 Dentsu Lab Tokyo
(グローバル連携あり)
問い合わせ先 d.intern@dentsu.co.jp

採用選考直結型以外のインターン

電通では「採用選考直結型インターン」以外にも、多様なテーマや職種に応じた体験型インターンを複数実施しています。

自分の興味や得意分野に合わせて参加できる内容が揃っており、広告・マーケティングの枠を超えた広い視野と実践力を養う機会となっています。

プログラム名 特徴/内容 選考・形式
電通マーケティング1DAYスクール 「人間理解」を軸に電通のマーケティング業務を体験
データの裏側にある人の本音を探る
書類選考/1DAY対面開催
メディアビジネス塾 メディア・コンテンツ領域の「実行力」を学ぶ2日間
社員との対話・ワークで業界理解を深める
書類選考/2日間対面参加必須
電通デザインサマースクール 実際の案件を通じて、アートディレクションや企画設計を体験
ビジュアル思考力を磨く
ビジュアル思考力を磨く
ポートフォリオ+書類選考
電通プランニングキャンプ(例年 消費者インサイトを起点に、戦略構築のプロセスを体験
マーケティング×プランニングを学べる
書類選考/グループワークなど
電通ラボ型インターン(過去開催例) 特定領域(メディア、スポーツ、地域創生など)に特化した少人数制インターン
専門性を深く掘り下げる
書類選考+ワークショップなど

電通デザインサマースクール

出典:Design Summer School

電通デザインサマースクール(DSS)は、将来デザイナーを志す学生を対象に、アートディレクションの今と考え方を学ぶ7日間のインターンです。

グラフィックや広告の枠を超え、商品開発や新領域デザインにも触れる実践型のカリキュラムを展開しています。講師は電通のアートディレクターやクリエイティブテクノロジストなど、現場の第一線で活躍する専門家が担当します。

選考では「笑顔にするデザイン作品」の提出が求められ、1次課題・作品展示を経て参加者が決定。採用直結ではないものの、自身の表現力と創造性を社会とつなげる貴重な機会です。

項目 内容
名称 電通デザインサマースクール 2025
(Design Summer School)
対象者 2027年4月1日時点で30歳未満の方
(デザインを学ぶ学生)
参加人数 約15名
実施期間 2025年8月4日・5日・6日・8日・12日・9月1日・11日
(全7日間)
実施場所 電通東京オフィス(汐留)またはオンライン
(社会情勢に応じて変動)
選考方法 ①エントリー課題提出(作品)
②作品展示・プレゼン審査(2次選考)
課題テーマ 「受け取った人を笑顔にするためのデザイン(アイデア)」
作品形式 平面・立体・映像・WEBなど自由
(現物またはURLで提出)
選考日程 1次締切:6月23日(月)
正午2次選考:7月13日(日)
※エントリー受付は終了しました。
注意事項 採用選考とは無関係(選考への影響なし)
全日程参加必須
講師陣 アートディレクター
テクノロジスト
デザインストラテジストなど
問い合わせ先 d.intern@dentsu.co.jp

人がおもしろく見えてくる電通マーケティング1DAYスクール

出典:電通マーケティングインターンシップ 2025 人がおもしろく見えてくる 電通マーケティング1DAYスクール

電通の「マーケティング1DAYスクール」は、「人間っておもしろい」と感じる人のための体験型インターンシップです。

人の本音を想像し、心を動かすことで課題解決に向き合う、電通マーケティングの神髄を実習形式で学びます。

データから情報を読み解き、クライアントへ貢献する面白さを体感できるプログラムで、2025年2月に東京で開催。講師から直接フィードバックを得られる貴重な機会です。

項目 内容
名称 電通マーケティング1DAYスクール
実施日程 2025年2月25日(火)または26日(水)12:30~19:00
(いずれか1日)
実施場所 電通 東京オフィス(汐留)
※状況によりオンラインの可能性あり
参加人数 各回20名
(計40名)
対象者 2024年4月1日時点で28歳未満の方(高卒以上)
選考方法 書類選考
(エントリー課題2問)
採用直結
(採用選考には直結しない)
エントリー締切 2025年1月27日(月)12:00(正午)
※エントリー受付は終了しました。
課題① 自分とは違う価値観を持つ人物を想定し、
その人の心をどう動かせるか(200~400字)
課題② 最近気になった出来事やトレンドと、
それが誰の心をどう動かしたか(200~400字)
講師陣 深田欧介(統括執行役員/ストラテジー)
田中泰広(エグゼクティブプランニングディレクター)ほか
問い合わせ先 mk-intern@dentsu.co.jp

