
オープンハウスの就職難易度!誰でも受かる?【新卒・中途】
2025.06.05 更新


監修者
熊谷 直紀
監修者熊谷 直紀
横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。
「オープンハウスの就職難易度ってどれくらい高いの?」「誰でも受かるって本当?」と不安に感じている就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では、オープンハウスの就職難易度について、公式の採用ページや、入社が難しい有名企業ランキング「入社が難しい有名企業ランキング」のデータをもとに解説します。
あわせて、採用実績校や学歴フィルターの有無、年収や募集職種といった採用情報もまとめました。選考内容や面接対策、求められる人物像、選考突破のポイントもまとめたので、オープンハウスへの就職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
- オープンハウスの就職難易度や人気度は高い?
- オープンハウスは誰でも受かる?採用倍率は約36倍
- 【どこの大学出身?】オープンハウスに内定実績のある大学一覧!
- オープンハウスの採用に学歴フィルターは存在するの?
- 【就職難易度】オープンハウスの採用職種・採用数の推移
- 【職種別】オープンハウスの初任給
- オープンハウスの平均年収
- オープンハウスの募集職種
- オープンハウスってどんな企業?
- オープンハウスの選考フロー
- オープンハウスの面接でよく聞かれる内容
- オープンハウスの選考を突破するためのポイント
- オープンハウスが求める人物像
- オープンハウスの内定者の特徴
- オープンハウスと似ている企業
- オープンハウスの採用に関するよくある質問
- まとめ
オープンハウスの就職難易度や人気度は高い?

オープンハウスの就職難易度は、不動産業界の中でも特に有名な大手企業(三井不動産や野村不動産など)ほど高くはないと考えられます。
実際に、東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい企業ランキングトップ200社」にオープンハウスの名前は含まれていません。
さらに、同メディアによる「2万人の学生が投票した就職人気企業ランキング」の上位300社においてもランクインしていないことが確認されています。
オープンハウスは誰でも受かる?採用倍率は約36倍
オープンハウスが難関企業ランキングに含まれていないからといって、決して「誰でも受かる」わけではありません。
リクナビ2026の情報によれば、オープンハウスグループの採用予定人数は301名以上とされており、これに対してプレエントリー候補リスト登録人数は10,839人(2025年2月時点)に達しています。
このデータから算出される採用倍率は最大でも約36倍となり、オープンハウスの就職難易度が決して低くないことがうかがえます。
同じ不動産業界の企業の採用倍率と比較
オープンハウスの採用倍率が最大約36倍とされる中、それが業界内でどの程度の水準かを把握するために、他の大手不動産企業と比較してみましょう。
企業名 | 採用予定人数 | プレエントリー数 | 推定採用倍率 |
---|---|---|---|
オープンハウス | 約301名以上 | 10,839人(2025年2月時点) | 最大約36倍 |
三井不動産リアルティ | 約100名 | 約8,600人 | 約86倍 |
住友不動産販売 | 約150名 | 約7,200人 | 約48倍 |
オープンハウスは他の大手不動産企業と比較して採用人数が多く、倍率もやや低めです。しかし、それでも30倍を超える競争率があるため、十分な準備が必要です。
なお、上記のデータはリクナビ2026の情報をもとにしています。詳細な情報については、各企業の公式採用ページやリクナビの該当ページをご確認ください。
【結論】難易度が非常に高い企業ではないが十分な対策が必要
オープンハウスは、毎年200名以上を採用していますが、実力や成果を重視する企業文化のため、企業の価値観や考え方に合うかどうかが重視されます。
特に面接では、「本音で語れるか」「企業理解があるか」が問われるため、内定を獲得するには、十分な事前準備と自己分析が必要だといえるでしょう。
出典:オープンハウスグループの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2026
出典:株式会社オープンハウスグループ【九州エリア】の採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2026
【どこの大学出身?】オープンハウスに内定実績のある大学一覧!

