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就活コラム
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就活がうまくいかないのはなぜ?8つの特徴と対策法をご紹介!

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学生時代に多くの方が経験する就活。企業から簡単に内定をもらえないことから、心が折れてしまう方も多いのではないでしょうか。多数の企業に応募しているにもかかわらず、内定がいつまでももらえないと自分を否定されている気がしますよね。しかし就活で悩んでいる方、就活がうまくいかない方には共通のある特徴が。そこで今回は、就活がうまくいかない人の6つの特徴と、その対策法をご紹介します。

目次

  1. 就活がうまくいかない人の8つの特徴
  2. 就活に失敗しないための6つの対策
  3. 就活がうまくいかない時はどうする?気持ちの切り替え方
  4. 専門家にアドバイスをもらう
  5. まずは行動あるのみ!

就活がうまくいかない人の8つの特徴

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就活で企業から内定をもらうのは簡単、そう考えている学生もいるのではないでしょうか。
どこでもいいので内定を一つ以上もらうということであれば、たしかに難しくはないかもしれません。しかし1人しか採用しない企業や、倍率が数百、数千倍になる大手企業を志望するのであれば、就活はうまくいかない人のほうが多いのではないでしょうか。そこでまずは、就活がうまくいかない人の8つの特徴をみていきたいと思います。

自己分析が不足している

多くの就活がうまくいかない学生が、自己分析が足りていません。その理由としては、「自分のことは誰よりも自分が分かっている」と考えてしまうからです。自分の強みや独自性をESや面接でアピールできるのは、あくまで自己分析の大前提です。大切なのは、自分の強みをよく理解した上で、「自分のこの長所は企業にとってどう役立つのか」「社会的にどんな価値があるのか」ということまで深堀することです。英語を必要としない会社に、英語が話せるという強みをアピールしても採用にはつながりません。自己分析は、自分の強みを理解しただけでは不十分なのです。

企業研究がおろそかになっている

自己分析の次に行う必要があるのが「企業研究」です。企業研究が十分でないと、どんな人材を企業が求めているのかを理解できず、自分の強みをどう生かすのかを説明できません。そのため「どのような事業を展開しているのか」「どのような能力や人材が求められているのか」ということを、企業研究では把握する必要があります。合同説明会やOB訪問は内定をもらうために行うケースもありますが、企業への理解を深めるという側面もあります。これらの手間を惜しむと、インターネットで誰でも調べることができる情報だけで就活をしなければいけなくなるので、内定をもらえる可能性を自分から低くすることにもつながります。

業種や職種を絞りすぎている

業種や職種などで自分の志望範囲を絞ってしまうことは、2つの意味で危険性があります。1つは、単純に成功確率が下がってしまうということ。志望する企業が少なければ少ないほど、内定をもらえる可能性も少なくなります。就活がうまくいかないという人は、あえて企業を絞ることなく、大きな視野で業種や職種を見ていくのが良いでしょう。また、もう1つの危険性として、自分の可能性をつぶしてしまうことが挙げられます。本当にその業種や職種でないと夢が叶えられないのかどうか、もう一度考えてみる必要があります。

自分勝手な自己PRをしている

就活の面接において学生が陥りがちなのが、自己PRにおいて物事の「伝え方」に配慮ができない、ということです。伝えたい内容がいくら立派なものであったり企業が求めているものであったりしても、「伝え方」がうまくいかないと自分勝手に話をしているだけの人になってしまいます。面接官は、あなたとは違う価値観や経験を持ち、違う視点で物事を見ている、いわば他人です。就活の準備では、伝えたい内容を考えたら、次にあなたの伝えたいことをどのような順番や言葉で相手に届けたらよいのか、を考えておくようにしましょう。

サークル活動に逃げてしまう

就活がつらくて、ついサークル活動をしてしまう。このような学生も多いのではないでしょうか。
気持ちは理解できますが、サークル活動に逃げても内定をもらうことはできません。もちろん友人との食事や息抜きにサークル活動をすることで英気を養うことは重要です。しかし友人とお酒を飲み過ぎて二日酔いの状態で面接に足を運んでしまっては、もらえるはずの内定ももらえなくなってしまいます。