メディアビジネス塾

出典:電通インターンシップ2024 メディアビジネス塾

「メディアビジネス塾」は、電通が手がけるメディア・コンテンツ領域の仕事に焦点を当てた2日間の対面型インターン/span>です。

企画の実現力や、多様なステークホルダーとの協働を重視する同プログラムでは、講義やワークショップを通して「実行力」を体感できます。業界変革の最前線で活躍する社員から実体験に基づく知見を得られる貴重な機会です。

選考では、実行力を発揮した経験や自己分析力が問われ、事前課題もややボリュームがありますが、その分深い学びと成長が期待できます。

採用直結ではないものの、コンテンツビジネスに関心のある学生にとって強いキャリア形成の足がかりになるでしょう。

項目 内容
名称 メディアビジネス塾
(Dentsu Media Business Juku)
実施日程 2024年11月6日(水)・21日(木)各日 9:30〜17:30
対面・両日参加必須
実施場所 電通 東京オフィス(汐留)
参加人数 約120名予定
対象者 2024年4月1日時点で28歳未満の方(高卒以上)
選考方法 書類選考
(エントリー課題3問)
採用直結
(採用選考には直結しない)
エントリー締切 2024年10月9日(水)12:00(正午)
課題① 応募理由と期待(200〜300字)
課題② 実行力を発揮した経験(600〜800字)
課題③ 自分の性格を表すキーワード3つ(各10字以内)
講師陣(例) 奈木れい、岸英輔、
安渕哲平、清田創也など、
メディア×コンテンツ業務をリードする実務家多数
主な内容 実際の事例に基づいた講義
メディア・コンテンツ企画のワークショップ
備考 首都圏以外の大学生は、条件により交通費支給あり
問い合わせ先 電通インターンシップ事務局
d.intern@dentsu.co.jp

電通のインターンのスケジュール【春・夏・秋・冬】

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通のインターンは、6月のエントリー開始から翌年3月の早期選考まで長期にわたり開催されます。採用選考直結型・直結しない型ともに多様なプログラムがあり、時期や内容もさまざまです。

ここでは、インターンの年間スケジュールと各プログラムの流れを一覧で整理します。

採用選考直結型インターン

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通の「採用選考直結型インターン」の主要プログラム4種を比較した表を以下にまとめました。領域や実施日数、参加人数、締切日などが一目で分かるため、志望する領域やスケジュールに応じて参加計画を立てやすくなっています。

なお、「テクノロジーとアイデアの学校」の詳細は現時点で未定ですが、今後の発表に注目です。いずれのインターンも倍率が高く、とくに「電通総合ビジネスキャンプ」は他インターン参加が前提となるなど、早期の準備が重要です。

採用選考直結型以外のインターン

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通では、採用選考に直結しない形式のインターンも多彩に開催されています。たとえば、ビジネスプロデュースを1日で体験できる「さわれるビジネスプロデュース塾」や、ビジネストランスフォーメーションを学ぶ「未来変革カイギ」は、数百名規模で参加可能なプログラムです。

一方で、デザイン系志望者向けの「電通デザインサマースクール」は、少人数かつ長期間でじっくりと取り組める内容となっています。

いずれも体験を通じて業務理解を深められる貴重な機会ですが、選考に直結しない分、自由度の高い志望動機や参加目的でのチャレンジが可能です。来年度以降の実施に備えて、今年の概要をチェックしておきましょう。

電通のインターン優遇・早期選考【口コミ・評判】

電通では一部のインターン参加者に対して、採用選考における優遇や早期選考の案内がなされることがあります。

とくに「電通総合ビジネスキャンプ」「アイデアの学校」「電通データサイエンスインターン」などの採用選考直結型インターンは、参加後すぐに早期選考へ進むフローが組まれています。

口コミ調査の結果、選考フローの中で実施されるアウトプットやグループワークを通じて、高評価を得た学生が早期に声をかけられるケースが多いようです。

インターンを単なる体験の場として終わらせず、積極的に取り組むことが、内定への近道となります。

電通のインターンに落ちたら内定は難しい?