オープンハウスの内定者は、全国の多様な大学から輩出されています。特徴的なのは、いわゆる難関大学や有名私立大学だけでなく、中堅大学や地方国公立大学、さらには高卒・専門卒からの採用実績もある点です。これは「学歴偏重ではなく人物重視」というオープンハウスの採用方針が反映されています。
主な内定実績校
- 東京大学
- 一橋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 九州大学
- 東京工業大学
- 筑波大学
- 横浜国立大学
- 千葉大学
- 上智大学
- 国際基督教大学
- 東京理科大学
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 明治大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 中央大学
- 法政大学
- 学習院大学
- 首都大学東京(現・東京都立大学)
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
- 大阪公立大学
- 大阪府立大学
- 東洋大学
- 日本大学
- 駒澤大学
- 専修大
- その他、地方国公立大学や専門学校、高等学校など。
採用実績の特徴と傾向
オープンハウスは学歴や出身地域に関わらず、人物重視の採用を行っていることが特徴です。以下に、同社の採用実績に見られる主な傾向を整理しました。
採用実績のポイント | 詳細 |
---|---|
幅広い学歴層からの内定 | 難関国立・有名私大から中堅大学、地方大学、専門学校、高卒まで多様な学歴の内定実績があります。 |
理系・文系どちらも採用 | 営業職は文系出身者が多い一方、技術職・企画職では理系出身者も一定数在籍しています。 |
全国の大学から採用実績 | 首都圏だけでなく、関西・九州・東北・北海道など全国の国公立・私立大学から採用があります。 |
大学名による 偏りは少ない |
選考体験記サイトでも多様な大学の内定者が確認されており、学歴フィルターの傾向は見られません。 |
オープンハウスでは、難関大学の学生はもちろん、中堅大学や地方大学、専門学校、高卒の方にも門戸が開かれており、人物本位の採用を徹底しています。自分の大学名に自信がなくても、積極的にチャレンジできる企業だと言えるでしょう。
オープンハウスの採用に学歴フィルターは存在するの?

オープンハウスの採用において、学歴フィルターは存在しないと考えられます。
同社は、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関大学はもちろん、MARCHや関関同立、地方国公立大学、さらには偏差値50台の中堅大学や専門学校、高卒からの採用実績も報告されています。
また、インターンシップ参加者の声からも、学歴に関係なく選考が行われていることが分かりました。
オープンハウスは実力主義を掲げており、学歴よりも「行動力」や「営業適性」などの人物評価を重視しているため、学歴に自信がない方でも、熱意や成長意欲をアピールすることで内定を獲得できる可能性があります。
【就職難易度】オープンハウスの採用職種・採用数の推移
オープンハウスグループは、毎年300名以上を新卒で採用するなど、不動産業界でも最大規模の採用を行っています。営業職を軸に事務・技術・企画など多様な職種で募集があり、全学部・全学科が対象です。
ここでは、採用職種の傾向や人数の推移、倍率や就職難易度について詳しく解説します。
採用人数について
オープンハウスグループは、近年大規模な新卒採用を展開しています。2025年から2027年の3年間で新卒1,000名の採用を目標に掲げており、2025年度の新卒採用予定人数は300名以上と、業界でも最大規模の採用計画です。
実際、2025年度はグループ会社単体でも過去最多となる80名の新卒社員を迎え入れるなど、積極的な人材拡大を続けています。
営業職を中心に、事務系、技術系、企画職など幅広い職種で募集があり、全学部・全学科が対象です。
採用の男女比について

出典:女性活躍推進について | キャリアと働く環境について | 新卒採用情報
かつて営業職を中心に男性比率が高かったオープンハウスですが、現在は女性の採用と活躍推進にも注力しています。
2013年にはダイバーシティ推進委員会を設置し、女性比率の向上を目指した行動計画を策定しました。2019年には新卒採用における女性比率が30%を超える実績を上げています。
育児休業後の復帰率100%の維持や、女性管理職比率の向上も掲げられている点が特徴です。
採用倍率は30倍超、競争率は高め
リクナビ2026によると、2025年度の採用予定人数(約301名)に対し、プレエントリー数は約10,839人。これをもとにすると採用倍率は約36倍とされ、決して低い倍率ではありません。一方で就活会議のデータでは約10倍とされるなど、媒体によって差がありますが、いずれも高倍率であることに変わりはなく、事前準備が重要です。
働きやすい環境づくりと柔軟な制度