アルバイトを優先する

アルバイトを優先するあまり、面接の前日に夜勤を入れる学生もいますが、これも就活がうまくいかない人の特徴です。就活は人生を大きく左右します。そのため面接前日の時間は、次の日の面接のために時間を使うべきです。社会人になったら、常に物事に優先順位をつけて行動しなければいけません。人生を左右するアルバイト内容でなければ面接前日は断り、対策に時間を使いましょう。

「何とかなる」は不採用の前兆

サークル活動やアルバイトを面接前日に入れる学生は、「面接なんて何とかなる!」と考えているかもしれませんが、なんとかならないケースが現実には多々あります。採用担当者は数え切れないほどの学生と面接をしているので、事前準備をしていなければ答えることができない質問も用意していることがあります。能力がどれだけ高くとも、事前準備を怠ってしまうと落とされる可能性が高くなるという事実は覚えておきましょう。

面接の対策をしていない

面接は友達との日常会話とは違い、面接官が理解しやすい話し方や説明をする必要があるので、必ず対策をする必要がある項目です。特に本番では緊張して、なにを言おうと思っていたのかを忘れてしまうなんてことも。エントリーシートや企業分析で手間をかけてきたからこそ、最後の詰めを誤ら怠らないようにしましょう。どれだけ魅力的な強みがあっても、企業に対する理解度が高くても、アピールできなければ意味がありません。面接が苦手な方だけでなく、得意な方も一度は対策をしておくべきです。

就活に失敗しないための6つの対策

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採用担当者によって重視するポイントは異なりますが、要点を押さえることで内定をもらえる確率は高くなります。1%でも内定の確率を高くするために、今日からできる6つの対策法もご紹介します。

エントリーシートは徹底的にこだわる

就活はなによりまず書類選考からスタートします。エントリーシートと履歴書を提出して選考が行われます。つまり書類の質が低ければ、どれだけ企業に応募しても面接には至らないということです。またエントリーシートに記載されている質問内容は面接でも聞かれる可能性が高いので、エントリーシートにこだわっている就活生とそうではない人とでは、最初から大きな差が生まれていることになります。

また面接はエントリーシートを参考に行われます。面接官は就活生のエントリーシートを読んで質問をしてくるので、面接の前にどれだけ興味を持ってもらえるかも重要なポイントになります。
一次面接はエントリーシートで決まるという気持ちで徹底的にこだわりましょう。

内定が目的ではなく、働き始めた後をイメージする

大手企業の採用担当者であるほど、数え切れないエントリーシートに目を通します。そのため将来性のある人材を確保するためにシビアに就活生を見極める必要があるので、いくつかのポイントを重要視しています。そしてその一つが、内定をもらうことを目的とするのではなく、企業に入社して働き始めた後の自分をイメージできているかどうかです。例えば、「弊社に入社してからどんなことを成し遂げたいですか?」という質問は、どこにゴールをおいて就活をしているのかを判断する質問の一つです。これらの質問に明確なビジョンを持って答えられると、採用担当者からの印象が良くなります。

遊ぶために全力を尽くす

応募も面接も行なっているのに就活がうまくいかず、就活へのモチベーションを保てなくなる学生もいるでしょう。その時は就活を終わらせた後の自分を想像することをおすすめします。就活を早く終わらせることができれば、サークルやバイト、旅行も好きなだけ行うことができます。
一方で就活が終わらないと、友人が遊んでいる間もエントリーシートの作成や面接を自分だけが行うことになります。遊ぶために楽な企業を選ぶことは本末転倒ですが、自由な時間を少しでも多くするために、短期間で就活が終わるよう全力を尽くしましょう。

就職浪人の大変さを知る

就活生には在学中に就職先が決まらず、就職浪人をする方もいます。どうしても入社したい企業や職種にこだわった前向きな理由も考えられますが、やはり就活浪人の大変さを事前に認識しておきましょう。例えば面接官のなかには就職浪人に悪いレッテルを貼っている方もおり、新卒時よりも入社が厳しくなることもあります。「どこか欠陥があるのではないか」「人間性に問題がないか」など、就職浪人というだけで悪い先入観が持たれがちですので、就職浪人は避けるのが賢明だといえます。