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通の公式Q&Aによれば、「インターンに参加していなくても採用選考には全く影響ありません」と明記されています。つまり、インターンに落ちたからといって、本選考で不利になることはないとされています。

実際にインターンに参加していない状態から内定を獲得した学生も多く存在し、インターンの参加はあくまで一つのルートにすぎません。

ただし、インターンを通じて企業理解や志望動機の明確化に役立つことは確かです。インターンに落ちた場合でも、自分なりの学びや分析をもとに対策を講じれば、十分に内定は狙えます。

【27卒】電通のインターン選考フロー

出典:RECRUIT インターンシップについて | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通のインターンに参加するには、マイページ登録から始まり、課題提出や面談などを経て選考が行われます。

とくに「採用選考直結型」インターンでは、一部の参加者に早期選考の案内が届く可能性もあります。ここでは、電通のインターン参加までの流れをわかりやすく整理します。

1. MYPAGE(マイページ)に登録する

電通のインターンに参加するには、まず公式新卒採用サイトからマイページ登録を行う必要があります。登録すると、各種インターン情報やエントリーフォーム、選考に関する案内が届くようになります。

エントリーの管理や選考課題の提出、面談の案内などもマイページ経由で行われるため、早めの登録がおすすめです。

登録時点ではエントリー完了にはなりませんが、スケジュール管理や締切の確認を行う上でも、早期のアカウント開設がスムーズな選考へ繋がります。

2. エントリー期間中のインターンにエントリー

電通では複数のインターンが用意されており、各プログラムごとにエントリー期間と締切が異なります。マイページ登録後は、希望するインターンを選び、指定期間内にエントリーを完了させましょう。

早めにエントリーすることで、書類作成や課題準備の余裕も生まれます。中には1dayインターンを経て選抜される形式のプログラムもあるため、スケジュールと選考フローをしっかり把握しておくことが重要です。

3. インターン選考(エントリー課題と面談などを通して選考)

エントリー後は、選考に進むための課題提出やオンライン面談などが行われます。内容はインターンによって異なりますが、多くはビジネス課題や自己PRなど、電通の仕事に対する理解や発想力、志望意欲を確認するものです。

とくに採用選考直結型のインターンでは、選考の精度も高く、早期選考に進むかどうかの判断材料になるため、準備は念入りに行う必要があります。

4. インターンに参加

選考を通過した学生は、それぞれのプログラムに応じた日程でインターンに参加します。1dayから複数日にわたる長期プログラムまで様々な形式があり、内容もビジネス体験・ワークショップ・講義など多岐にわたります。

現場の社員と交流しながら、電通での働き方や価値観に直接触れる機会として、多くの学びを得ることができます。フィードバックも得られるため、自己理解や今後の就活準備にも役立ちます。

5. 採用選考直結型インターンの場合は早期採用選考の案内

採用選考直結型インターンに参加した一部の学生には、早期選考の案内が届く可能性があります。これは全参加者が対象というわけではありません。

実質的に本選考の一環として位置づけられていることも多く、志望度が高い学生にとっては、インターンを通じて実力をアピールする絶好のチャンスだと言えるでしょう。

電通のインターンに受かる方法・対策法

電通のインターンは応募者数が多く、選考通過には入念な準備が不可欠です。とくに「採用直結型」のインターンでは、書類選考や面談を突破する実力が求められます。

ここでは、志望動機の整理やエントリーシート、SPI対策など、合格率を高めるために押さえておきたいポイントを4つの観点から解説
します。

①志望動機を明確にする

志望動機はインターン選考の中でも重要な評価項目です。単に「広告に興味がある」「電通の規模が魅力」といった一般論ではなく、なぜ自分が電通のインターンに参加したいのかを、経験や価値観と結びつけて語ることが大切です。

たとえば、自身が感じた社会課題や広告に感動したエピソードを交えて語ると説得力が高まります。さらに「どのインターンで何を学びたいのか」「将来どんな活躍を目指しているのか」を明確にすることで、熱意と適性が伝わります。

志望動機は他の応募者と差をつける絶好のチャンスです。じっくり時間をかけて仕上げましょう。

②学生時代の経験に力を入れる

選考課題や面談では、学生時代の経験が問われる傾向があります。電通では「実行力」や「巻き込む力」に加え、「人を動かす力」や「他者と協働し成長をつくる姿勢」が重視されます。たとえば、困難な状況で仲間と協力して成果を出したエピソードは好印象です。