オープンハウスでは「OPENキャリアデザイン制度」など、ライフステージに応じた柔軟な働き方を支援しています。たとえば営業職は2時間から、他職種は4時間からの時短勤務が可能で、勤務開始時間や休日も調整できます。
さらに、性別や年齢、学歴に関係なく評価される制度を整え、社員の声をもとにした働き方改革も進行中です。
【職種別】オープンハウスの初任給
オープンハウスグループは、成果主義を掲げており、不動産業界の中でも高水準の給与体系が特徴です。初任給は職種ごとに異なるため、ここでは各職種の初任給とその内訳について、詳しくご紹介します。
出典:募集要項 | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
1. 総合職Sales(営業職)
営業職の初任給は月額36万円(基本給242,500円、職種手当30,000円、固定残業手当87,500円)です。
基本給に加え、営業手当や固定残業代が含まれています。成果主義の社風を反映し、インセンティブや賞与も充実しています。
2. 総合職Corporate(企画・マーケティング・コーポレート職)
企画・マーケティング・コーポレート職も初任給は月額36万円(基本給275,600円、固定残業手当84,400円)です。
営業職と同様に、基本給と職種手当、固定残業代が含まれています。
3. 総合職Architecture(建築技術職)
建築技術職の初任給も月額36万円(基本給262,500円、職種手当10,000円、固定残業手当87,500円)に設定されています。
技術手当や固定残業代が含まれており、建築・施工管理などの専門職種でも高い給与水準となっています。
4. 総合職IT(社内SE職)
社内SE(システムエンジニア)職も初任給は月額36万円(基本給275,600円、固定残業手当84,400円)です。IT分野の専門性を評価し、他の総合職と同等の待遇となっています。
5. 総合職(事務サポート)
事務サポート職の初任給は月額28万円(基本給225,500円、固定残業手当54,500円)です。他の総合職に比べるとやや低めですが、事務系職種としては業界内でも高水準の初任給となっています。
初任給の総まとめ
株式会社オープンハウスグループの2025年1月のプレスリリースによると、2025年4月入社の新卒採用では、営業職・企画/マーケティング職・建築技術職・IT職の初任給が月額36万円に引き上げられました。さらに、事務サポート職の初任給も月額28万円と、業界内でも高水準です。
この改定により、営業職をはじめとする総合職では、インセンティブや賞与を含めた年収500万円超が初年度から見込まれており、成果次第ではさらなる高収入も実現可能です。実力主義の環境において、入社直後から高い報酬を目指せる体制が整っています。
オープンハウスの平均年収
オープンハウスグループの平均年収は、2024年9月期の有価証券報告書によると約932万円であり、国内不動産業界の中でも高い水準を誇ります。
特に営業職では、成果主義の評価制度が導入されており、20代後半から30代で年収1,000万円を超える社員も珍しくありません。
実際に、営業職の5年目の平均年収は1,025万円と報告されています。このような高収入は、年4回の昇進・昇格機会やインセンティブ制度によって、成果が直接報酬に反映される仕組みによるものです。
出典:株式会社オープンハウス・ディベロップメントの中途採用・転職・求人情報
平均年間給与 | 9,321,227円 |
平均年齢(歳) | 34.3 |
平均勤続年数(年) | 4.2 |
従業員数(人) | 284 (48) |
オープンハウスの募集職種
オープンハウスグループでは、幅広い分野で総合職の新卒採用を行っています。主な募集職種は以下の通りです。
総合職(営業職)
住宅営業(戸建・マンション販売)、土地仕入営業、収益不動産営業、米国不動産営業など。お客様の希望に合わせた物件提案や契約、投資用不動産の販売、土地の仕入れなどを担当します。営業職は成果がダイレクトに評価・報酬に反映されるため、若手でも高収入を狙える環境です。
総合職(建築技術職)
戸建住宅やマンションの設計、施工管理など、質の高い家づくりを支える専門職です。技術系出身者が多く、現場でのマネジメントや品質管理も重要な役割となります。
総合職(企画・マーケティング・コーポレート職)
経営企画、経理、財務、人事、法務、総務など、企業経営の中枢を担う職種です。マーケティング部門では市場調査や広告戦略の立案、IT部門では社内システムの開発・運用も担当します。
総合職IT(社内SE職)
ITを活用した業務改善やシステム開発、ネットワークインフラの構築など、DX推進の要となる職種です。不動産業界のデジタルシフトを支えています。
総合職(事務サポート)
契約後のお客様フォロー、情報管理、財務・経理事務、銀行折衝など、社内業務全般をサポートします。定型業務にとどまらず、主体的に業務改善や新しい仕組みづくりにも関わることができます。
これらの職種は、いずれも「若手のうちから裁量を持って働きたい」「成果をしっかり評価されたい」という志向の方に向いています。
オープンハウスってどんな企業?