声のトーンと滑舌を確認する

面接で失敗しないために模擬練習をするのは効果的な方法ですが、それ以外に自分だけでできる面接対策法もあります。それは自分の声を録音して、客観的に聞いてみることです。スマートフォンで録音するだけでいいので、試しに以下の文章を録音してみましょう。
「私は大学在学中に、アルバイトで成果を挙げることにこだわりました」
ここで重要なのは、録音した自分の声が客観的に聞いて好印象を抱けるトーンであったかどうかです。滑舌が悪くて聞きにくかったり、早口で焦っていたりする印象を抱いたのであれば、いま修正しましょう。普段自分が話している声と録音している声の印象は大きく異なりますが、面接官には録音している内容が伝わっています。

受ける企業の数を増やす

受ける企業の数を増やす、最後の対策方法はこれに尽きます。
就活における軸は人それぞれ異なりますが、企業を厳選しすぎると自分から採用される可能性を下げてしまうことになります。第一希望としている企業に入社したいと考えていても、他の企業に目を向けることは重要です。受ける企業の数が少ないということは、それだけ就活生としての経験値が少ないということです。第一志望の企業に内定をもらうためにも、事前にしっかりと経験値を積んでおきましょう。

就活がうまくいかない時はどうする?気持ちの切り替え方

気分転換に遊ぶ

就活を毎日頑張っていると煮詰まってきて、視界が狭くなってしまうことがあるかもしれません。就活以外の物に触れないと就活がすべてになってしまい、目の前の人からの評価や目先の利益に目がいき、本当に自分が求めているものを見失ってしまうこともあります。そんな時は、自分らしさを取り戻すために思い切って遊びましょう。休んでしまうと周りの人に置いていかれるのではないか、と思う人もいるかもしれませんが、煮詰まった頭で毎日就活に向き合ってうまくいかないより、一度リフレッシュし、質の良い就活をするのがおすすめです。

友達に就活の練習に付き合ってもらう

就活の面接では様々な質問をされますが、自分の考えを整理したり、思っていることを上手に言語化したりするのはなかなか難しいですよね。そこでおすすめなのが、友達に練習に付き合ってもらうことです。友達は企業の人事ではないですが、あなたにとっては、面接官と同じく「第三者」です。つまり、あなた自身について、あなた以外の視点をもって質問をすることができる存在と言えます。「他人に言葉で説明すること」「自分が持ったことのない視点で物事を見ること」など、友達に就活の練習に付き合ってもらうメリットは多くあります。

OB、OGに会いにいく

OB、OGは既に就活を経験し、内定を得て現在は企業での仕事に従事しています。そのため、就活がうまくいかないといった相談から、企業について深く知るための質問などOB、OGには幅広い範囲で就活の支援をしてもらうことができるでしょう。特に、就活に行き詰まっていたり、自分の方向性が明確でなかったりする人はOB、OGに会うことをお勧めします。企業に知り合いがいない場合は、人事に「OB、OGの方と会わせてください」と相談してみましょう。

専門家にアドバイスをもらう

分からないことやできないことを解決するのに一番手っ取り早い方法は、「専門家に聞く」ことです。

面接で成功するためのコツなどはもちろん、特に「自分にはどんな企業が向いているのかわからない」「行動するのが怖い」など、自分の就活の軸がまだ出来上がってない人は、まず広い知識を持つ専門家に話を聞いてみるのが良いでしょう。

このような段階から専門家に相談をしておくと、自分にとって最適な企業を選択することができ、後々後悔をすることも少ないのではないでしょうか。

まずは行動あるのみ!

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就活がうまくいかない人の特徴と失敗しないための対策法をご紹介しましたが、まずは行動しなければ就活は始まりません。書類作りや面接のコツを掴み、就活に慣れるためにも応募する企業を増やすことが重要です。ただし企業研究や自己分析を怠ると、応募した企業にただ落とされるだけということもありえます。

就活で初めからスムーズに内定がもらえた人はあまりいないので、少しずつ就活の雰囲気や流れに適応していきましょう。行動するのがまだ怖い人は、まず専門家に相談するのもいいかもしれません。

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