さらに、「社会に前向きなインパクトを与えたい」という志や、「自分一人では成し得ないことに仲間と挑んだ経験」などが、電通の理念と強く共鳴します。

単なる成果の羅列ではなく、自分の思考や行動の背景・そこから得た学びを本音で語ることが、説得力のある自己PRにつながるでしょう。

出典:電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING – 社長メッセージ

③WEBテスト・SPI対策をする

電通の一部インターンでは、選考過程にWEBテスト(SPIなど)が課されます。難易度自体は極端に高いわけではありませんが、応募者の母数が多いため、足切りとして機能しているのかもしれません。

とくに数的処理や論理的思考の問題で高得点を出すには、早めの準備が不可欠です。参考書やアプリを活用し、繰り返し練習することが効果的です。

また、タイムマネジメントも問われるため、本番に近い形式で模擬演習を行いましょう。SPIが苦手な人でも、対策を怠らなければ着実にスコアを伸ばすことが可能です。書類が通ってもSPIで落ちてしまうのは非常にもったいないため、万全の準備を心がけましょう。

④ES添削・面接対策をする

エントリーシート(ES)や面接で問われる内容は、電通の求める人物像とマッチしているかどうかです。

自分では伝えたつもりでも、読み手に伝わらないケースも多いため、ESは第三者の視点で添削してもらうのが効果的です。大学のキャリアセンターやOB・OG、就活支援サービスなどを活用しましょう。

面接対策では、自己紹介・志望動機・学生時代の経験を軸に、論理的かつ端的に話せるよう準備します。

とくに「なぜ電通なのか」「どんな貢献ができるか」といった問いに即答できるよう、自分の言葉で何度も練習することが大切です。録音して客観的に確認するのもおすすめです。

電通が求める人材・若手に期待していること

電通が目指すのは、一人ひとりが個性を発揮しながら、多様性を受け入れ、周囲にポジティブな影響を与えるリーダーシップを持つ人材です。

「電通人」とは、必ずしも目立つ存在ではなくても、周囲が力を発揮できる場を自然とつくれる存在。若手にも特別な期待を設けるのではなく、年齢や社歴に関係なく挑戦と成長が求められる環境があります。

広告の枠にとどまらない事業領域の広がりにより、個々に応じた多様なキャリア形成が可能です。

出典:電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING – 社長メッセージ

電通のインターン通過者の傾向

電通のインターンに通過する学生には、学歴・スキルだけでなく、独自の視点やチーム貢献への意識が求められます。
実際の通過者には、東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学などの難関校出身者だけでなく、美術系・地方国公立大など多様なバックグラウンドの学生も見られます。

共通しているのは、「自分の意見を言語化する力」「柔軟に他者と協働する力」「広告や社会課題への強い関心」です。特にグループディスカッションや事業提案ワークでの貢献姿勢は、選考突破の重要ポイントといえるでしょう。

  • 難関大学や専門分野での強みを持つ学生
  • 広告・マーケに対する興味と業界研究が深い学生
  • 他者と協働しながら論理的に意見を述べられる人
  • 多様な価値観にオープンで、発想が柔軟な人

電通のインターンに参加するメリット

電通のインターンは、参加者に学びと成長の機会を提供する人気のプログラムです。

実践的な課題に挑戦しながら、社員との濃密なコミュニケーションを通じて自身の強みや課題に気づくことができます。本選考での優遇ルートもあり、就活を有利に進める第一歩になるでしょう。

ここでは、電通のインターンに参加するメリットについて3つに分けて解説します。

実践的なビジネス課題に挑戦できる環境が整えている

電通のインターンでは、実際のクライアントを想定した事業戦略の立案やマーケティング施策の設計など、リアルなビジネス課題に取り組みます。
よくある見学や講義形式ではなく、学生自身が主役となってアイデアを出し、チームで形にしていくプロセスが重視されます。

業界や職種への理解が深まるだけでなく、自分がビジネスの現場でどのように貢献できるのかを体感できる貴重な機会です。

机上の空論ではなく、顧客の成長や社会課題の解決といった「電通の仕事の本質」に触れられる経験は、今後のキャリア選択にも大きな影響を与えるでしょう。

フィードバックを通じて成長を実感できる

インターンでは、電通の第一線で活躍する社員からの直接フィードバックを受けられる点も魅力です。プレゼン後や課題提出後に得られるアドバイスは具体的かつ的確で、自分では気づかなかった課題や強みに気づくきっかけになります。