オープンハウスグループは、東京都千代田区丸の内に本社を置く総合不動産企業です。1997年の創業以来、都市部を中心に事業を拡大し、業界内で大きな存在感を示しています。
主力の戸建事業では、都心部の駅近という好立地にコンパクトな3階建て住宅を提供する独自戦略で急成長し、マンション事業でも全国トップクラスの供給実績を持っています。
オープンハウスの企業概要

出典:オープンハウスの基礎知識 | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
オープンハウスグループは、1997年に設立され、東京都千代田区丸の内に本社を置く総合不動産企業です。
創業以来、右肩上がりの成長を続けており、2024年9月期には売上高が1兆2,958億円に達し、不動産業界で国内4位の売上規模を誇ります。
従業員数は連結で5,990名(2025年3月末時点)、資本金は約201億円です。
商号 | 株式会社オープンハウスグループ (英文名 Open House Group Co.,LTD. ※2022年1月持株会社体制へ移行、株式会社オープンハウスより商号変更 |
創業 | 1997年9月 |
1997年9月 | 〒100-7020・7021 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー20F(総合受付)・21F |
資本金 | 201億7,327万円 |
事業内容 | グループ会社等の経営管理 |
従業員数(連結) | 5,990名(2025年3月末時点) |
上場取引所 | 東京証券取引所 プライム市場 (証券コード 3288) |
オープンハウスの主な事業内容
オープンハウスの主な事業内容について、公式サイトの事業紹介をもとにまとめます。
出典:事業紹介 | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
戸建関連事業
都心部の駅近という好立地に、コンパクトな3階建て戸建住宅を提供する独自戦略で急成長。東京23区や川崎市、横浜市など都市部に特化し、消費者ニーズを的確に捉えた商品展開が強みです。
マンション事業
戸建で培った土地仕入れ力と企画力を活かし、「オープンレジデンス」「オープンレジデンシア」ブランドで、都心・駅近のマンションを全国No.1の供給戸数で展開。価格競争力と希少性を武器に、即日完売が続出しています。
収益不動産事業
マンションやオフィスビル、商業ビルなどを一棟単位で仕入れ、リノベーションや稼働率向上を図って付加価値を高め、投資家や企業に再流通させています。大都市圏を中心に、20代の若手社員が大型案件を担当するのも特徴です。
米国不動産事業
2017年からは米国不動産への進出も開始。国内富裕層向けにワンストップサービスを提供し、海外投資の新たな選択肢を提案しています。
このように、オープンハウスは戸建事業をコアに、マンション、収益不動産、海外事業へと多角的に事業を拡大し続けています。「日本一」を目指し、今後も新規事業の立ち上げを視野に入れた成長戦略を推進しています。
オープンハウスの社風・働き方
オープンハウスの社風は「実力主義」と「スピード感」が際立っています。
若手であっても成果を出せば年齢や社歴に関係なく昇進・昇給のチャンスがあり、20代で管理職や高収入を実現する社員も多いです。
平均年齢は29歳(2024年時点)と若く、活気とエネルギーに満ちた職場環境が特徴です。
営業職を中心に忙しさやプレッシャーも大きいですが、目標達成意識が高い人や自己成長を望む人には非常にやりがいのある環境です。実際に、成果主義に基づくインセンティブ制度や評価制度が整備されており、努力や結果がダイレクトに待遇へ反映されます。
また、M&Aによる事業拡大や新規分野への挑戦も活発で、常に変化と成長を求める社風が根付いています。社員には「自ら考え、行動し、結果を出す」ことが求められ、チャレンジ精神や主体性が重視されます。
オープンハウスの業界での立ち位置・ランキング
オープンハウスは、首都圏の戸建住宅販売でトップクラスのシェアを持ち、全国展開も積極的に進めています。
オープンハウスの社風は「実力主義」と「スピード感」が際立っています。2024年度の戸建て販売事業売上高は5,890億円で、国内大手ハウスメーカーの中でも4位にランクインしています。不動産仲介事業でも、2025年の売買仲介実績ランキングで8位に入り、店舗数は全国68店舗に拡大しています。
業界全体では、飯田グループホールディングスやダイワハウス、積水ハウスなどの大手と肩を並べる存在となっており、独自のビジネスモデルやスピード経営が高く評価されています。
2016年にはイノベーティブな企業に贈られる「ポーター賞」を受賞し、業界の常識を覆す存在として注目されています。
オープンハウスの社風は「実力主義」と「スピード感」が際立っています。また、業界内ではM&Aを通じた事業拡大や、地方中核都市への進出、米国不動産事業など、他社にはない独自性と成長戦略で差別化を図っています。今後も「日本一の不動産会社」を目指し、さらなる成長が期待される企業です。
オープンハウスの選考フロー

ここでは、オープンハウスの公式サイトの情報をもとに、選考の基本的な流れについて解説します。どのタイミングで何が求められるのか、事前に理解することで対策が立てやすくなるでしょう。
STEP 1:マイページ登録
まず、オープンハウスの新卒採用サイトでマイページを作成します。この登録を通じて、希望職種アンケートへの回答や、説明会の予約が可能になります。
STEP 2:希望職種説明会への参加
マイページから希望する職種の説明会に参加します。この説明会では、職種の詳細や会社のビジョンについての理解を深めることができます。
STEP 3:面接(複数回)
説明会参加後、複数回の面接が行われます。面接では、応募者の人柄や志望動機、キャリアビジョンなどが問われます。
STEP 4:内々定
面接を通過した方には、内々定が通知されます。
オープンハウスの面接でよく聞かれる内容
Unistyle「オープンハウスの内定・通過ES一覧」及び、ONE CAREER「オープンハウスの通過ES一覧」に掲載されている情報をもとに、同社の面接でよく聞かれる質問内容を解説します。
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 営業職への適性(コミュニケーション力、目標達成意欲、ストレス耐性)
- 成果を出すための工夫や考え方
- 将来のビジョン、人生観、覚悟
- 自分の強みや弱み、失敗経験など
また、同社が運営する「オープンハウスまるごとガイド」に掲載された人材開発部マネージャーのインタビューによると、面接では「本音で語ること」が重視されていることがわかります。
「定型的な自己PRではなく、学生のリアルな思いや価値観を会話の中で引き出すことを意識している」と語られており、準備された台本ではなく、自分の言葉で向き合う姿勢が評価される傾向です。
とくに、「なぜこの会社なのか」「どんな人生を歩みたいのか」といった深掘り質問が多く見られるため、自身の価値観や将来像を明確にし、自分の言葉でしっかりと伝えられるようにしておくとよいでしょう。
オープンハウスの選考を突破するためのポイント
オープンハウスの選考は人物重視・本音重視の面接が特徴で、倍率も高く競争が激しいため、事前準備とリアルな情報収集が不可欠です。
ここでは、オープンハウスの選考を突破するためのポイントを具体的にまとめます。
- WEBテスト対策を徹底する
- オープンハウスに合ったガクチカを準備する
- インターンやOB訪問を通じたリアルな情報を集める
WEBテスト対策を徹底する
オープンハウスの選考では、独自形式のWEBテスト(言語・非言語・性格診断)が課されます。
自宅受験が基本ですが、SPIや玉手箱といった一般的な適性検査の問題集を繰り返し解くことで基礎力を養いましょう。特に言語・非言語の基礎問題でミスを減らすことが重要です。
WEBテストはES通過率が高い一方で、一定数の足切りが発生するため、油断せず早めに対策を始めておくことが内定への第一歩です。
志望動機をはっきりさせる
「なぜオープンハウスなのか」「なぜ不動産業界なのか」を明確に伝えることが重要です。
面接では、企業研究や業界研究の深さが問われるだけでなく、自分自身の価値観やキャリアビジョンとオープンハウスの特徴(実力主義・成果主義・成長環境など)をどのように結び付けているかが評価されます。
表面的な理由ではなく、自分の人生観や将来像と絡めて語ることで、説得力のある志望動機を作りましょう。
オープンハウスに合ったガクチカを準備する
オープンハウスは「成果主義」「実力主義」を徹底しているため、学生時代に挑戦したことや目標達成経験、リーダーシップ経験など、主体性や行動力を示すエピソードが重視されます。
面接では「就活の軸」「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」「挫折経験」「成果を出すための工夫」などがよく問われるため、具体的な数字や困難を乗り越えた経験を交えて話すと効果的です。