また、グループワークでは、他大学の優秀な学生と協働することで、自身の立ち位置や思考スタイルを客観的に捉え直すことができます。

短期間ながら、厳しくも温かい指導のもとで着実に成長を感じられるのが、電通インターンの大きな特長です。

早期選考・特別ルートのチャンスが得られる

電通のインターンは採用選考に直結するケースがあり、参加者限定で早期選考や特別ルートへの案内を受けられることがあります。

実際に、「アイデアの学校」や「テクノロジーとアイデアの学校」では、優れた評価を得た学生に対して本選考の一部が免除されるなどの優遇措置が報告されています。

競争倍率が非常に高い本選考において、早期ルートに乗れることは大きなアドバンテージになるでしょう。電通に本気で入りたいと考えている学生にとって、インターン参加はその第一関門であり、合格への近道にもなります。

電通インターン志望者におすすめの併願先

電通のインターンを目指す学生には、同様の業界や選考基準を持つ企業も併願するのがおすすめです。

志望動機や自己PRの幅が広がるだけでなく、それぞれの社風や仕事の違いを実感することができます。ここでは、電通志望者と親和性の高い企業を3社ご紹介します。

博報堂:クリエイティブ志向の学生に人気の老舗広告会社

出典:オフィスツアー | HAKUHODO RECRUIT

博報堂は電通と並ぶ広告業界の双璧であり、特にクリエイティブやブランド戦略に強みを持つ企業です。

チームでのアイデア創出や、生活者目線での企画力が問われる点が特徴で、電通の「実行力重視」とはまた違った観点で自分を試すことができます。

インターンでは、実際の案件を想定したプレゼンやワークショップを通じて、広告の力で社会を動かす体験ができます。選考では論理性と発想力のバランスが問われるため、電通と併願することで志望動機やアピール軸の整理にも役立ちます。

項目 内容
会社名 株式会社 博報堂
(本社:赤坂Bizタワー)
主な事業内容 広告領域を超え、経営・事業・社会課題にまで対応する統合型マーケティング支援
高いクリエイティビティと戦略力を武器に国内外のクライアントの課題を解決
募集職種・部門 アカウントプランナー、クリエイティブ、
マーケティングサイエンス、ビジネスデザイン、データエンジニアリングなど
(職種紹介ページにて掲載)
インターンシップ 「ビジネスデザイン篇」「クリエイティブ篇」
「マーケティングサイエンス篇」
などを夏・冬に実施(併願不可)
インターン合否は春選考に影響なし。
働き方制度 ベストプレイス(業務内容に応じてテレワーク/出社を選択)、
フリーバカンス制度(月2回×5連休)、
月1回のプラ休(週休3日相当)制度あり
福利厚生・制度 結婚・出産・育児の支援制度、
クラブ活動、健康・暮らし応援、スラッシュ7
(19時以降の会議自粛)など、心身の健康と創造力を重視した環境整備
離職率・平均勤続年数 離職率:不明、平均勤続年数:12.8年
※株式会社博報堂DYホールディングス有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)
採用大学実績 明記なし
例年、東大・早慶・京大・一橋・美術系(多摩美・武蔵美など)を含む多様な大学・学部から採用実績あり

出典:インターンシップ | HAKUHODO RECRUIT

サイバーエージェント:DX領域での経験を積みたい人向け

出典:オフィス環境 | 株式会社サイバーエージェント

サイバーエージェントは、インターネット広告やメディア運営、ゲーム事業を軸に急成長を続けるIT企業です。

特にDXやデータマーケティング領域での先進的な取り組みが注目されており、デジタルを強みにしたい学生には最適な環境です。インターンでは短期間でもプロダクト開発やマーケ施策の立案に携われるため、即戦力としての思考力や行動力が問われます。