インターンやOB訪問を通じたリアルな情報を集める
オープンハウスの選考を突破するには、表面的な企業理解では不十分です。実際に働く社員の声や現場の雰囲気に触れることで、志望動機や自己PRに説得力が増します。
ここでは、インターン参加やOB・OG訪問を通じてリアルな情報を得ることの重要性と、その具体的なメリットを紹介します。
インターンに参加することのメリット
オープンハウスのインターンは、短期間でも同社の「本気で向き合う」企業文化を実感できる点が高く評価されています。
社員との距離が近く、リアルな仕事観や社風を知ることができるほか、最終日には役員へのプレゼン機会もあります。そのため、自己成長やビジネススキルの向上を実感でき、自信にもつながるでしょう。
インターン参加者は早期選考や特別ルートに進める場合もあり、志望動機や自己PRにも説得力が増すため、積極的な参加をおすすめします。
出典:オープンハウスグループのインターンシップ&仕事体験 | マイナビ2027
OB訪問することのメリット
OB・OG訪問を通じて、実際の働き方やキャリアパス、社風についてリアルな情報を得ることができます。
特にオープンハウスは「仕事優先」「成果主義」といった独自の文化があるため、OB・OGの体験談を聞くことで、自分が本当にマッチするかを見極める材料になるでしょう。
また、選考対策や面接時のエピソード作り、入社後のミスマッチ防止にもつながります。
オープンハウスが求める人物像
オープンハウスでは、実力主義・成果主義の文化の中で主体的に動ける人材が評価されやすく、特に以下のような資質を持つ人が活躍しています。
- 「挑戦する」野心がある
- 素直さ
- 愚直な努力を続けられる
- 欲求が強い
- 当事者意識をもてる
- チーム目標に共感し、しらけない
ここでは、公式採用サイトや採用責任者のインタビュー、実際の内定者の傾向から、同社が求める人物像について解説します。
出典:求める人物像 | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
1. 「挑戦する」野心がある
オープンハウスグループは「日本一の総合不動産会社」を目指し、スピード感と成長志向を大切にしています。そのため、様々な課題を打破しながら、明るく元気に、熱意を持って挑戦を続ける人が求められます。
また、単に個人で成果を出すだけでなく、チームの士気を高めるようなリーダーシップを発揮できる人も高く評価されることが分かりました。
若手でもマネージャーに抜擢されるなど、年齢や経験に関係なく活躍できる風土があるため、自分の力を試したい人には絶好の環境だと言えます。
2. 素直さ
オープンハウスでは、先輩社員や上司のアドバイスを素直に受け止め、自分なりに考えて行動へつなげられる人が早期に成果を出す傾向にあります。実力主義の環境では、結果に対して真摯に向き合い、改善を繰り返す姿勢が問われます。
「自分のやり方」に固執するのではなく、一度自分を疑い、フィードバックを受け入れて修正できる柔軟性が成長スピードを大きく左右すると言えるでしょう。
3. 愚直な努力を続けられる
オープンハウスでは、「努力は結果に直結する」という考え方が根づいています。特別な才能や経験よりも、粘り強く取り組む継続力が重視されており、地道な努力を積み重ねられる人が着実に成果を上げているようです。
4. 欲求が強い
オープンハウスでは、「もっと成長したい」「より大きな仕事を任されたい」といった強い欲求を持つ人が高く評価されます。
たとえば、「より多くの人の役に立ちたい」「自分の経験を活かしたい」「さらにスキルを磨きたい」といった思いが、困難に直面したときの原動力となり、継続的な成果にもつながるとされています。
5. 当事者意識をもてる
オープンハウスでは、仕事を他人ごとにせず、自らの責任として捉えられる“当事者意識”を重視しています。
この意識を持つ人は、自ら課題を見つけて行動に移し、試行錯誤を重ねることで急速に成長できると言われています。
6. チーム目標に共感し、しらけない
オープンハウスでは、常に高い目標に向かって全社一丸で挑戦する文化があります。そのため、仲間の熱意に共感し、チームの空気をしらけさせずに行動できる人が求められます。
目標に対してポジティブに捉えられる人は、オープンハウスが求めている人材だと言えるでしょう。こうした求められる人物像をイメージしながら、志望動機や自己PR文を作成すると良いかもしれません。
オープンハウスの内定者の特徴
社員や元社員の口コミが投稿される就職情報サイト就活会議によると、内定者には以下のような傾向が見られます。
- 学生時代に部活動やアルバイト、インターン、学外活動などで「目標達成」「リーダーシップ」「困難の克服」などの成果を出した経験を持つ人が多い。
- 「将来どうなりたいか」「どんなキャリアを歩みたいか」といったビジョンを明確に語れる人が評価されやすい。
- 面接では「志望動機」よりも「自分の人生観」「成長意欲」「覚悟」など、内面の熱意や継続力が重視される傾向が強い。
- 実力主義・成果主義の環境でこそ自分を試したい、という強い意欲を持つ人が多い。
- 失敗や挫折経験も隠さず語り、そこから何を学び、どう成長したかをアピールできる人が多い。
また、オープンハウスは「挑戦する心」「素直さ」「愚直な努力」「強い成長意欲」「当事者意識」「チームワーク」「諦めない姿勢」を重視しています。内定者は、これらの資質を学生時代の具体的な経験を通じて体現している点が共通していることが分かりました。
成果主義・実力主義の環境で自分の力を試したいと考えている方にとって、オープンハウスは魅力的な職場といえるでしょう。
オープンハウスと似ている企業

オープンハウスと似ている企業には、三井不動産リアルティ、住友不動産販売、野村不動産グループ、東急リバブル、プレサンスコーポレーションなどが挙げられます。
これらの企業はいずれも不動産仲介・販売に強みを持ち、若手が成果を出しやすい実力主義の社風や、営業職における高収入のチャンス、成長環境の整備といった共通点があります。
三井不動産リアルティ
「三井のリハウス」ブランドで知られ、個人向けの不動産売買仲介に特化し、30年連続で仲介件数トップを誇る大手です。店舗数や対応エリアの広さ、ブランド力が強みで、全国規模のネットワークと高い信頼性を持っています。オープンハウスと比べると、待遇面や成長環境ではオープンハウスがやや高評価ですが、ワークライフバランスや有給消化率では三井不動産リアルティが優れています。
出典:三井不動産リアルティ
住友不動産販売
「住友の仲介ステップ」で有名な住友不動産販売も、全国規模の店舗網と豊富な取引実績を持つ大手仲介会社です。営業職の成果主義や若手の早期抜擢など、オープンハウスと共通するカルチャーがあり、実力次第で高収入やキャリアアップが可能です。
出典:住友不動産販売
野村不動産グループ
野村不動産グループは、マンション分譲やオフィスビル開発、仲介事業など幅広い不動産サービスを展開しています。特に「プラウド」ブランドのマンション開発で知られ、営業職の評価制度や成長機会の多さ、若手の活躍環境など、オープンハウスと似た特徴を持っています。
出典:野村不動産
東急リバブル
東急リバブルは、東急グループの一員として首都圏を中心に全国展開する大手仲介会社です。売買仲介件数や店舗数も業界トップクラスで、成果主義の評価制度や若手の早期活躍を推進しています。研修制度やキャリア支援も充実しており、実力主義を志向する方に向いています。
出典:東急リバブル
プレサンスコーポレーション
関西圏を中心にマンション分譲事業で急成長している企業です。若手のうちから大きな裁量を持ち、成果主義・実力主義の風土が根付いています。営業職のインセンティブも高く、オープンハウス同様、早期から高収入を目指せる環境です。
出典:プレサンスコーポレーション
これらの企業は、不動産業界の中でも営業職の成果主義や若手抜擢、成長スピードの速さという点でオープンハウスと共通しています。自分の実力を早く試したい、成果をしっかり評価されたいという方には、オープンハウスだけでなくこれらの企業も選択肢となるでしょう。
オープンハウスの採用に関するよくある質問

オープンハウスへの就職や難易度に関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。
選考フローや働き方、福利厚生など、気になるポイントを事前に把握しておくことで、安心して選考に臨めるでしょう。応募前の疑問解消にぜひご活用ください。
まとめ

オープンハウスは、不動産業界で急成長を続ける大手企業です。実力主義・成果主義の社風が特徴で、若手でも成果を出せば高収入や早期昇進が可能な環境が整っています。採用にあたっては、学歴フィルターがなく、全国のさまざまな大学から内定者が出ている点も特徴です。
就職難易度については、業界内でも高い水準にあります。新卒採用では毎年多くの応募が集まり、採用倍率も高くなっています。就活サービスの就職難易度指標でも「高い」と評価されており、数あるサービス業界の中でも上位に位置しています。