電通志望者にとっても、デジタル分野の理解を深めるうえで非常に有益な経験となり、今後のキャリアの幅を広げることができます。

項目 内容
会社名 株式会社サイバーエージェント
(本社:渋谷・Abema Towers)
主な事業内容 オンライン広告
メディア運営(Ameba)
動画配信(Abema)
ゲーム開発
AI/データ事業など
募集職種・部門 エンジニア
(Web・バックエンド・機械学習・データサイエンス)、
クリエイター(3DCG・イラスト・UI)、
インフラ、技術企画、マーケティング、企画職 など
インターンシップ ・「3DCGレベルアップ」「イラストレーター」「3D Debut」等クリエイター向けプログラム(2025年8月開催)
・「CA Tech JOB」就業型1ヶ月インターン(オンライン可、2025年6月〜2026年4月)
働き方制度 ・ハイブリッド/完全リモート(部署による)
・月単位裁量フレックス
・週3日程度の在宅が可能なポジションあり
福利厚生・制度 ・産休・育休後復職率97.1%
・社内クラブ活動、各種表彰制度
・服装自由、フリーアドレス、社内コミュニケーション支援制度多数 |
離職率・平均勤続年数 単体離職率:約8 〜 9 %
採用大学実績 非公開
ただし新卒・キャリア採用ともに専門性重視で、多様なバックグラウンドを持つ人材を採用

出典:データで見るサイバーエージェント

リクルート:事業推進・戦略立案を重視する学生におすすめ

出典:リクルートが本社オフィスを大改革。「CO-EN」というコンセプトに込めた思いとは? | HOWHERE | 働き方から企業や仕事をみつけるメディア

リクルートは人材・教育・住まいなど幅広い分野で事業展開する企業で、データドリブンな戦略設計や事業開発力に強みを持っています。

インターンでは、新規事業の立ち上げやマーケティング戦略の策定など、実践的なワークに取り組めるため、ビジネス感覚を養いたい学生に最適です。

電通と同様に「課題解決力」や「チームワーク」が重視されるため、選考対策の相乗効果が期待できます。また、社員の裁量が大きく、若手から活躍できる風土に惹かれる学生にもおすすめの併願先です。

項目 内容
会社名 株式会社リクルートホールディングス
主な事業内容 人材サービス(求人・人材紹介・派遣)
HRテクノロジー(Indeed、Glassdoor等)
SaaS事業など
世界60か国以上で展開
募集職種・部門 ビジネスグロース、プロダクトグロース、
エンジニア、データスペシャリスト、
デザイン、ファイナンスなど、
多様な新卒コースあり
インターンシップ 選考直結型インターンを夏〜冬にかけ実施。4~5週間のプログラムで、データスペシャリスト、エンジニア、ビジネス等のコースがあり、実践的な業務体験が可能
※現在実施中のインターンシップはなし(募集終了)
福利厚生 ・年間145日休日
・週休約3日(フレキシブル休日含む)
・リモートワーク制度・通勤費実費支給(上限5,000円/日)
・時短勤務(育児・介護)
・各種特別休暇(STEP休暇、ストック休暇、ケア休暇、アニバーサリー手当など)
働きがい 自律的な働き方と裁量権・人的資本経営への取り組み・多様性を重視したインクルーシブな社風
離職率 正社員の自発的離職率:9.7%
(定着率90.3%/2023年3月期)
採用大学実績 明示的な大学名は非公開
「多様な大学出身者を採用」と記載あり

出典:働き方・働く場所​・福利厚生|新卒採用|株式会社リクルートホールディングス
出典:福利厚生|キャリア採用|株式会社リクルート

電通の年収と福利厚生

電通の初任給は、2024年実績で月給35万5,300円(基本給27万5,600円+固定残業代30時間分7万4,100円+リモート手当5,600円)となっています。

これに加え、賞与は年4回支給され、成果に応じた報酬が得られる仕組みです。通勤手当や配偶者・子ども手当、退職金制度、企業年金制度など福利厚生も充実しています。

電通はフレックスタイム制を導入しており、柔軟な働き方が可能です。年齢や職種によって年収は大きく異なりますが、キャリアを積むことで高年収を目指せる環境が整っています。

項目 内容
初任給(月額) 355,300円
(2024年実績)
基本給 275,600円
固定残業代(30時間分) 74,100円
リモート手当 5,600円
賞与 年4回
勤務時間 9:30~17:30(所定労働時間7時間)
※全社フレックスタイム制を導入
休日 完全週休二日制
その他手当 通勤手当、配偶者手当、子ども手当など別途支給
制度 退職金制度、企業年金制度あり
勤務地 東京・大阪・京都・名古屋など
(国内外グループ会社への異動・出向あり)
年収の目安
(参考)
若手:400万~600万円程度
中堅以上:800万~1,200万円以上も可能(役職等による)

出典:RECRUIT 選考について | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通の採用大学一覧!学歴フィルターはある?