この背景には、給与水準の高さや急成長企業であること、実力次第で若いうちから活躍できる環境が整っていることなどが挙げられます。
選考では、自己分析や企業研究をしっかり行い、「なぜオープンハウスなのか」「どのように成果を出せるか」を自分の言葉でしっかり伝えることが重要です。
特に、成果主義の社風に合うかどうか、主体性やコミュニケーション力、成長意欲が重視されます。挑戦心や成長意欲がある方には、やりがいの大きい職場といえるでしょう。
よくある質問
Q. 文系でも採用されますか?
A. はい、営業職や事務系総合職では文系出身者が多く活躍しています。学部・学科不問で応募できるため、文系・理系を問わず幅広い人材が採用対象です。
Q. 配属先はどのように決まりますか?
A. 本人の希望や適性、選考時の評価をもとに総合的に判断されます。希望勤務地や職種もできる限り考慮されますが、会社の状況や事業展開によっては希望に添えない場合もあります。
Q. 営業ノルマは厳しいですか?
A. 成果主義のため、明確な目標(ノルマ)が設定されています。ノルマの基準は契約本数や金額ベースなどさまざまですが、達成すればインセンティブや昇進のチャンスが大きく広がります。努力や成果が正当に評価される風土です。
Q. 転勤や異動は多いですか?
A. 全国展開しているため、転勤や異動の可能性はあります。勤務地は本人の希望も考慮されますが、事業拡大や組織体制によって異動が発生することもあります。
Q. 不動産業界に興味がなくても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。入社時点で不動産業界に詳しくなくても、入社後の研修やOJTでしっかりサポートされます。実際に、元々不動産に興味がなかった社員も多く活躍しています。
Q. 選考フローや提出書類について教えてください。
A. マイページ登録後、希望職種アンケートと説明会参加、複数回の面接を経て内々定となります。エントリーシート(ES)は不要で、履歴書のみ提出という年度もあります。全員と面接する方針です。
Q. 初任給や給与体系はどうなっていますか?
A. 2025年4月入社の初任給は大卒・院卒ともに月給36万円(基本給+職種手当+固定残業手当)です。営業職はインセンティブが充実しており、成果に応じて年収が大きく変動します。賞与は年2回、昇給・昇格の機会も年4回あります。
Q. 休日や残業について教えてください。
A. オープンハウスの公式サイト「募集要項」によると、年間休日は115日(計画有給含む)と記載されています。職種によって勤務時間帯は異なりますが、いずれも所定労働時間は1日8時間です。
固定残業手当として、30〜42時間分の時間外労働手当が給与に含まれており、超過分は追加支給されます。業務状況によっては残業が発生する場合もありますが、手当は明確に定められています。
出典:オープンハウスの公式サイト「募集要項」
Q. オープンハウスはどんな社風ですか?
A. オープンハウスは、活気があり社員同士が前向きに仕事へ取り組む風土が根づいています。公式サイトには、以下のように明記されています。 A. 社員が一丸となって仕事に取り組んでいるので、活気があり前向きな社風です。社長をはじめ社員を大切にする文化がありますので、部下が成長できるように本気で向き合ってくれる上司が多いのも特徴です。 出典:採用FAQ | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
Q. オープンハウスは大手ですか?
A. オープンハウスグループは不動産業界で大手企業とされています。2024年9月期の連結売上高は1兆2,958億円を記録し、業界内で第4位の規模を誇ります。創業以来、右肩上がりの成長を続けており、今後もさらなる拡大が期待されている企業です。
出典:オープンハウスの基礎知識 | オープンハウスグループ | 新卒採用情報
Q. オープンハウスの入社難易度は?
A. オープンハウスの入社難易度は、他の大手不動産企業と比較するとやや低めとされています。リクナビのデータによれば、2025年度の採用予定人数は301名以上で、プレエントリー数は10,839人(2025年2月時点)となっており、推定採用倍率は約36倍です。
Q. オープンハウスは就職ランキングで何位ですか?
A. オープンハウスは、東洋経済オンラインが発表した「就職人気企業ランキング」上位300社には含まれていません。
Q. オープンハウスの学歴は?
A. オープンハウスは学歴よりも人物重視の採用を行っており、学歴フィルターは存在しないと考えられています。実際に、東京大学や京都大学などの難関大学から、地方国公立大学や中堅私立大学、専門学校、高卒まで幅広い学歴の内定者がいます。
Q. オープンハウスの平均年収はいくら?
A. オープンハウスグループの平均年収は、2024年9月期の有価証券報告書によれば約932万円(連結・正社員平均)です。
Q. オープンハウスの福利厚生は充実している?
A. オープンハウスは福利厚生が充実しています。報酬制度やキャリア形成支援、健康診断、資格取得支援制度、出産祝い金(最大100万円)、育児休暇制度、時短勤務制度など、多岐にわたる制度が整備されています。
出典:福利厚生 | コーポレート / マーケ / IT職 新卒採用サイト|株式会社オープンハウスグループ
Q. オープンハウス・アーキテクトとの違いは?
A. オープンハウス・アーキテクトは、オープンハウスグループの一員で、主に建築設計や施工を担当しています。一方、オープンハウスは不動産の販売や仲介を主な事業としています。両社は連携して、住宅の提供から販売までを一貫して行っていることが特徴です。