出典:RECRUIT Special Q&A | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

電通では公式サイトにて「学歴フィルターはない」と明言しています。採用ページのQ&Aでも、「大学名に関係なく、個人の才能のタネを見つけることが使命」と記載されており、学歴よりも人物重視の採用姿勢が強調されています。

実際の採用実績を見ると、東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学といった難関校に加え、多摩美術大学や武蔵野美術大学などの美術系大学からの内定者も多く、多様性が尊重されていることがうかがえます。

大学名だけで判断せず、自分自身の個性や価値観、経験をどう表現するかが重要だと言えるでしょう。

電通の企業情報

出典:Our Capabilities(事業紹介) – 電通ウェブサイト

電通(DENTSU INC.)は、1901年に創業された日本を代表する総合広告会社です。

本社は東京都港区東新橋に位置し、2024年12月時点での従業員数は5,283人、資本金は100億円です。

従来の広告事業にとどまらず、顧客企業のマーケティング支援から事業変革、顧客体験の設計、DX推進までを一貫して手がける統合ソリューションを提供しています。

項目 内容
会社名 株式会社 電通(DENTSU INC.)
創業 1901年(明治34年)7月1日
本社所在地 東京都港区東新橋1-8-1
代表者 佐野 傑(さの たけし)
永井 聖士(ながい きよし)
資本金 100億円
従業員数 5,283人(2024年12月末時点)
事業内容 広告開発、顧客体験デザイン、
デジタル変革支援、事業変革支援など
特徴 統合的なマーケティング・ソリューションの提供
公式サイト https://www.dentsu.co.jp/

出典:会社概要 – About Us(企業情報) – 電通ウェブサイト

電通のインターンまとめ

電通のインターンは、採用選考に直結する貴重な機会として多くの就活生に注目されています。短期集中型のプログラムを中心に実施され、選考フローではエントリー課題や面談を通じて「巻き込む力」「実行力」などが評価されます。

一部の参加者には早期選考への案内が届く可能性があり、内定に近づくチャンスとなります。一方で、落選しても本選考には挑戦可能なので諦める必要はありません。

よくある質問

Q. 電通のインターンは内定に直結しますか?

「アイデアの学校」など一部は採用選考直結型とされており、評価が高ければ早期選考への案内があることもあります。ただし全員に内定が出るわけではなく、その後の本選考を突破する必要があります。

Q. 電通のインターンに落ちたら本選考に進めないって本当?

電通が定期的に実施しているのは短期インターンが中心です。過去には数ヶ月の長期インターンの実施例もありますが、常時募集はされていません。長期参加を希望する場合は、公式サイトの情報を定期的に確認しましょう。

Q. 電通のインターン倍率は?

電通は公式に倍率を発表していませんが、情報サイトの分析では倍率は非常に高いとされています。とくに人気のプログラムでは応募者数が数千人にのぼることもあり、倍率が100倍を超えるケースも珍しくありません。

Q. 電通への入社実績がある大学は?

東京大学、早稲田、慶應をはじめとする難関校に加え、多摩美術大学など美術系の実績も豊富です。
ただし、特定大学に限定された採用ではなく、幅広い大学からの採用実績があります。大学名だけで諦める必要はありません。

Q. 電通に入るのは難しいですか?

電通は広告業界に大きな影響力を持つ企業として人気が高く、就職難易度も非常に高いことで知られています。数十倍の倍率に加え、選考では発想力や実行力、人間性まで問われるため、しっかりとした準備と差別化が求められます。

Q. 電通のインターン参加後の本選考での優遇はありますか?

採用直結型インターンで高評価を受けた学生には、早期選考への案内といった優遇があるようです。すべての参加者が対象ではないものの、インターンの評価が本選考の突破につながる可能性は高いです。

Q. 電通はインターンと本選考のどちらが難しいですか?

一般に「インターン選考の方が難関」とされます。募集枠が少なく倍率が高いため、優秀な学生が集中するからです。
ただし、本選考も十分な難易度があります。まずはインターン突破を、内定への一歩として捉えましょう。

Q. 電通のインターンはどれがおすすめ?

電通のインターンには「アイデアの学校」や「テクノロジーとアイデアの学校」など複数のプログラムがありますが、とくにおすすめは採用選考に直結するプログラムです。
選考通過者には早期選考の案内が届く可能性があり、内定に一歩近づけるチャンスとなります。
自分の興味や強みとマッチする内容を選び、課題解決力や実行力をアピールできる場を選ぶとよいでしょう。公式サイトで最新の募集情報を必ず確認してください。

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